No.2ベストアンサー
- 回答日時:
同様なことは、フェノール(石炭酸)Ph-OHや無機酸のHNo₃、H₂SO₄にも言える事です。
また、サリチル酸だともっとややこしくなる。元々酸素は、名前の通り酸の素で非金属元素の酸化物は酸になりますから、基本的に-OHの構造を持ってしまいます。
とりあえずは、それぞれがどのような性質--水素が簡単に外れる酸であるか、そうでないかを覚えるしかありません。理由は硝酸( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%9D%E9%85%B8 )、硫酸 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%85%B8 )、ギ酸 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9F%BB%E9%85%B8 )、フェノール( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7% … )を見ると分かるように酸素周囲の電子を引き寄せる部分があるかないかによるのです。
電子が引き寄せられるために、Hとの結合がゆるくなるということ。
しかし、その構造から酸であるか、そうでないかはあくまで反応する相手に依存します。例えば、サリチル酸( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AA% … )のベンゼン環に直接くっついている-OHは、アセチルサリチル酸( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB% … )になるときは、あたかもアルコールのように結合します。
それ自体が酸であるか、塩基であるか、あるいはヒドロキシ基 (-OH) としてアルコールなのかは、あくまで、その反応においてプロトンを供与する、(OH⁻を受け取る)酸として働いているか否かで判断されるべきです。(有機の反応でルイス酸は電子対を受け取るものが酸)
最も知っておくべきは【水】です。
水にアンモニアを溶かすと
NH₃ + H₂O → NH₄⁺ + OH⁻ と水素イオンを供与するため酸
水に塩化水素を溶かすと
HCl + H₂O → H₃O⁺ + Cl⁻ と水素イオンを受け取るため塩基
として働きます。
酸であるか塩基であるかは、あくまでその物質特有の性質ではなく、相手との反応による相対的なものです。
No.1
- 回答日時:
官能基を覚えるのが常套手段かと思います。
カルボキシルキ基は酸で、アミノ基は塩基です。
高校レベルの代表的な官能基です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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