
スタジオモニタースピーカーをセッティング中です。
音像がいまいちはっきりしなくて、
インシュレーター代わりにスピーカーの下にスポンジに近いゴムを敷いたところ、低中音域が強調され、こもった感じになっていしまいました。少し固い音になると思っていたので意外でした。柔らかめの素材なので共振してしまったのでしょうか?
次はレンガのようなものを置いてみようと思いますが、レンガ等のブロックは効果ありますでしょうか?
また、パンニングを極端にするミックスを頻繁に行う為、定位をはっきり極端にモニタリングしたいので、スピーカー位置を結構広げたいのですが、そうすると、自分の点が短い二等辺三角形になてしまいますが、これは思わしくないのでしょうか?
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは
>音像がいまいちはっきりしなくて、インシュレーター代わりにスピーカーの下にスポンジに近いゴムを敷いたところ、低中音域が強調され、こもった感じになっていしまいました。少し固い音になると思っていたので意外でした。柔らかめの素材なので共振してしまったのでしょうか?
スピーカーシステムは、スピーカーの振動を効率よく設計した方向へ飛ばすものですね(^^)
もしもスピーカーの振動によってスピーカーシステム全体がぐらぐら動く設置では機能を満たせません。
スピーカー台は高さ調整の意味もありますがスピーカーの振動でスピーカーシステムがぐらつかないように支える役割もあります。
ということで他からの振動をスピーカーシステムが拾うのを防ぐインシュレータではなくスピーカーシステムが揺れたり振動しないように床に固定するものを選んでください。
例えば床を叩いてボンボン音がするようでは、スピーカーシステムの振動を床で共振して変な音色を付加している可能性があります。
床が鳴らないようにするには重くして振動しにくくする方向で考えましょう。
例えばホームセンターで売っているどぶ板のような重量物をベースにスピーカーシステム式台を作るか市販されているスピーカーベースを使います。
このときに床とスピーカーシステムと式台にガタがあってはいけません(指で押してみてふらつくようではいけない)。ガタの原因になる隙間を3個の10円玉(4個だとガタがとれない)や手術用の極薄手袋のゴムを小さく切ったものを最小限使用して隙間を解消するなどのカットアンドトライが必要です。
最後に鳴らしているスピーカーシステムに触ってみてビリビリ振動しているようでは、厳密な定位(パン位置確認)は望めないので一番ビリビリしている箱の部分に鉛入りブチルゴムテープや重量級鉛板などを適当なところに張ったり乗っけたりして対策してみるといいでしょう(^^)v
スタジオでエンジニアがミキシングルームでモニタリングしているところを見たことがありますが家庭では考えられないような大音量で鳴らしていましたよ。モニタースピーカーを(^^;
No.3
- 回答日時:
スピーカーを置く台は硬く思いものが理想です。
また、上にも重いものを乗せたほうがいいのです。
よくホームショップにおいてある家の塀用のブロックが安くていちばんいいです。
また、スピーカーが低いほうが低音が出ます。高くすれば低音がでにくくなります。
ただ(高い音がでる)ツイーターの高さを耳の高さにすることが基本です。
スピーカーの置く幅はオーケストラ等の楽器数が多いCDをかけてみて音が中抜けしなければどれだけ広げてもかまわないと思います。
上にブロックを置く理由は振動板が動くときのスピーカー本体の反動を防ぐことで
音の解像度があがり
クリヤな音になります。
ちょっとでも変えれば音は変わりますのでいろいろ試してください。
No.1
- 回答日時:
>> 柔らかめの素材なので共振してしまったのでしょうか? //
あまり専門的なことまでは分かりませんが、いわゆる「柔らかい」の意味が問題です。
(1) たとえば、びっくり箱のように、ふにゃふにゃのバネの先に人形を付けると、人形はいつまででも振動し続けます。「柔らかい」台の上にスピーカーを置くと、このように、振動がいつまでも減衰しない結果、ウーファーの振幅が干渉を受けて乱れることがあります。
(2) これとは反対に、洗濯機やエアコンの室外機の下にゴムなどを敷いて振動が伝わるのを遮断できる場合もあります。これは、「柔らかい」台の上に振動するものを置いて、期待した効果が出る場合です。
(1)の意味での柔らかさを「剛性」、(2)を「内部損失」などと言うようですが、要するに、スピーカーの土台としては「剛性が高くて内部損失も高い物体」が適している、ということになります。なかなか難しい要求ですが、ゴムやスポンジ系でもモニタースピーカー用として製品化されているものであれば、比較的良いように思います(ただし安くはありません)。硬質な素材で比較的安く、手に入りやすいのは木材です。
>> レンガ等のブロックは効果ありますでしょうか? //
お勧めしません。
上記の通り、「剛性が高くて内部損失も高い物体」というのは難しく、どのような物体でも必ず固有の共振点を持っています。振動する物体は音波を発するので、要するに、インシュレーターとして「敷いたものの音」が加味されます。
この共振音は、単純に言えば「その物をぶっ叩いたときの音」です。レンガやブロックを叩くと、「ギンッ!」という鈍くて耳障りな音が出ます。スピーカーの土台としては、最悪な素材の1つと言って良いでしょう。
使うなら、せめて薄手のフェルトやコルクで包んでしまい、汚い音が出にくくなるように工夫した方が良いでしょう。
>> 自分の点が短い二等辺三角形になてしまいますが、これは思わしくないのでしょうか? //
問題ありません。
モニタースピーカーは、何かをモニターするという目的をもって使うスピーカーです。「パンが極端に出ることで意図した音楽制作ができる」のであれば、そのように設置するのが正しい使い方です。もちろん、そうではない(一般的な置き方の)スピーカーで聞かれる場合を想定しておく必要もあるので、「このスピーカーはパンを強調するために左右の間隔を広げてあるから、普通のセッティングのスピーカーだとこんな感じで聞こえるだろう」というアタリが付いていることは前提になります。
>> 音像がいまいちはっきりしなくて //
問題の原因をハッキリさせた方が良いでしょう。
確かにインシュレーターを変えれば音も変わりますが、それ以上に、壁や床(というよりコンソールや作業台)からの距離、部屋の反響などの方が遥かに影響力があります。
簡単なのは、誰かに手伝ってもらって、音を出しているスピーカーを持って部屋中を歩き回ってもらうことです。音が濁る位置と、比較的クリアに聞こえる位置があるのがよく分かるでしょう。あるいは、壁に毛布などを吊るしてみるのも変化があります。
こうやってある程度まともな置き場所を見つけた上で、微調整としてインシュレーターなどを工夫するのが正しい順番で、「音が曇ってる。じゃあレンガでも敷いてみよう」というのでは、かえって状況を悪化させることになりかねません。
回答有り難うございます。非常に参考になりました。
つい先日までヘッドホンのみでモニターをしていたので、その感覚に慣れてスピーカーから出てくる音に違和感があるというのが大きいかもしれません。実際はそこそこいい音が作れているかもしれません。ありがとうございました。
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