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「やはた」または「やわた」と「はちまん」があると思います。

「やはた」または「やわた」としたときの意味と「はちまん」としたときの意味には違いがあると思います。
その意味の違いと、時間的にどちらが早いのか、ということが今回の疑問です。よろしく教えてください。

gooドクター

A 回答 (5件)

   父が生まれた地名に「ハチマン」があり、妹が嫁に行った先が「ヤワタ」なので、今まであまり身近で気づかなかったことのご質問で、たいへん勉強になりました。



1。ことば
   漢字が中国から輸入される前から我が国固有の言葉が(やまとことば、とも)ありました。これが「ヤハタ」だと思います。

    「ヤ」は、ヒフミヨと進む「8」の意味と、「チヨニヤチヨニ」、とか「ヤオヨロズ」のように「たくさん」、「数が多い」と言う意味です。ハタは「旗」、すなわち神の居場所を示すものですから、神道と関係があります。今も村祭りに沢山旗が立つ、ああいう感じでは無いでしょうか。  

2。漢字
   これに 八幡 という漢字を当てるのは下記のように737年以前にはありません。言い換えれば『万葉集』とか『古事記』にはこの記載がまだ無い訳です。しかもこの頃の読みは「ハチマン」ではなく、「ヤハタ」であったとされています。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%B9%A1 …

     これが「ハチマン」と漢字読みになるのは、仏教と神道がこの神を共有したあとで、那須与一の「南無八幡大菩薩」などという、純粋主義者からみれば奇妙なお祈りが生まれる素地ができました。

    そこで「その意味の違いと、時間的にどちらが早いのか、ということが今回の疑問です。よろしく教えてください」というご要請ですが

   意味の違いは、基本的には無いと思います。用法としては、地名、神社名、など#1さんがご指摘の通りです。

   時間的には「ヤハタ」が先で、音読みの「ハチマン」が後です。

   なお「ヤハタ」が「ヤワタ」に代わるのは「話し言葉」では平安時代(下記)、「書き言葉」では、1946年(改訂1986年)です。
   http://kotobank.jp/word/%E3%83%8F%E8%A1%8C%E8%BB …
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NO.4から 追記します。


『南無八幡大菩薩』(なむはちまんだいぼさつ)は,源氏系武士達が決戦に臨んで唱えた呪文です。八幡神(はちまんしん・やわたのかみ)の加護を祈りました。
清和天皇の子孫清和源氏が,天皇家の遠祖,応神天皇とその摂政を務めた母神,神功皇后を主祭神とする九州八幡の神社から,京都の男山(石清水)に勧請したことは肯けます。源氏の八幡太郎義家が,九州北部で大暴れした武勲とも関係するのかも知れません。
因みに平氏は,高野山真言宗を勧請して安芸の厳島神社を建立,自らの守護神としました。神仏混淆の時代でしたから,特に不思議なことでも無かったようです。
『八幡』は数多くのハタの意味することは,他の回答にもあります。また,「ハ」音と「ワ」音が入れ替わりやすいことは前回述べました。入れ替わりと言うよりは,「ハ」の音から「ワ」の音への音便訛りと言うべきでしょう。
『今日は天気良し』を,奈良時代には『ケケハテケエシ』と発音したようです。
これらを総合して,『ヤハタ』が『ヤワタ』より古く,その変化は奈良時代から平安時代への過渡期に起きたと解釈できます。
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この回答へのお礼

お手数でした。ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 11:34

「ハ」と「ワ」は,発音と表記が入れ替わる代表例です。


「今日は」と書いて「コンニチワ」と発音し,下に付く「ワ」は「はと書け」と教わります。
意味に違いは無く,呼称の習慣によると思われます。
因みに京都府八幡市を訪れたとき,市職員に念のため尋ねました。
「ヤワタ市」と読むのが正解だそうです。
一寸法師の鬼退治で有名な,石清水八幡宮のある町です。
八幡社は,源氏の守護神でしたから,鎌倉期以降は特に広く分布するように成りました。
出雲以外の山陰地方にも,八幡(はちまん)様は沢山見られます。社史には鎌倉期以降の勧請が記されています。源氏による地方権力掌握の為の,有力武士団の配置に伴うものかと考えています。
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  #2です。

補足です。

1。意味
    意味は、沢山の、神の依り代(よりしろ)である旗が立っている(場所) > 神が沢山居るところ > 安全な場所、このような解釈で、神社の名前、地名、などに多いのだと思います。

    下記の神社分類で、八幡信仰が第1位を占め、7817社ある、というのもこのようなよい意味があるからかも知れません。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%B9%A1 …
    

2。相違がないこと
   意味が違わないのは、一つの言葉を、訓がはじめ、後でそれに当てた漢字を音読みしたためです。

    昔、日本語には高貴の人が居る時、敬意を表して、「オハス」という言い方がありました、それに漢字を当てて「御座す」と書き、それを音で読んで「ゴザ」います/る、が産まれました。

    僕が学生の時、自己紹介で「○○でございます」と言ったら、国語学の教授から「自分には敬語を使わない方がいいよ。『○○です』だね」と言われたことを今も覚えています。

    「ヤハタ」に、「八幡」と云う漢字を当て、その漢字を音で読んで「ハチマン」ができた過程に似ています。
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この回答へのお礼

「オハス」もありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 11:37

 


 地名;やわた、やはた(福岡県)、はちまん(岐阜県、大分県の神社)、
姓氏。(それぞれの年代に確証はないが、新しい順とみられる)
 
…… 1.やはた【八幡】福岡県北九州市西部の地名。八幡東区と八幡西
区に分かれる。もと独立の市で製鉄所を中心に発展。
2.やはたせいてつじょ【八幡製鉄所】── 大辞林(三省堂)
…… 2.やはた【八幡】姓氏の一つ。── 日本国語大辞典
 
…… 1.はちまん【八万】〔専門〕 仏「八万四千」の略。2.はちまん
【八幡】1 (名) 「八幡神」「八幡宮」の略。2 (副) 〔補説〕八幡神
に誓って、の意[1](下に否定の語を伴って)誓って。まちがいなく。
[2]本当に。誠に。―気に入申候〔出典: 浮世草子・一代男 7〕
[3](感動詞のように用いて)どうか。必ず。―一夜のお情あれ〔出典
:浄瑠璃・嫗山姥〕 ―命かけて堪忍ならず〔出典:風流仏(露伴)〕
 
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/7/00 …
── 幸田 露伴《風流仏 1919‥‥ 天佑社 20031229 青空文庫》
http://booklog.jp/entry?keyword=%E9%A2%A8%E6%B5% …
 
[2]本当に。誠に。―気(略) 3.はちまん【八幡】岐阜県中部、郡上
郡の町。古来美濃と飛騨を結ぶ交通の要地で、近世は城下町。郡上踊り・
郡上温泉などで知られる。── 大辞林(三省堂)
 
…… 2.八幡朝見神社 大分県別府市別府に鎮座。朝見八幡ともよばれ
る。誉田別尊(ほんだわけのみこと)、大鷦鷯(おおささきの)尊、
足仲彦(あしなかひこ)尊、気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)
を祀る。3.はちまん【八幡】姓氏の一つ。── 日本国語大辞典
 
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この回答へのお礼

お手数でした。ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/06 11:32

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