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革命によって共産主義社会を作る、このような部分も若干穏やかではないのですが、しかし共産主義の発想は、取り立てて悪意の有るものではなく、国の経済のシステムとしては、かなり成熟した環境と思えます。

しかし大ソ連は崩壊し、北朝鮮は国としての態を成さず、中国は共産党一党独裁にもかかわらず、経済大国になりながらも、肝心の共産主義的な部分、労働の配分と収益の分配は機能しておらず、貧富の差が縮まる要素が見当たりません。

産油国では、湧き出る油から得られる外貨を国民に(一律に?)分配するという行動が起きていますが、油などが無い国では、労働力を平等に配分しきれず、利益も同じく平等な再分配が行われません。

機械化が進めば、楽な労働で、利益を分配できる道理だったのですが、やはり機械化とともに、人口が増えすぎ、追っ付けなるからか、その機械化のための工場よりも、優先される生産ラインが存在しているようで、無駄が多く、食料すら行き渡らなかったり致します。

オリンピックでの競争も、4年に一度、0、01秒しか延びなくなるのと同じく、アメリカ型資本主義も、奴隷的な存在なくしては、成長は望めませんし、成り立ちません。

富める者が貧しい者に対し、余分に援助する形での共産主義が国民総中流化につながらない、そのへんに潜むネックをどなたか教えてください。

A 回答 (13件中1~10件)

共産主義って矛盾だらけの割に、矛盾に対する許容値が小さい点が問題じゃないですかね?



「平等で無くてはならない」ので、公平は否定です。
本質的には「権限と責任」みたいな概念も有りませんし、平等ってのは定量的なので、日本で言えば「全員の給料が一円単位で同じ」みたいな状態ですから。

そこに「序列」みたいな概念とか、「労働や収益の分配」などのシステムでもを持ち込めば、破綻しない方が不思議な気がしますよ。

一方の資本主義は、概ねは平等を否定していません。
即ち、最低限は「平等」で、その上に「公平」を乗っける形です。
定量的な部分の上に、個人差を乗っけると言っても良く、その乗っけた個人差については「多数決で決めよう」と言う、まあまあ合理的なやり方だと思います。

ロシアや中国など、社会主義国が成功してきているのも、「基本は平等だが、多少の公平には目をつぶる」であり、その公平に目をつぶる部分が、議会制民主主義的な手続きでは無く、序列上位者とか統治システムによって行われているだけではないか?と思います。

平等の守護者であるべき人や仕組みが、公平を担保するなんてコトは、大いなる矛盾だし、そんなコトが出来るワケも無く、汚職や腐敗が後を絶たないのでしょうね。

そう言う仕組みが可能なのは、地面を掘ればカネが出て来る様な、産油国くらいじゃないですかね?
健全とは程遠いですが、高いレベルで平等が担保されてりゃ、「文句を言う人が少ない」くらいは期待出来ますので。
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この回答へのお礼

(公平)を多数決によって乗っける、という表現ですが、その乗っけられた(公平)の中に、#5でのお礼に見られる(イチロー)が入るのだと思います。実体への貢献ですね。

古い本で言い表された共産主義が「矛盾だらけ」なのであれば、現在せっかくのバブル景気ですから、これをバネにして、実体のある共産主義を求めるべきなのでしょう。

額面の価値を持たない個人資産などは、あらぬオカルトを生むだけで、社会貢献度はゼロより悪いです。実体の無いものに、人間が社会が、ついでに株価さえもがコントロールされてしまいます。

実体への貢献度を最大の価値としたとき、汚職・腐敗を糾弾できるのでは、と思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 14:06

まず最初に断っておきますが、私があなたの質問に回答するのは、回答したいからではなく、今までの回答履歴に対するお礼に、あなたの慧眼を感じ、これらのお礼を私の回答履歴に残しておきたいからです。

メモメモ・・・
で、誰も触れていない共産主義壊滅原因に触れさせていただきます。マルクスの理論は生産と消費を生業とする小さなサークルでは有効でしたし、現に実現した事例もありました。ところがマルクスは産業革命の次に来た流通や情報の革命を予見しなかった・・流通や情報は集約的産業であって富の分配が不可能な分野でした。したがってソ連や東欧諸国も流通や情報のパニックから崩れていきました。1980年代の話・・
他にももっと原因はあると思います。私の論はあくまでも私見です。
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この回答へのお礼

