プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

美術学校やデザイン学校を出たわけではありませんが、我流でデザインの仕事をしています。
これまで手がけたことはないのですが、ロゴタイプやロゴマークも作れるようになりたいと思っています。

ロゴの制作を請け負っているデザイン会社のホームページに作品集が掲載されていますが、どのように制作しているのか知りたいです。

このボードで作り方全てを教えていただくのは不可能だと思いますので、
学ぶのに参考になる書籍やサイト、その他ヒントなどをいただけますでしょうか。

特に、日本語、漢字が含まれたロゴも作れるようになりたいです。

ご教示お願いいたします。

A 回答 (1件)

ご質問の内容がいまひとつ判然としませんが「作り方」とは


・デザインのしかた
・グラフィックソフトでのデータ化
のどちらでしょうか?

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「デザインのしかた」ですと、思いつく案をいくつも紙にスケッチしてそこで煮詰めていくのが一般的です。
これは今も昔も変わっていませんし、表現媒体によって変わることでもありません。
立体物である彫刻や陶芸、工業製品とか織物、染色などでもすべて最初は紙へのスケッチから始めます。
ロゴやマークなど最終的にデータ化されるものでもいきなりグラフィックソフト上で作り出すようなことはしません。

ラフデザインを考案するためには、より多くの既存の作品を知っておく必要があります。
それは「参考にする(笑)」という言い方もありますし「類似作になるのを避ける」という意味もあります。
「マーク・ロゴタイプ集」のような作品集が参考になります。

その段階では最初には丸や四角の組み合わせなどの簡単なものから始めるのがいいでしょう。
そこから少しづつ自分のアイディアを入れながら絵を創っていきます。
ここで一つの課題に対して「思いつく案」が10や20点くらい浮かばないようではこの分野の仕事には適していません。

中には既存のフォントや文様などを元にアレンジして作るということもありますが
すくなくとも「仕事」として行うからにはそんな稚拙な真似はしないほうがいいです。

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「グラフィックソフトでのデータ化」は、そのラフスケッチを元にして、今なら「Illustrator」で仕上げるのが一般的です。
データの使い回しや汎用性を考えればそれ以外のグラフィックソフトは使わないほうがいいでしょう。
「グラデーションなどを多用する場合はPhotoshopのほうがいい」などと言う人もいますが、
ロゴやマークはいろいろな使い方で印刷用の素材にされることが多いものですから
統一した再現性の低いグラデーションなどを作品に使うべきではありません。
同時に、拡大縮小で使われることが多いですから、その使い方に不適当な「画像データ」ではないほうがいいです。

具体的な作業としては、ある程度まで細かく描き上げた紙のスケッチをスキャンして
それを下絵にして手作業でトレースしていくのが一般的です。
オートトレースは正確性が曖昧になることやデータの無用な増大を招きますから避けてください。
「とりあえずオートトレースをしてから細部を修正していく」のも手間がかかるだけで効率的ではありません。

文字などは「画数によって文字ごとに線の太さや大きさを変える」などを適切なバランスで行う必要があります。
それと、大きく使う場合と小さく使う場合とか、白地に使う場合と白抜きで使う場合で
同じ視覚効果になるように太さの異なるデータを作る、とか
ロゴ以外の色(建物に使われる際の壁の色とか)との合わせかたの基準も作る必要があります。
他の細かな留意点はいくつもありますがキリがありませんからここでは書き出しません。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。
まさに知りたかった事を丁寧に教えていただきありがとうございます。
やはりどんどんラフスケッチを書きまくるんですね。
そこでどれだけアイディアが出せるかどうか。
わかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2013/06/29 11:25

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