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新聞で読んだんですけど、東大の浜田純一学長は入学式で以下のように述べたそうです。

「何よりも皆さんに期待するのは、大学にいる間に死に物狂いで学んでほしいということです。皆さんが単に日本の中でのエリートにあるにとどまらず、世界のエリートとして活躍することを期待しています。そのために、さらに学ぶべきことは無限にあります」「東大生の学習時間は週六時間から十時間だが、米国の有力大学の学生に比べて短い」「学ぶことにハングリーになれ」


そこで質問ですけど、浜田学長が「死に物狂いで勉強しなさい」と言ったのは、日本は国土も資源もないから頭脳で勝負するしかないんだよ、勉強しなかったら日本は世界で生き残れないよ、という意味なのですか?その辺のところを教えて下さい。


それから、東大生の勉強時間が週六時間から十時間だということですけど、僕は一瞬、誤植ではないかと目を疑いました。日本のトップ頭脳でありエリートである東大生の勉強時間がこんなに短いなんて本当ですか?僕には信じられません。本当だとしたら、これは国益を損なう大問題だと思うんですけど、どう思いますか?

A 回答 (4件)

> 「死に物狂いで勉強しなさい」と言ったのは…



こちらの設問は浜田総長の式辞全文(↓)を読めば理解できると思います。
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen01/b_message25_01_j. …

> 大生の勉強時間が週六時間から十時間だということですけど…

まず、日本の学生は勉強しません。文部省調べ↓
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chuky …
これで見れば、東大生はまだ勉強する方でしょう。

日本の学生の勉強時間が少ないことの多くは制度上の問題ですね。
よく言われるように欧米の大学は入るに易く出るに難い。日本はその逆ですから、入ってしまえば出るのはさほど難しくない。授業に出席しさえすれば、あとは受験勉強と一緒で暗記モノの世界です。TOEICと一緒で、既に対策が確立されている。
その中では無理して勉強する必要など無いのです。
特に東大をゴールと思ってやって来た層です。ゴールを通過した後で更に走るなど馬鹿馬鹿しいと思う人も少なからずいるでしょう。

先日、あの林修先生が今年の東大入学者に、入ってからが勝負なのだとハッパを掛けていましたね。
いかにもあたりまえな言葉ですが、東大生に向かってそういうことをあえて言わざるを得ないほど、そういう風潮が蔓延していると言うことの証左と言えます。

死んだ魚は目で判ると言いますが、30年前と比べ、今の東大教授や東大学生の目にはチカラがありません。
学長や一部の教授、一部の学生にはもちろん素晴らしいモノがありますが、失礼ながら半数以上の方々からは何の感銘も受けません。
しかしこれはいち東大の責任と言うより、日本社会全体で作り上げてきたことです。
勉強できればOKという時代はとうの昔に終わったんですが、次の価値観を社会全体で共有することが出来ない(格差社会が価値観の共有の障害になっている)状態が長く続いているのだと思います。

国益はもう既に十分損なわれており、現在、崖から転落してフリーフォール状態に陥っているのが今の日本です。
解決策は見いだし得ないので、この中で何とか我が身を守るしかありませんね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほど、式辞全文を読んでみて総長が凄く奥の深いことを言ってることが分かりました。国際化し多様性を増した社会で生き抜くには、人材の流動性を高め、知の交流を活発にするのは不可欠だと思います。でもこれは学生個人や大学の努力だけでは自ずと限界があると思います。均質性や閉鎖性は日本社会全体の根本的問題なので、もういっそのこと移民政策とか本気で考えなくちゃいけないんじゃないかと思ったりします。

お礼日時:2013/04/22 07:12

No.3の訂正。



>2005年度の報告に・・・

これは「1日あたりの平均時間」で示してますね。睡眠が6.6時間となっていますから。週に6.6時間しか寝ないなら,生物学的に死にます。

学習時間の内訳は,グラフをみると,
 大学 4.8時間
 自宅・図書館等 1.9時間
 大学以外の教育機関 2.0時間
となっています。これらを足して8.7時間。引用文章中の「8.6時間」とは0.1時間の差がありますが,四捨五入の影響か,あるいは6分くらいは鼻くそをほじくったりオナニーでもしているのか 笑。

