以下の質問をさせていただき
回答もいただきましたが
新たに疑問が生じました。
http://okwave.jp/qa/q8069151.html
IIIbが出てしまった場合ケースバイケースで
手術か経過観察と言う事はわかりましたが
医師と相談?
私は先生が組織診をして
「組織はなんともないから
3ヶ月ごとの定期健診(細胞診)でいいよ」と
言われています。
手術の説明も受けましたが
今は、その段階にはないよとも言われています。
手術をされた方は
細胞診の結果のみで手術を決定されたのですか?
コルポ、組織診、ヒトパピローマウィルス検査は
されず細胞診→IIIbで即手術の選択をさせられたのですか?
だとしたら、
やっぱり、私は時間をかけられ過ぎですよね?
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
No.4のsara92です、丁寧なご返事有難う御座います。
HPV検査抜けており大変失礼致しました。クラス分類からベセスダシステムへ改変した時、ASC-US(クラスIIとIIIaの中間位)が、保険適用でHPV検査が可能となった。この検査は、ASC-USでHPV感染が陰性なら次回検診、陽性(感染)なら精密検査へ進む判断材料の一つに使用されます。
質問者様の場合、初回がクラスIIIbで中等度や高度が疑われ、これをベセスダで評価するとASC-USより悪いASC-H・LSIL・HSIL辺りが該当、この時点でコルポ+組織診が推奨されます。
次に組織診で、軽度異形成(CIN1)や中等度異形成(CIN2)でHPV陽性なら、HPVタイピング検査(型の特定)を保険適用で受ける事が可能なった。
タイピング検査も今後の進行を予測する判断材料で、特にハイリスク型混合だと高度異形成(CIN3)への進展が予測され以後の治療方針が決め易くなります。高度異形成(CIN3)は円錐等の一部切除が推奨。
保険適用となるのは細胞診のASC-US(IIIa位)がHPV検査、組織診の軽度異形成と中等度異形成がタイピング検査。HPV検査は細胞診と組織診が同結果や数回同結果で連続した場合に有効となり易いかも。
HPV検査は、患者側の希望も関わり仮に陽性が出れば不安になる方も多く、逆に陰性なら扁平上皮系の頸がんは99.9%発症せず手放しで喜べます。
IIIが出た時HPV検査を実施すればその後の3ヶ月毎検査は不要だったでしょう、ただ次回は半年か1年先の検査、1度IIIbが出ている事も有り長く放置して良いかと不安を抱いたかも。HPV検査の必要性に付いては次回受診時にでも医師へ相談される事をお勧めします。
あと、組織診時に怪しい部分の細胞が採れたか不安の様ですが、1年半の経過中で細胞診も良好になっています。これだけ何度も検査し全て見落とす事は常識的にも考えられません。組織が不足していればやり直せと検査機関から返され再検査。細胞診と組織診では細胞の固定法が違い細胞診はNo.4記載通りブレも生じる。
クラス分類の良い所はIIIbとIVの区別が有る事。ベセスダのHSILはIIIbとIVがこの中に含まれます(厳密には違うが)。中等度・高度・上皮内癌(クラスIV)の疑い迄、これを懸念する医師がベセスダ(世界基準)改変へ反対したとも聞きます。しかし上皮内癌(筋層へ浸潤がない)は円錐除去で完治します。
ベセスダの良い所は、扁平上皮系と腺系に分かれ結果が出る。クラス分類には無い(腺癌は西洋人に多く日本人は低頻度)。細胞診はどちらの方式で行っても精密検査は同じで結果も同じ。
厚生労働省は、30歳以上の頸がん検診にHPV検査も同時に含める方針を検討中、一部の医療機関で試験的に行われている模様。30歳未満はHPVが優位に排除され易い為に不該当の様です。
余り悩まないで下さいね。
再度丁寧な回答・励まし
ありがとうございます。
先生はヒトパピローマウイルス検査については
しなくてもよいとおっしゃります。
私が冷静さを欠いていたので
