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 これは、どうしてダメなのでしょう。
 外国人に、うまく説明できません。
 
■「…は」の用法を学習しています。
  教室では 日本語で 話しましょう。
  この文章ならば、「教室」を 取り上げる(強調する?)ことになります。

■日本語では、話しましょう。
 …この文ならば、状況によっては、OKだと思いました。
 ということは、
 「教室で、」という言葉が文頭に着くことによって、
 その後に続く「日本語では話しましょう」と、適合しなくなってしまったのですよね。

■今は「は」のとりあげる、という用法を学習しているのですが、
 そもそもこの例文では 「で」の後に「は」が続いて 「では」となることで、
 何か別の文法事項も、紛れ込んできているような気もします。

 しかし、どこで混乱しているのかが、まだ解きほぐせずにいます。

 よろしくお願いいたします! 
 
 

A 回答 (5件)

『は』は主語を表します。


お問い合わせの例文の中に於いては、「教室」も「日本語」も主語では有りません。主語は「会話」です。
『教室では、日本語で話しましょう』この文章を省略無しに書くと『教室で(の会話)は、日本語で話しましょう』です。
「教室で」の『で』も、「日本語で」の『で』も共に『にて』の変化した言葉(私は言語学の専門家ではありませんので、これを音便の一種と言って良いのかは分かりませんが)ですが、「教室にて」の『にて』は「に於いて(において)」の省略形で、「日本語にて」の『にて』は「によって」の省略形で、省略によってどちらも『にて』→『で』と言う同じ変化をして来た為、混同される原因になっていると思います。
ですから、最初の例文をさらに省略無しで書くと、『教室に於いての会話は、日本語によって話しましょう』です。
主語が省略されるのは日本語に独特の事では無く、他の言語に於いてもよく有る事だと思います。
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この回答へのお礼

主語は会話であった・・・なるほどです…。

また、同じ「で」という言葉を使っていることが混乱の原因であることのご説明も、
非常にありがたいものでした。

とてもスッキリしました。
ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2013/04/30 16:02

 結論からいきます。


>■日本語では、話しましょう。
 …この文ならば、状況によっては、OKだと思いました。
 これが間違いです。状況によってはと弁解する余地はどこにもありません。なぜそのようにお考えになるのでしょう。
 「教室では」の「では」は「で+は」として「場所を示す」と同時に「限定」を付加します。つまり「強い指定」ともいえます。
 これに対し「日本語では話しましょう」が自然でしょうか?。ここで記されている「日本語」は「日本語という言語の種類」であり、「それを使って話しましょう」との意味ですから、「日本語」は話をするための「手段」ということになります。ですから「手段を表すための助詞」として「で」もしくは「を」を使い、「教室では日本語で話しましょう」「教室では日本語を話しましょう」との形になります。
 外国の方に日本語を説明するからには、先ずご自身の日本語力それも文法と文章の基本から確認していくことをお勧めします。ご自身が理解不足ですから、説明に窮したり不自然な説明を自然であるかの如く誤解してしまうことになっています。
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この回答へのお礼

で、は→手段を表す助詞
 …この辺の知識もなかったので、大変たすかりました。


いかにも、「日本語では、話しましょう」だけをとりあげると、おかしいです。
私の説明不足でした。
いずれにしても、とても助かりました!

お礼日時:2013/04/30 15:54

日本語では話せません。

~日本語以外の言葉を使うという意味。
日本語ではOOといいます。~アップルは日本語ではリンゴと云います。

では~助動詞ダの連用形に係助詞はの付いたもの、判断の前提を示す、それならば、・・・であるとすれば
・・・だと、
もともと「日本語では話しましょう」という用法はありません。
教室では、は教室を判断の前提にしているのです。
解っていただけたかしら?
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この回答へのお礼

「判断の前提」というところが、なるほどでした。
【助動詞ダの連用形 + 係助詞は 】 この手の話が、大変苦手でしたので、
 だからこそ、とても勉強になりました。

 ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2013/04/30 16:02

『日本人のための日本語文法入門』という本に「『は』は主題を表す」という説が出ていました。


例えば「昨日は風が強かったね」だと「『昨日』について言うと、風が強かったね」という意味だし、「公園では子供たちが遊んでいた」は「『公園』という場所について話すと、そこでは子供たちが遊んでいたよ」という意味を表しているのだ、ということのようです。
だとすると、あなたの質問の文は「『教室』という場所について言うと、そこでは日本語で話しましょうね」と言いたいのでしょうから、「教室では日本語で話しましょう」が妥当ということになりますよね。

因みに「日本語では話しましょう」はほとんど使われないと思います。使うとしたら「『日本語』について言えば、書いたり読んだりするのでなく話すために使いましょう」という意味で使うか、「『日本語』について言えば、他の言語とは異なり、話すことが大切です」という意味で使うか、いずれにしても現実に使うことがあるとは思えません。
だから、「日本語では」という表現は「教室で」と適合しないから不自然なのではなく、それ自体が不自然なんだと思いますよ。
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この回答へのお礼

文法書を私も見ておりまして、
「主題」という説明も、一度読んでおりました。

しかし、理解不足だったようです。
今回のあやまりは、この「主題はなんなのか」というポイントから考えると、わかりやすくなる気がしました。


◇「教室では」 ・・・ 教室についていえば・・・。 ← なるほどです。
◇「日本語では」 ・・・ 「よし。これから日本語の話をしようじゃないか。」などと、あえて極端な主題設定をしてもよさそうです。
 そうすると、日本語では、という主題のもとでは、「教室で」という場所を表す言葉のはいる余地がなくなります。

 ・・・といった観点から、説明をすることができそうです。
 
 かなり進展しました。
 助かりました。ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2013/04/30 12:47

>きょうしつで、にほんごでは はなしましょう。



 文節ごとに分け、それぞれ意味を明確にして言い換えてみます。

1.「きょうしつで、」→「教室の中で、」→「教室の中では、」
2.「にほんごでは、」→「日本語においては」→「日本語を話す場合の決まりとしては、」
3.「はなしましょう。」→「話してください」

 2.がなければ、つまり「きょうしつで、はなしましょう。」であれば、教室の中で何かを話してくださいという依頼になります。何を話すかは限定していません。

 文からすると、日本語を話して欲しいということのようですね。すると、2.が意味として違います。さらに言うと、、「教室の中で話してください」という1.と3.の間にある文節として、意味がつながりません。

 この点は、2.を「日本語を話す場合は」と短くして表現すると誤解しやすいので注意が必要かもしれません。ちょっと順序を分かりやすくして、「日本語を話す場合は、教室の中で話してください」とできそうで、それならおかしな日本語ではありません。

 しかし、2.の『では』が意味しているのは日本語に限定しての言葉の性質です。日本語を話す行為を意味しているのではありません。「日本語を話す場合は」だと、日本語の性質だけでなく、日本語を話す行為も意味できるため、言い換えは、どの意味かに注意する必要があります。

 元の文が本来言いたいことを考えると、限定されるのは「教室の中」です。教室の中「では」、日本語を話して欲しいわけですね。つまり、「では」を使うのは1.のほうです。

 ですので、最も少ない変更で正しく意図を伝えたいなら、たとえば以下のようにすればいいです。

「きょうしつ『では』、にほんご『で』、はなしましょう。」
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この回答へのお礼

 文節に分けて考える、
 言い換えて考えてみる、という方法が参考になりました。
 
 ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2013/04/30 12:43

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