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鉄骨造のショッピングセンターで鉄骨本柱は設計図に耐火被覆30m/mが有るのですが、鉄骨間柱にも耐火被覆は必要なのでしょうか。間柱はH-350x175x7x11のサイズです。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

建築基準法上、鉄骨造は一定基準の耐火被覆をすることで耐火構造とみなされます。



逆に言えば、条例等で耐火構造を要求されている場合は、鉄骨造も一定基準以上の耐火被覆を要する事になります。

鉄骨造の梁・柱に用いられる鋼の溶解温度は約1300度です。

木造住宅での火災での燃焼温度は1200~1300度ですから、鉄骨造でも内装に木材等が多用されて派手に燃えれば、鉄骨は溶けます。

耐火被覆があれば、耐火被覆がダメになって鉄骨が溶け始めるまで1時間ほど時間稼ぎ出来るので、鉄骨が逝く前に鎮火出来る可能性が高くなります。

当然、間柱にも同様の耐熱被覆が必要だと思いますが「設計図に指定が無い」のであれば「設計者が建築費を削減するために、わざと指定しなかった可能性」も否定できません。

間柱に耐熱被覆した場合、あとから「余計な事はするな」とクレームになる可能性があります。

間柱に耐熱被覆しなかった場合、あとから「欠陥建築だ」とクレームになる可能性があります。

つまり「設計者に確認しないで勝手に判断すれば、してもしなくても、後でクレームになる」って事です。

ここの回答者の全員が「間柱にも必要」と回答したとしても、設計者は「不要」と思っているかも知れません。

ここの回答者の全員が「間柱には不要」と回答したとしても、設計者は「必要」と思っているかも知れません。

したがって「ここで質問した回答はすべて無意味なので、どうすべきか、設計者に問い合わせるしかない」って事です。
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この回答へのお礼

丁寧な説明を頂き、有難う御座いました。設計へ確認します。
 これからもよろしくお願いします。

お礼日時:2013/05/28 19:24

耐火被覆 = 耐火構造 (建令107)⇒ 主要構造部 (壁・柱・床・はり・屋根)



壁(耐力壁)の間柱は耐火被覆でなく、壁張り表面材で耐火性能もたすのが一般的。

ただ、
>間柱はH-350x175x7x11のサイズ

って間柱?

れっきとした荷重受け持ってる「柱」じゃないの?
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