正しい認識、記憶ではないかもしれませんが
理由は
「今の時点でしても意味がないから」
「(私の性格を考慮されてか)
もしも、ハイリスクに感染していたら
恐くなっちゃうでしょ?」
「繰り返し感染するものだから」
「もうすぐ安くできる検査を始める
メーカーがあるからそれから考えてもいい」
「3ヶ月毎に(細胞診)検査していればいいよ」と
そういう感じでした。
ベセスダシステム、クラス分けについても
言葉すら知りませんでしたので
調べてみましてとても勉強になりました。
素人にわからない根拠がきちんとあるのだと
納得いたしました。
No.4
- 回答日時:
質問者様にハッキリ言える事は、軽快し正常に戻って来たと言う事実、これが最も重要な事では。
組織診の結果が元々軽いのだから時間の掛け過ぎではなくこれが当然の流れですよ?質問者様や他の患者もそれぞれが個別の対応だと考えた方が解り易いと思います。ご存じと思いますが、細胞診でIIIbは、中等度異形成or高度異形成の"疑い"。組織診は精密検査の事で、細胞診(疑い)を晴らした結果です。
あなたの場合、細胞診で悪く出るが組織診では軽い結果、それも手術が不要なレベル。経過観察になるのは妥当な結果で、経過中も細胞診・組織診共に良くなっています。軽快したのだから喜んで下さいよホント。
頸がん検診は、怪しい物は全てピックアップし見逃ししない事が最大の目的、判断に迷う場合は1ランク悪くし結果を出すのが暗黙の了解。怪しい物は組織診(精密検査)で判断しろと言う流れ。
何故細胞診で悪く出たかは、採取した細胞固定の状態や保存等で細胞(クロマチン肥大等)が異形か正常か判断し難かった、細胞診時に雑菌の感染等で高度な炎症を起こしていた、不正出血等で血液による細胞の変性が有った等の可能等が上げられます。IIIbの検査時にオリモノの異変や出血等思い当たる事は有りませんか?
また、コルポ診で頸部を拡大し観察し、最も怪しい部分の組織を採取します。コルポで診た時、怪しい所見が見付からなかったのでは?質問者様の担当医は頸がんに詳しく臨床経験も豊富な方と思えます。
IIIbで円錐後に上皮内癌や微浸潤癌の組織が見付かるケースが僅かに有った為、組織診はせず早めの手術を勧める医師も居る様です。ただ、現在はクラス分類からベセスダシステムに改変し、IIIbの範囲が広く軽度異形成の可能性も否めず組織診を勧めた可能性が有ります。また軽度だが判断に迷う所見が有り1ランク悪く評価された可能性も考えたのでは?
観察中に悪化するケースに多く当たる医師と、逆に軽度や正常に戻るケースを多く経験するかでも医師の考え方が変わると思いますし、学会誌やガイドライン等で近況を知っているか等も関係するかと。また30歳未満や妊婦は軽度や正常に戻り易いと言う統計も有ります。
手術はメリットばかりではなくデメリットも有ります。レーザーは頸部を焼いて散布するだけ組織を取らなから調べない、異形成が全て焼ければ良いが癌ごと残る可能性も有る、円錐は頸管が短縮し妊娠中にリスクを負う可能性が有る。この辺も医師がどの方法を勧めるかは個別対応だし患者側の考え方も有るでしょう。
毎回ドキドキで検査の度に不安でしょうが、クリニックは心配(総合病院は安心)ならその医師の経歴を調べると良いですよ。フルネームで検索、どんな研究をして来たか大学の名前等が出て来る筈。
大概は大学病院や総合病院等で長年勤務実績が有り、専門とする分野等も解ります。総合病院等の外来で中途半端な医師はクリニックの医師の後輩だったりする事も有ります。病院の規模で医師の技量は計れません。
素晴らしく良い経過を辿っており、その医師の判断が正しかったと証明する状態です。良い医師に当りましたねと、前回の回答に書こうと思っていた矢先締切になり残念に思っていました。
今後の経過観察は、悪い状態を見付ける為ではなく、良い状態が続いているかを確かめる為と思い、今迄より気持ちを楽にし待たれては如何でしょうか。
大変詳しくわかりやすい
