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必殺シリーズ大好きです。子供の頃、父親とよく見ていました。しかし!モノがわかるようになると「いくらなんでも」のトンデモ設定で、時代劇と呼べるのかも怪しいです。いや、好きなのですが。
ソレを言ったら「暴れん坊将軍」だってあり得ないし、大抵の時代劇では現代風アレンジと言うか解釈されていますよね。町人の女はあんな派手な着物は着ないとか、そもそも嫁に行ったら眉を落として鉄漿とか。そんなの再現しちゃった日には、色彩に欠け怖い絵になるのでそこは仕方がないとして。
時代設定、小道具、衣装(同心や御用聞き、町火消しなど)、信頼できるドラマはありますでしょうか?
「鬼平犯科帳」「剣客商売」あたりが好きで衛星放送で見ています。「八丁堀の七人」も好きです。時代物の教科書となるようなドラマを教えてください。ちなみに時代小説やマンガはけっこう読んでいます。

A 回答 (13件中1~10件)

 「時代物」といえば、そのほとんどが江戸時代中心で、時代考証なる部分を担当している人物も稲垣史生や杉浦日向子といった方々が有名所です。

しかしながらこの方々は「歴史小説家」ではあっても「歴史研究者」ではありません。そしてなぜかこの方々は江戸時代以外には手を出さないことでも知られています。あるいみ「江戸時代オタク」ともいえるでしょう。
 僕は基本的に時代劇や歴史ドラマなどを見ませんが、それでもこうしたエンタテイメントの質が余り高くもないことにある種の危機感も感じています。
 昨年、一部で物議を醸した『平清盛』は歴史学の見地からすれば、相当に緻密な考証がなされていましたが、それでも「一般レベル」では「つまらない」などの低評価がかなり散見され、残念な印象を受けています。
 なにも華々しい合戦や戦闘シーンだけが時代劇の全てでもないはずですが、それを勘違いしているお年寄り達が非常に多いことも背景にはあるでしょう。なかにはそうした馬鹿馬鹿しいシーンなどには興味もないとの方もいらっしゃいます。何も「歴史は戦の歴史である」などとの定義はどこにもありません。
 「戦」は歴史事象であって、何がその事象をもたらしているのかが語られねば、戦の意味を綴ることにもならないでしょう。
 確かに「必殺」はおもしろく、このシリーズがスタートした当時、僕はリアルタイムでみています。梅庵や左内そして元締めの音羽屋などはアニメの『ルパン三世』に似ている感もあります。でもこれらはあくまでも「仮想現実」の一つでしかありません。
 時代劇愛好家の方には残念な印象を与えてしまいますが、「時代劇」はフィクションであり、参考になるなどの作品は数える程しかありません。それも江戸時代を背景とした作品は皆無に等しいと申し上げさせていただきます。
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この回答へのお礼

>参考になるなどの作品は数える程しかありません。
それをぜひ教えてください。

お礼日時:2013/05/08 00:23

 ♯11です、前回の回答で答の一部を示しています。

『平清盛』であり、更には『太平記』『花の乱』『獅子の時代』『山河燃ゆ』『篤姫』です。江戸時代や信長・秀吉・家康等にスポットをあてた作品は悉く読み物程度でしかありません。マンガにもなりません。
 そして決定的に参考になるものは「歌舞伎」や「浄瑠璃」といった古典芸能です。同時代の作家が書いた作品ですから、これほど確かなものも他にはありません。
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 「風雲児たち」みなもと太郎。

読みましたか?

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/風雲児たち
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こんばんは。



そうそう、毎週火曜日BSNHKの「BS歴史館」も役立ちますよ。
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「劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段」という映画版を例に挙げますと、



戦国領主同士の争いで境目の村の制札をめぐる対応がリアルに描かれています。
村の城が出てきます。逆茂木・乱杭も設置。
雑賀衆がモデルと思われる傭兵鉄砲集団が出てきます。
小規模な戦闘がリアルです(子供向けアニメのため死人は出ませんが)
大砲の描写も適切。

もちろん、アニメならではの荒唐無稽な描写もありますが、細かい部分までこだわった緻密な考証がされています。近年の戦国時代の研究成果を知っているものなら「こんなところまでと?!」鳥肌ものです。クレヨンしんちゃんより気合が入っています。百聞は一見にしかず一度ご覧下さい。
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この回答へのお礼

なるほど。
確かに「時代物」と言うと大抵の場合江戸が舞台。
農村部(?)の生活などを知るにはいい教材かも知れませんね。

個人的には視覚的な教科書として石ノ森章太郎先生の「佐武と市捕物控」を読んでいます。

お礼日時:2013/05/03 14:24

時代考証に忠実な時代劇なんて0でしょう。



まぁ、ちょっとはましかなと言えば、
「仁」なんかどうですかね?

