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「せっかくのお金も、学費やら交通費やらで、すっかりなくなってしまいました。」

という文の「も」ですが、どういう意味になりますか?

辞書にあたってみたのですが、いろいろ意味があって、そのうちどれにあたるのか
よくわからなくなってしまいました。
有力候補として、(1)のグループと(2)のグループのどちらかじゃないかと
思うのですが、それも確信が持てません。

(1)
「中には泣き出す人もあった」
「自信家の彼もどうやらお手上げだ」

(2)
「おなかもすいたし、食事にするか」
「天気もいいから、散歩でもしよう」


おわかりになる方、教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

おそらく(1)だと思います。


意味としては「さえも」とか「でさえも」と同じです。これらの意味がわからなければ、辞書で確認してみてください。
最初の例文は、「せっかくのお金」という数少ない「好条件」にも「悪条件」が及んでいることを伝えて「せっかくのお金も」と言っています。

(2)は自分も確信は持てないのですが、おそらく「彼女と同じで、私も大学生です」と意味は同じです。違いとしては、何に対して「も」なのかがはっきり触れられていない点です。
 >「おなかもすいたし、食事にするか」
あくまで例えばですが、丁度仕事にもひとくぎりついたし、「おなかもすいた」から、食事にしよう・・といった何かしらの意図が伺えます。
 >天気もいいから、散歩でもしよう
散歩する時間があり、散歩したいと思っていたのに加え、天気もいいので、散歩を決断する・・・というような何かしらの意図が伺えます。


以上の説明でわからない点などありましたら、お伝えください。
「も」の用法については日本人でもいちいち意味を意識して使っていないので、微妙な違いを説明することは難しいと思います。そんな中で外国人がこういった日本語を学ぶことはさぞ大変だと思います。


ちなみに正しくは、「辞書をあたってみたのですが」と言います。後は殆どネイティブ同様の日本文だと思います。
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この回答へのお礼

早速の丁寧なご回答、ありがとうございました。「さえも」「でさえも」に置き換えてみるとよくわかりました。
最初全く分からなかったのですが、理解のてがかりがつかめました。感謝いたします。

お礼日時:2013/05/18 10:01

1だと思います。

~すら~さえにおきかえることができます。
あることの上にさらにそれ以上の他の事が加わるだろう

中には泣き出す人すらあったので、いったん中止することになった。
自信家の彼さえどうやらお手上げだ、この上誰がどうすればよいのか。
折角のお金さえ、学費や交通費ですっかりなくなった。生活費はどうするつもりだろう。 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。「すら」「さえ」に置き換えるとわかりやすいというか、
納得できました。感謝いたします。

お礼日時:2013/05/18 11:44

(1)のうちの


「自信家の彼もどうやらお手上げだ」
です。
「中には泣き出す人もあった」
は違います。
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この回答へのお礼

皆様の回答を拝読していて、私もそのように思うようになりました。
お答えくださって、ありがとうございます。

お礼日時:2013/05/18 11:42

済みません。

#2です。

いつもタイポと言いますか、変換ミスをそのままにしています。以下のように訂正させて頂きたいと思います。

誤)(例2)「足の遅い次郎も運動会では一生懸命『は知っていた』。」

正) (例2)「足の遅い次郎も運動会では一生懸命『走っていた』。」


誤) 具体的場面で、『外車句』1~5と詳細に考えるといろいろな使い方を推測できます。

正) 具体的場面で、『解釈』1~5と詳細に考えるといろいろな使い方を推測できます。

でした。
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この回答へのお礼

間違いを訂正くださって、ありがとうございました。
お礼申し上げます。

お礼日時:2013/05/18 11:40

この日本語を英語に直すとすると、どのように解釈すべきかということを考えてみました。

学校文法の基盤となっている橋本文法のような考えは全く入っていません。

本題:「せっかくのお金も、学費やら交通費やらで、すっかりなくなってしまいました。」
** 解釈1:「(他のことでも色々あったけど)せっかくのお金『も』・・・なくなってしまいました。」という、「なくなってしまった」という良くない出来事を他にもすでに経験していたということが予測されます。英語で言えば「too」「also」の意味をもち、日本語では他方のよくないことははっきりと言わず、悪い雰囲気の余韻のようなものを感じさせているのではないでしょうか?
** 解釈2:『せっかくのお金』は良いこと、『なくなったこと』は悪いこと。このように対蹠的なことを「も」でつなげて表しているようにも感じられました。
** 本題を他の表現に変えるとすれば「せっかくのお金『ではあったが』、・・・」または「せっかくのお金『であったのに』とでもなりましょうか?

(1)
「中には泣き出す人もあった」
** 解釈3:この「も」は「笑う人もいたが」「ひそひそ話す人もいたが」「席を立つ人もいたが」という『全体』の中の『一部』を表しているのではないかと思います。英語では"Some people started to cry."の「some」に当たるのではないでしょうか?

「自信家の彼もどうやらお手上げだ」
** 解釈4:『自信(家)』は一応積極的価値のあるいいこと、『お手上げ』は一応消極的価値をもつこと。
本題の「も」は解釈2とすればこの例に当たると思います。他の例も作ってみました。
(例1)「いつもは金のない良雄も、今日に限って大判振る舞いをしていた。」
(例2)「足の遅い次郎も運動会では一生懸命は知っていた。」
(例3)「日頃はちやほやされてばかりいる銀平も、今日はうちひしがれていた。」

(2)
「おなかもすいたし、食事にするか」
「天気もいいから、散歩でもしよう」
** 解釈5:これは「話題を変える」ような意味の使い方ではないでしょうか?
「(色々話したけど、さあ、)おなかもすいたし、食事にするか」
「(おはよう。どうだ気分は?)天気もいいから、散歩でもしよう」

具体的場面で、外車句1~5と詳細に考えるといろいろな使い方を推測できます。試験問題の選択として回答しなければならないとすれば、解釈2と解釈4を同じものとして、この2つが解答になるのではないかと思います。

しかし、根元の「も」は、何らかの状況で他に色々あるが、「~も」というふうに、意味として対照的であれ、羅列的であれ、他者の存在・概念があるのではないかと思います。それらを明示すれば事務的解釈、他の存在・概念を隠すことによって、悪く言えば、日本語としての「あいまいさ」よく言えば?「断定せずに(判断を論理に任せず、その場の雰囲気に委ねたような)霞をかける表現」あたりではないかと勝手に解釈しました。

出しゃばって、英語に直せば、
「せっかくのお金も、学費やら交通費やらで、すっかりなくなってしまいました。」
→ Although I had some money (, which my uncle had lent me), I spend all on school expenses, transportation, etc.
** (, which my uncle had lent me)は、私が勝手に書いた含みのある推測した状況です。
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この回答へのお礼

丁寧に回答くださいまして、ありがとうございます。
英語と対比されての説明がわかりやすかったです。感謝いたします。

お礼日時:2013/05/18 11:39

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