回答ありがとうございます。
コルポでは普通ではない部分は目視できるようです。
そこを取って組織診に出しているそうです。
組織を取る時、全くの無痛で先生が看護師さんに
取れてる?と毎回聞くので
ちゃんと取れているの?と不安になり
また、数字(検査結果)でしか自分の事がわからないと
ネットを見過ぎてしまったと思います。
これからはやめようと思いました。
sara92さんがおっしゃるように
前々回の検査時は(IIIが出た時)
私が多嚢胞性卵巣で卵巣機能不全で
不正出血しやすく(先生の見解)
まさにそれにかぶっていた時でした。
先生については産婦人科一家で
先生のお父様、息子さんも産婦人科医で
お歳と言う事以外は
実績、経験共に豊富な方だと思います。
ガンと言われた訳でもないのに
深刻に考え過ぎていたのだなーと思いました。
細胞診、組織診について詳しく
教えていただき大変参考になりました。
No.3
- 回答日時:
だから、ケースバイケースで、
患者本人や医師の「思い」でどうするかを決める場合もあるのです。
純粋に、学問として考えるならば、経過観察ですよ。
なぜって、浸潤も転移もしないし、がんではない、からです。
がんになるかもしれない……というのは、がんではない、
ということなのです。
臨床的に何らかの症状が出るわけではない、病変とも言い難い、
そんな状態の組織を切り取る……という問題なのですよ。
なので、学問的には、経過観察以外にありえない。
しかし、人間を診る臨床では、そんなに単純には割り切れません。
がんになるかもしれない……ということがわかっていて、
長期間、経過観察されることが精神的にどの程度の負担になるのか、
それは人によって違うからです。
平気だという人は、頻繁な検査を受けながら、経過観察を続ければ良い。
しかし、精神的に負担が大きいならば、「上皮内新生物」になりましたと
診断されることも大きな精神的負担になるのですから、
曲がりなりにも「良性」であるうちに、切除して、精神的負担を
軽減するというのが、正しい診療でしょう。
実際、このような状態が長く続くと、うつ病になる人がいます。
そのようなことを研究するのが、精神腫瘍学(サイコオンコロジー)です。
検索すればヒットします。
欧米、特に米国では、質問者様のような状態になったら、
サイコオンコロジーの専門医が出てきて、相談に応じます。
でも、日本では、そのようなケアが貧弱なのです。
病気を診るのは一流、患者を看るのは三流と言われる所以です。
なので、本人が決めるしかないのです。
相談に乗って欲しいのならば、
医療コーディネーターに頼むという方法もあります。
これも、ネットで検索すればヒットします。
そして、このような人たちがいることを多くの人が知らないという
ことが、日本の医療の問題点の一つなのです。
再度、回答ありがとうございます。
私は性格がネガティブで
心配症で不安が強く出るため
心療内科にも通院いています。
その中での自覚のない体の異変に
恐れおののいていました。
rokutaro36さんがおっしゃるように
ガンになるかもしれない
そんなところがあるのは精神的に
受け止められないと先生に訴えたところ
IIIbだって良くなる事もあるから
いまは、手術の段階にないし
提携先の病院でも様子見になるよと
言われました。
要は、その程度の段階なんですね。
深刻に考えないようにします。
No.2
- 回答日時:
通常、綿棒で細胞を取る検査→引っかかる(3以上)→組織検査(染色しプチプチと肉を取る)の流れで、組織検査の結果を見ると思います。
私や周りで細胞診で引っかかるとその後に組織検査も受けてます。
もちろん、染色し異常の疑われる部分の組織を取って検査するので、これの結果を見て経過観察するか手術した方がいいのか医師の診断と患者の意志も含めてどうするかですね。
組織検査の結果、経過観察で定期検査で済むなら3ヶ月おきなら細胞診で様子見だと思います