学長は「週何時間」と発言していますので,この値を7倍する必要があります。文脈から「予習・復習に費やす時間」とみなして「自宅・図書館等」の値だけをとれば,1.9×7=13.3時間。こちらのほうがちょっと多いですね。あるいは2005年度にくらべて時間数が減ってきたのか。学長さん,あんたも研究者なら,(講話では省略しても文章に起こしたウェブページ上では)データの根拠を示しなさい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほど、自宅や図書館と、大学以外の教育機関も合わせると1日平均3.9時間勉強してることになりますね。むしろこれなら立派な方では?回答者様の仰る通り、総長さんは何を根拠に発言したのか良く分かりません。

お礼日時:2013/04/22 17:06

どこの大学だろうと,だれが学長になろうと,「勉強しろ」といいたいのは当然でしょうね 笑。

エリート意識をこうもはっきり書けるのは,やはり東大臭というべきですが 爆。

サークルだ,バイトだといっている時間はないはず。少なくともぼくが1970年代に在学しているときは,必死にやって「並」の成績しかとれなかった 笑。そういう経験をしたぼくは,大学の勉強は,「おれってなんて無知で馬鹿だったのか」と愕然とするところから始まると信じています。しかし,いまはそうすると尻尾を巻いて逃げ出す学生が(たぶん東大でも)続出するので,初年次教育だの入門講義だの「離乳食」を食わせなきゃいけない状態です。勉強させたければ,固形食を食わせて,成績評価を厳しくすればいいだけのはなし。しかし,学内裏情報によって,そういう科目を履修する学生は激減します。ぼくの今年のある共通教育科目で「履修者7名」というように。

勉強時間のデータですが,学長は明言していないものの,毎年実施している「学生生活実態調査」が出所であることはたしかです。
http://www.u-tokyo.ac.jp/stu05/h05_j.html
ぼくも各年次のものにざっと目を通しましたが,2005年度の報告に
----------引用
「大学での学習」「自宅・図書館等での学習」及び「大学以外の教育機関での学習」を合わせた勉学時間はおよそ8.6時間となっている。
----------
とあります。これが根拠なんでしょう。ほかの年次では見あたりません(大学院生の研究時間はあります)ので,同大はあんまり重視していないのか,あるいはみっともないので調査項目から外したのか 笑。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。僕も同感です。そもそも「死に物狂いで勉強しろ」とか言う前に、週六時間から十時間程度しか勉強してない生徒を進級させたり卒業させたりしている大学側に過ちはないのかと思います。

お礼日時:2013/04/22 16:55

学長がと言うより、有名大や進学校の先生はこういう時に割といいこと言います。


こういうの聞くと日本も捨てたもんじゃないなあと思いますね。

東大生に限らずですけど1,2年生はあまり勉強しません。
ただ彼らが怖いのは何か目標が決まると、3年生ぐらいから凄まじく勉強します。
それこそ週100時間ぐらい普通にやります。
慶応もそういう奴が多かったです。
だからこの学長さんが何を持ってそう言ってるのかは不明です。
もちろんやらない奴もいっぱいいるんですけど。

「文字通り海外を遊学」しててほんとただのぶらぶらしてた奴とか知ってますけど、その後いろいろと勉強してふつうに難関のマッキンゼーかなんかとか行きました。遊学は合計7年ぐらいにもなり、肩書きは学生でしたけど、フリーターとかニートみたいなもんでした。例外ではありますけど、東大はそういう逸材は抱えていると思います。
資源云々と言うのは無いと思います。そういう愛国的風土をモノを求める時代ではないので。外国人も多いし、外国で働く東大卒も多いですから。
東大としてこう思います、と言う感じでしょうね。
国益云々を言うのはナンセンスです。
そういう思想を幼少時から叩き込まれているならともかく、入学式で言われたからそうですね、国益ですよね、とはならないと思います。
また国益を大義名分化する方ほど、あまり国益に繋がらないことをしている人や努力不足な人が目立ちます。好きなことやってたら国益に当ることをしていた、ぐらいでちょうどいいんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。確かに資格試験とか目標が定まると週100時間とか勉強してしまう凄い生徒も結構いると思うんですけど、多分、浜田総長は国際化の遅れに焦りを感じて、国際エリートとして活躍する為の勉強が全然足りてないぞ、という意味で言ったんじゃないかなあと思うんですけど、すいません、僕もその辺は良く分かってません。

お礼日時:2013/04/22 16:42

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