どうぞメモして置いてください。ついでにプリントアウトして押入れにでも入れておいたら、ひ孫の世代に発見されて、予言の書として面白がられるやも知れません。・・・大変に勉強ができました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 22:47

かつて、世界で最も成功した共産主義といわれた国がありました。


第二次世界大戦の終了から、オイルショックまで(あるいはバブル崩壊まで)の日本です。

オイルショックまでは、日本は他国(アメリカ)などの技術を導入して、生産すればよかっただけです。
セカンドランナーであり、トップに追いつくまでのように、
計画を立てて、計画通り進むときは、共産主義は成り立ちます。
トップグループに入ると、自ら新しいものを開発しないといけません。
新しいものは計画通りにできません。
こうなってしまうと、共産主義は成り立ちません。
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この回答へのお礼

そのような時代、つまり日本共産党や社会党が野党でいられた時代ですが、まだまだ日本は貧しかったように思います。貧しい状態での共産主義は、本人たちの耳障りは良くても、実態に合致しません。充分に豊かな国でなければ、共産主義によるメリットは無いように思います。

今後日本が共産主義に至れるかどうか、日本は二流経済国の道をこのまま歩き続ければ、行き着くところに共産主義の新しい姿は見れずじまいになるものと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 21:27

社会主義の国では最低限の生活は保障されます。

そのため切磋琢磨して働く競争心が失われていきます。他の国で新しい技術が開発されるとタチマチにして競争力を失い、モノが売れなくなります。普段から考えるという習慣に疎くなっていますから追いつけません。それで経済が悪くなり治安も悪くなります、そこで強権的な政治が始まるのです。長年の怠慢で急に尻を叩いても経済はよくなりません、慢性的不況から立ち直ることはありません。それが社会主義の欠点です。日本が不況になったのも怠惰な生活によって贅沢を覚えたからです。立ち直ろうとしても技術者がいない、誰もが楽して高収入を得られる営業畑に殺到したからです。日本人は今マネーゲームに走ろうとしていますから、不況から立ち直ることは出来ないと思います。そして老後が保障されていますから尚更無理だといえます。良かれと考え社会主義の良いところを取り入れたのですが、結果的には社会主義の末路とよく似た状況になりました。自分達の生活を自分で守ろうとせず、国に国民の生活を守れとしたことが向上心の無い無気力な生活者を溢れさせたといえるのではないでしょうか。政府は国民のもの、国民は国を支えなくてはいけないのに、政府が国民を食い物にした。そうこれが日本社会主義です。国境がある限り社会主義国は経済破綻し滅びます。
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この回答へのお礼

共産主義国家は怠惰ゆえに滅びる、という暗算はよく行われます、今さらではありません。そこは、少々怠惰でも良いだけの実体資産を持っていれば解決できます。

マネーゲームで得られる利益はあくまで他人の財布に手を突っ込んでいるだけですから、人間レベルでは誰かが被害者となっていますので、それ自体で経済を回復することは困難でしょう。

老後の保障すら無い世界を尊んでいるようですが、それは不況の、今のところ最大原因と思いますが、今後考えが変わるかもしれませんので、強くは押しません。

共産主義は、老後の生活やそれ以前の生活を保証する物ではなく、確実な実態的労働を分け合うものです。そちらの方に重点を置いて考えるべきでしょう。

では誰が日本人を食い物にしたのか、結局80年代にピークに達した日本経済という財布に手を突っ込んだのは、すべての他人であるように思います。

役人という名の他人、アメリカという名の他人、戦争被害者という名の・・・それらにコントロールされたかのように、国民と政治家との間に隔たりが生まれ、日本を日本人の手で立て直すことができなくなったのでしょう。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 21:15

>一方で、中国の底辺の人たちの生活水準がなかなか持ち上がらないのは何故でしょう。

たぶん、アメリカがた経済にかぶれたせいで、利益の再分配を怠っているからでしょう。

なんとなく、言いたいことがわかったような。
最高実力者・鄧小平は、まず豊かになれるひとから、豊かになるべきだ、というようなことを言いました。
これは、利益の再配分をしない(怠るのではなく、意図的にしない)、ということを意味します。

