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グローバリゼーションは貧しい、いわゆる発展途上国・第三世界の開発を助けているのでしょうあ?それともグローバリゼーションのせいで開発は妨げられているのでしょうか?
そして経済開発だけではなく、人間開発の点から考えた場合はどうなのでしょう?
そしてどこの国ケースをたとえに考えたらよく分かりますか?
質問だらけですみません。どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

そのような問題について関心がおありなら



ポール・クルーグマン『グローバル経済を動かす愚かな人々』(訳・三上義一)早川書房¥1800

を読まれることをお薦めします。

クルーグマン氏はノーベル賞間近と言われているアメリカの経済学者です。氏は基本的に後進国がグローバル経済にリンクされることを是とする立場にいます。後進国は先進国への製品輸出によって絶望的な貧しさから離陸することが出来るのだ、というのがその理由です。

この本では、ジンバブエの例が取り上げられています。
ハラレ(という町がジンバブエにあるんでしょうね)近郊で採れた新鮮な野菜が近年ロンドンのスーパーマーケットで売られるようになったそうです。それにより「農場は絶望的に雇用を必要としている国で、かなりの雇用を創り出している」。そしてこの輸出を可能にしたのは、安価な航空輸送、近代的な遠距離通信、開かれたイギリスの市場、といったグローバリゼーションなのだと氏は主張します。

「後進国の労働者を低賃金でこきつかっていいのか」という意見に対しても説得的な反論を行っています。さらに別の本(『良い経済学 悪い経済学』日経ビジネス人文庫¥780)では、「グローバリゼーションによって先進国の雇用が後進国に流失する」という意見を経済学の知見に照らして批判しています。この辺詳しく知りたいなら本を読んでくださいね。


あと人間開発・・・というのは意味がちょっとわかりません。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
わたしがここで使った人間開発というのは、開発と一言に行っても、経済開発だけが開発だけではなく、識字率などの教育面、平均寿命などの保健衛生面も考慮するべきだということうを意味したかったのです。
さっそくジンバブエを調べてみます。どうもありがとうございました。

お礼日時:2004/03/23 06:56

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