私は、細胞診→組織検査→結果見て→とりあえず経過観察で3ヶ月おきの細胞診→1年以上戻らないのでいい加減に嫌になり改めて組織検査→医師と相談しレーザーでした。
「待ったなしで手術」と言われてないなら焦らなくていいかと。
組織検査の結果3bでも「待ったなし」と言われて、翌月に円錐手術を受けてる友人もいます(手術中に取った部分を検査したら4の0、上皮ガンで再手術、ちなみに細胞診を五年検査受けてなかった、不正出血で受診し見つかる)
3bで組織検査の結果次第で細胞診の定期検査受けながら、数ヶ月かけて手術を決めた友人もいます。
3bなら50パーセントが戻りますし、3aなら95パーセントが戻ります。
3bでも「一概に手術」となる訳では、ないようです。
医師に「どうする?手術する?、焦って決めなくていいからとりあえず、この状態なら3ヶ月おきの検査で経過観察でいこうか」と言われて一年以上、定期検査受けてましたから。
いい加減に戻らないのが嫌になり医師と相談し「進行したらイヤだから手術で」とレーザー手術受けましたけど(手術後の定期検査でその後2に戻る)。
医師が「待ったなし」と言わないなら、経過観察する事もあります。
きちんと定期経過を受けてれば、すぐに発見されますから、のんき(?)に一年以上経過観察してました。
精神的にイヤと言えばイヤですが…。
医師から「待ったなし」と言われないなら定期検査を受けながら考える時間は、ゆっくりありますよ。
精神的にストレスかかると悪い細胞をやっつける免疫力まで下がりますから、医師が経過観察と言ってるなら焦らない選択肢もありかと。
引っかかり続けるのって精神的にイヤなのは、よく分かりますけど…。
回答ありがとうございます。
そうなんです。スッキリとOKがでないのが
なんとも精神的にきついんです。
私も、IIIbが出てから1年半たっています。
その間細胞診はI~IIbRをうろちょろ
先生は組織診はなんともないから
ムリに体に傷をつける事はないという
考えのようです。
今回の結果は何もつかないIIでした。
徐々にではありますが
良い方に向かっているのかな・・・と
先生の言う事を聞いて
定期健診を続けていきます。
No.1
- 回答日時:
医療関係者です。
細胞診の判定でClassIIIbとでても、必ずしも病変を正確に反映していないことがあります。
それより進んでいることもありますし、実際にはそうでもないこともあります。
特に組織診の結果は確定診断の証拠となるものなのでとても重要です。
組織診でも細胞診IIIbと同等以上の所見(CIN3)があれば、手術も考慮したと思います。
複数回の細胞診ではIIIbが最高で再現性に欠け、組織診やコルポと所見が一致しないのであれば、経過観察でも問題はないと思われます。
細胞の形態は良性や悪性で変わるだけではなく、炎症、物理的刺激、ホルモン状態など、外的・内的要因によっても変わっていきます。
ただ1人の医師、1施設の基準だけでは偏った判断になることもありますし、自身の気持ちの整理がつきにくいと思うので、可能であればセカンドオピニオンを受けた方がいいと思います。
またパピローマウイルスは、細胞診でIIIa以上がでるのであれば、大抵存在するので、検査自体の意義があまり高くないと思います。
回答ありがとうございます。
私の場合ずっとIIIbが出続ける訳ではないし
組織診は問題ないので様子見でいいんですね。
IIIbで手術したという方は
細胞診IIIb組織診IIIb以上だったのかもしれませんね。
経験者に方の経過をネットを見ると
IIIb→手術の流れになっていますが
細胞診がIIIbなのか組織診がIIIbなのか
書いてる方がいらっしゃらなくて
混乱してしまいました。
詳しく説明いただけて
私はこれでいいんだと思えましたので
セカンドオピニオンについては
今回は見合わせようと思います。
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