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「魔女狩りのようだ」という現をときどき読んだり聞いたりするのですが、どういう意味、どういう例えなのでしょうか?。歴史的な背景もあるのでしょうか?。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

『魔女狩り』というのは、中世から近世初期のヨーロッパキリスト教社会で、教会や民衆が、異端的な人物を魔女に擬して、組織的、狂信的に糾弾、処刑した運動のことです


これになぞらえて、集団や権力が、異端分子とみなす人物を、糾弾、排除しようとすることを(特に異端分子側から)『魔女狩り』と呼ぶこともあります
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この回答へのお礼

やっぱり、歴史的な背景があったのですね。
わかりやすい説明をありがとうございました。

お礼日時:2004/03/22 18:34

疑わしいというだけで、厳罰に処せられてりすることを言います。



語源は以下のとおりです。
中世ヨーロッパでは「魔女は神にあだなすもの」として、取り締まりのうえ死刑になっていました。
ところが時がたつにつれこれが次第にエスカレートしていき、無実(ようは一般市民であっても)ちょっと不審な行動をしたりするだけで魔女として死刑を言い渡されるようになっていきました。
そーいった無実なのに殺害されて人数は、数10万~数100万人とも言われております。
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この回答へのお礼

邪魔者に濡れ衣を着せて処刑する、ってこともあったのでしょうか?。
怖い時代もあったのですね。
わかりやすい説明をありがとうございました。

お礼日時:2004/03/22 18:37

魔女狩りにおいては密告が奨励されました。

魔女を告発することはキリスト教徒の義務だからです(当時の話しです)。難しい顔をして独り言を言っているところを見咎められ、呪文を唱えている、と密告されることもあったのです。
ゆえに、なんでもない些細な言動を重大な問題と結びつける言いがかりにも等しい告発を、比喩的に「魔女狩り」というのです。

蛇足ですが、
魔女と戦うために特別に組織された修道会のメンバーは、経済的利益のために無辜の市民を魔女に仕立て上げていました(魔女とされた市民の財産は没収されたのです)。魔女の特徴の一つは体に痛みを感じないホクロがあることですが、修道士は、証人の面前で押すと引っ込む針のついた棒でホクロを刺し、被疑者が魔女であることを「証明」していたのです。
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この回答へのお礼

狩るために魔女をでっちあげこともしたんですね。
魔女の体の特徴も教えてもらいました。
どうもありがとうございます。

お礼日時:2004/03/22 22:15

↓御参考までに。



余談ですが、当時聖職者は禁欲を義務づけられていたため(カトリックは今でもそうだっけ?)聖職者が年頃の女性を魔女として取り調べると称して輪姦し、口封じの為に処刑したという説もあるそうです。

参考URL:http://kumism.boo.jp/history/archives/000136.html
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更に余談。



かのジャンヌ・ダルクも宗教裁判で魔女とされ処刑されました。
1431年、魔女として火あぶりにされる。
1456年名誉回復裁判により名誉回復。
1920年にはバチカンにより聖人とされる。

…だそうです。
死んでから(殺されてから?)名誉回復してもらってもねぇ…
(^^;
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この回答へのお礼

魔女を狩ると称して様々な悪が行われんたんですね、それも聖職者によって。
ジャンヌ・ダルクもお気の毒ですが、名誉回復できたことがせめてもの救いのように思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/22 22:19

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