現代の医師が江戸時代にタイムスリップするという荒唐無稽な漫画が原作ですが、これが逆に現代と江戸時代との違いを強調するような場面とか描写なんかが結構あるんですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2013/05/03 14:20

頭の軽い人がいますね。



幼稚園の教科書?が正しい???
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小説として面白い「時代もの」はいくらでもありますが、時代考証が正確でおもしろい、というとこれしか自信をもっておすすめできませぬ。



半七捕物帳 岡本綺堂 

いまなら、光文社文庫で全部読めます。ネットの青空文庫でも読むことができます。

明治時代、新聞記者である「わたし」が、今は隠居しているがもとは腕利きの岡っ引きだった半七老人の「昔話」を聞いていく形で、ハナシはすすみます。
短編集で、どれから読んでもおもしろいし、大正時代に書かれた作品ですが文体は現代でも、問題なく読めます。映像にも何回もなっています。ただ、日常の中で割と普通のひとであった半七のおはなしなので、極端にキャラクター性が強い小説ではありません。なので、映像ものは面白いのですが地味です。
しかし、半七老人の昔話、本で読むと面白いですよ。ご当人は陸蒸気やエレキテルにも抵抗がない、愉快なお年寄りです。

作者がシャーロック・ホームズのファンだったこともあり、主人公が持ち込まれた・遭遇した事件を解決する、という今日の推理小説のスタイルが確立されており、かつ江戸時代の(1840年代。天保時代前後)の風俗考証の厳密さで、この作品を越えるものはないといわれます。

まあ、作者が新聞記者だったのですが、記者時代に勝海舟、榎本武揚にインタビューしている時代のひとですから、当時の事物を肌で知っていたわけで、まあちょっとだまされたとおもって読んでみてください。

自称も何も本屋さんなので、現物みております。自称作家の方とはちがう歴史本の見方をしているようですね。
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この回答へのお礼

半七捕物帳はスカパーでも放送していたような・・・。
なんとか梅之助さん(?)が主役の、御用聞きの話でしたでしょうか。
探して読んでみようと思います。

お礼日時:2013/05/01 23:51

歴史秘話ヒストリアはかなり考証が雑です。

いったいいつの時代の???というような古すぎる旧説がさも当然のように語られます。あれがまともに見える人は最近の研究動向を勉強していない人です。
すでに回答に上がっていますが、全体を通して考証のしっかりした時代劇は皆無です。
きっと今後も出ないと思われます。
江戸時代ではありませんが、忍玉乱太郎はかなりレベルの高い考証が反映されています。
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この回答へのお礼

忍玉乱太郎とは意外なお言葉です。
アニメをちらっと見た程度です。実写版は山本耕史さん見たさに見ました。
どの辺が、高レベルなのでしょうか?

そう言えば、クレしんの「アッパレ戦国大合戦」もかなりしっかりした設定(戦国時代)だと聞きました。

お礼日時:2013/05/01 23:49

考証が活かされている場面を探す方が困難です。


第一,現代語ばっかり。
武士が「わたくし」等という筈がありません。「拙者」か「それがし」です。同じく町娘に「あなた」等も使いません。「そなた」か「そのほう」です。
道徳意識が全然ずれています。現代人権思想がアリアリ丸見えです。基本,男尊女卑でした。西洋並みのレディーファーストが罷り通っています。
筋書きとしてはそれなりの面白さがあっても,江戸時代の実態に翻訳しながら見ています。
戦国時代に大八車が登場すると,笑えてしまいます。
爆薬の爆発力のすごさ,鉄玉しかなかった時代の砲弾の爆発力,あの重い長刀を片手で振り回すやくざや町人。ガソリンでも撒いたような火の回りの早さ。
想像力が素晴らしいのか,想像力にも欠けているのか,思わず吹き出してしまう場面が満ち溢れています。
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この回答へのお礼

ない、ということですね?

お礼日時:2013/05/01 20:45

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