これはもはや共産主義ではありません。中国はアメリカ型資本主義を取り入れることで発展したのは明らかです。
あなたの言うことは、おそらく二律背反であり、おそらく不可能なことなのです。
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この回答へのお礼

二律背反ではないと思いますよ。利益を分け合うには、当然のことながら利益が無ければいけません。利益の無い状態で分け合うと、全員が貧しくなり、一部の権力者が利益を一人分以上に得たいと考えるようになります。

そういった気持ちの変化で、これまでの共産主義国家は、共産主義を頓挫させたのだと思います。国の経済が、そして世界的な経済の安定が訪れたとき、自ずと共産主義にシフトするのだと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 20:35

質問者さんが日本共産党員か、はたまたその他の政党の人かわかりませんが、この機会に言っておきたいことがあります。



20世紀の旧共産圏諸国の大いなる失敗を、ほとんどの国民が知っています。
その認識をくつがえすには、具体的な目に見えるモデルが必要です。

資本主義社会の枠組みの中でも、その気になればできることはたくさんあります。
社長以下、給与格差がない会社を作るとか、正規雇用と非正規雇用の労働者で同じ賃金の会社を作るとか。
そして、本を書くなりメディアを読んで多いにアピールすれば、日本国民の意識も多少は変わるでしょう。

安倍さんの悪口をいくら言ったところで、自分たちに理想社会を作る能力がなければ、民主党の3年天下の後をなぞるだけです。

この提言は、質問者さん本人にも当てはまります。
まず自分で動いて、目に見える実績を出してください。
もちろん楽な道ではありませんが、多くの左翼活動家は他人を扇動することばかり熱心で、自ら汗をかくという道から目を背けているように思います。

それでは、質問者さんもしくは同志の方々が、具体的な成果を見せてくれる日を期待しています。
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この回答へのお礼

20世紀の旧共産圏諸国?私はそのような物の話をしているのではありません。あなたが自らおっしゃっているシステムも共産主義的なものです。

民主主義的自由主義的共産主義を考えますと、過去および現在の共産主義を謳う国家とは、似ても似つきようがない形となりそうです。貧乏人が夢だけを語っても実現しないのと同じく、機が熟していない状態で行われた場合、どのように優れたプランでも頓挫します。

私は政治活動家ではなく、知的好奇心旺盛な質問者ですから、そこのあたりは区別して置いてください。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 14:43

個人の頭の中でこねくり回して作りあげた理想に現実の社会をあてはめようとするからです。


そんなの最初から不可能です。

だから最高権力者の頭の中の思考が唯一の正義となり、少しでも外れた思考の者は排除の対象になります。
国民の(あるいはメンバーの)大量虐殺、リンチは最初から組み込まれているのです。
内部抗争と粛清は共産主義の本質的DNAと言ってよいでしょう。

最高権力者の思考が唯一の物差しですから、多様な角度からのアプローチなど望むべくもありません。
普通ならAがダメならB,並行してCも試す、違うところでDに取り組んでいる人もいる、というのが健全な社会です。
共産主義国家はAならAしかないんですから。
Aが間違っていて国民が何百万人死んでも平気です。
なぜなら最高権力者は絶対的な善だからです。
バカかと思います。
滅ぶべくして滅ぶんでしょうね。
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この回答へのお礼

共産主義国家の失敗がイコールとして、共産主義自体の持病だと考えるのは、正解とは思えないですね。

たとえばイギリスなどヨーロッパの、あるいはアメリカの歴史などでも、植民地支配や奴隷制度といった過程なくしては、現在の地位はありません。常に他国の資源を略奪することで成り立っています。

その地位を死守するためには、今後もどこかの誰かが、酷い迷惑を被り続けるわけです。

共産主義の完成形は、いまだ実現されておらず、その実現を阻んでいるのは、共産主義ではなく、愚かな人間の行いです。殺されているのは、けして共産主義国家内においてだけではありませんよ。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 14:27

共産主義や社会主義は、制度としては理想的なものですが、人間の私利私欲、ずるさや地位欲くなどの人間特有の条件を考慮していなかったのが失敗の原因です。

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この回答へのお礼

貧乏人の私利私欲など、豊かさにはかないません。問題なのは、充分すぎるお金(たとえば7000億円とか)を個人資産で持つような者の私利私欲です。

これはもはや人間ではなく、経済モンスターであり、日本人にマイナスしか与えません。現在の日本は、このような底辺から搾取して無限に巨大化する怪物から身を守る必要があるように思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 13:04

