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呼び強度=(図面で指定された設計強度)+(打設時期の温度補正)=注文する強度ですか?
Fqとは設計強度でいいのですか?
それと Fq+S というのがありますが、これは設計強度+温度補正のことですか?

このほか、この工場の標準偏差(σ)=2.4N/mm2
配合強度(m)
(m)=SL+2.5×σ=33.0N/mm2
などとありますが、不勉強な私にも分かるよう解説してください。
関連する記号(アルファベットなど)についても、いろいろあると思いますので教えてください

A 回答 (1件)

 私は土建業と無関係で生コンもよく知りませんが(でも審査はしています)、たぶんSLは生コンのスランプ試験(の結果のデータ)を指すのでしょうね。


 σ(シグマ)はこの工場の標準偏差と書かれているように、どんな試験データにもバラツキがあるわけで、無数に(どのサンプルを)試験してもすべて同じ値になるわけではありません。生コンという製品にも試験(測定)そのものにもバラツキや変動があって、そのバラツキの程度が標準偏差なわけです。
 ですから、配合強度を求めるのにSLという試験データにバラツキ分を加えておくと、どうバラついても大丈夫なような配合強度の数値が設定できるわけです。
 σの前にある2.5という数値は、何%の確率でそのバラツキの範囲に収まっているかを設定する係数で、一般には3σを使うことが多いのですが、場合によっては2σを使うこともあるでしょう。
 2σなら95%の確率でバラツキが2×2.4=4.8の範囲に入っており、3σなら99.7%の確率でバラツキが3×2.4=7.2の範囲に入っていることを意味します。2.5σなら(正規分布の表で調べてみないと)確かなことは言えませんが、おそらく99%くらいの確率でバラツキが2.5×2.4=6の範囲に入っていることになるのでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
いろいろ勉強になりました。また本を探して調べてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/24 19:17

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