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「中国人は事面倒となれば、兎も角も一応承服する也。されど是れただ口先のみの承服にして、決して之を実行せざる也。所謂彼らの十八番なる、受動的抵抗は、此れよりして、そろそろと発揮し来る也。ただ余りに厳重に督責すれば、其の場丈は、一寸ごまかす也。去れど、乍ち本の木工阿彌となる也」

前半がわかりますが、「木工阿彌」の意味がわかりません。
どうか教えてください。

お願いします。

A 回答 (4件)

「木工阿弥」を「もっこうあみ」と読んではいけません。


「木工」は「もっく」から「もく」に転じた読み方で,縦書きを切り詰めて,「杢」の国字が出来ました。
「木工」「杢」は「木の匠」で大工を意味します。
「阿弥」は「阿弥陀」「阿弥陀仏」等に関係し,仏教用語,仏教関係者の人命の一部に用いられました。
「元の木阿弥」「元の杢阿弥」「元の黙阿弥」などの諺は,『一旦良くなったものが,再び元の悪い状態に戻ってしまう』,『折角の苦労が水の泡』と言った意味で使われます。
語源は「大工に苦心して銅像仏の作成技術を教えたが,結局木彫仏しか作れない,ただの大工に戻ってしまった」のような故事から来ていると推測します。
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この回答へのお礼

私の勉強不足です。教えてくれてありがとうございます。

お礼日時:2013/04/30 16:22

『本の木工阿彌』で「もとのもくあみ」と読ませているのは間違い無いと思いますが、私は歴史や国文学の専門家ではありませんので、以下は全て推測です。


『本阿彌(ほんあみ)』は日本刀の刀匠(とうしょう)で、大変優秀な刀を打ち出していますが、『木工阿彌』と書いて「もくあみ」と読ませ、竹光(たけみつ)を表し、本来表記である『元の木阿弥』の「元」を「本」にする事で「本阿彌」を連想させて、「元の木阿弥」と同義・同表記で相手を「すぐに竹光に戻る」と揶揄(やゆ)している洒落(しゃれ)の様に思います。
この洒落が通じると言う事は、書いた人は(もしかしたら受け取って読む人も)武人か軍人の様な人では無いかと想像しています。
なにしろ素人(しろうと)の推測ですので、違っていても怒らないで下さいね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/04/30 16:21

「本の木工阿彌」→「もとの もくあみ(旧の木阿弥)」で、いったん厚遇された者が再びもとのつまらない状態に戻る喩えを指すでしょう。



なお「木工(もく)」を「杢(もく)」の一字にしたら国字になります。
例)恩田杢(オンダ モク)
http://kotobank.jp/word/%E6%81%A9%E7%94%B0%E6%9D …
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この回答へのお礼

私は発音まで間違えてしまいました。勉強になりました。

お礼日時:2013/04/30 15:59

元の木(黙)阿弥 < ふつうはこの字かなと



http://gogen-allguide.com/mo/motonomokuami.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/04/30 15:55

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