絶対権力は絶対に腐敗するという言葉がありますが、それ程人間性を悪意で見なくても、欲望の肥大化が当時の想定を超えていたと言う事が大きい気がします。



例えば牛肉の摂取によるカロリーは、その15倍の飼料のカロリーを基にしたもので、牛肉の消費量が増えることに因る食糧危機への影響は、人口の増加より遥かに大きい計算になります。

米国的生活には他の先進国の2倍のエネルギー消費(石油換算年8t/年/人)が必要で、2001年の中国はその1/20の0.4t/年/人でしたが、現在はそれが1/10に達していると思われます(全体では日本の倍)。

つまり富める者が分配を考えると言うラインが途轍もなく高いので、権力と富を手にしたグループがそう考えるより、より良い生活を安定して獲得する事を考えてしまう事で、分配でなく集中が起きてしまいます。

そもそもマルクスが想定した、成熟した資本主義の中から共産主義への転換でなく、そもそも経済の脆弱な国にそう言った制度が採用された事もあるのでしょう。

皆が応分に貧しい中での公平な配分と発展はあっても、その後に豊かさがそこそこ出て来た場合の、「誰が先に取るか」という事で欲望が増大してしまうのは人間の性ですね。

最も豊かな国である米国では、大企業幹部の退職金が日本円で数百億円と言う例が多々ありますが、そう言った高額取得が知られた人間にとっては、銃社会の中での安全性確保には年数億円の警備費が掛かり、日本人の様に「そんな金どこに使うんだろう」と言った事では無い様です。
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この回答へのお礼

たとえばイチロー、彼が稼いで文句を言う人はいないと思います。年俸10億円でも、イチローだから、と許されます。それだけ国民に還元される部分が大きいからでしょう。

しかしそのイチローでも、資産が1000億円となると、夢の範囲をぶち壊してしまいます。個人資産は、ザクッと100億円が限界で、それ以上あっても、普通では使い切れません、使いきれない死に金は、底辺からの搾取と同じ意味を持ちます。

マルクスの世界観がどのようなものであったか、忘れてしまいましたが、所詮、機械技術以前の人ですから、機械を労働力として計算していなかったはずです。

おっしゃるように、貧しいときに共産主義を謳ったところで、貧乏人同士の山分けみたいになり、ろくな結果にはなりません。共産主義によって豊かになる、といったたぐいの物ではないからです。豊かさがピークに達したとき、共産主義へとシフトし、安定的で格差の無い経済社会を作るべきだと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 12:56

世の中には、「他人を出し抜いてでも人より金持ちになりたい奴」と「死んでも働くのは嫌だという奴」が無視できない数存在するからだと思います。



「牧場のジレンマ」ってのがあるでしょう?あれですよ。

>共産主義の発想は、取り立てて悪意の有るものではなく、国の経済のシステムとしては、かなり成熟した環境と思えます

インテリの発想だなーと思います。貧乏人(貧しくかつ教養(教育ではなく『教養』です)がない人)はもっとストレートに欲望に忠実なんですよ。
年収300万円以下の人がよく読むんだろうなーって雑誌には必ずといっていいほど「幸運を呼ぶアクセサリー」の広告があります。そのアクセサリーを身につけたら金持ちになって女にモテモテになったと出ています。高級車を乗り回し、美女をはべらせた写真が載っています。貧しい(心と経済の両方)人は結局のところ「金持ちになりたい」と思っているのです。
かの孔子先生もおっしゃっています、「金持ちでいばらない。これは易しい。貧乏でひがまない。これは難しい」と。
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この回答へのお礼

お金とは何か、お金は労働力以上に存在することはできません。アベノミクスなどによるお金の増刷によって増えているのはお金ではありません。

金持ちとは何か、どのくらい金が有れば金持ちなのか。わたくし的には、人生が終了するときまでに不自由なく使い切れる程度で充分な金持ちと言えると思います。

そこを中心線と考えると、それ以上の者やそれ以下の者が乱雑に入り組みすぎています。貧困者と守銭奴がゴチャ混ぜになっており、まともなお金の使い道を見失っているように見えます。

もっと幅広い職種が存在しなければならず、世襲制を排除すれば、働きたがらない若者も減らせるように思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/27 12:36

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