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M/S処理のmidを作る時の疑問です。

ちなみに自分で調べたうえでの疑問です。
MSステレオの録音方法も、加算減算のルーティングの仕方もしっています。

midを作るときはL+Rですが
なぜこれでセンターの成分になるのでしょうか?

例えばキックがセンターにあってモノラル→ステレオ出しのチャンネルから出ている
信号の強さを100パーセントとしましょう。

この場合、ステレオでセンターを表現するためにLに50パーセント、Rに50パーセント出ていて
L+Rの処理をすれば100パーセントになります。
ちゃんと同じ音量で正しい定位で音がでるとおもいます。

ただパンを振っている音源はどうなのでしょうか?

例えばハイハットがLに30パーセント、Rに70パーセントあるとします。
この場合L+Rをしてしまったらセンターに100パーセントになってしまいます。
定位が崩れてしまわないのでしょうか。
70-30=40パーセントがセンター(mid)から鳴らないとだめなんじゃないでしょうか?


もしくはこれは違った考えで

ステレオLRで言うセンター=midではないということでしょうか?

この場合のmidはただLRを抽出するために作られた、モノラルのダウンミックス
ということでしょうか?
(この考えは録音時と似ている気がします、
録音時は無指向のマイクで収録したものをモノラルでmidとするので)

midをセンターのみの成分というならL+Rはあり得ないと思います。

一応考え方は

LR=(L+R)M、(L-R)S=(M+S)L、(M-S)R

この過程でLRはMSを加算減算して抽出できるのはわかります。

(M+S)L、(M-S)Rこの操作をすることでLRが二倍になってLとRをあわせて
センターが二倍になり元のバランスにもどるので!

あってますよね?

ただ最初に戻りますがL+RでそれがLRで言うセンターのみになるの????
という疑問です!



あともう一つ疑問です!!
よく音圧のためにサイドにコンプかけたり音量あげる方がいらっしゃいますが、
あれは大丈夫なのでしょうか?

加算減算で元の波形に戻しているのに、サイドの音量が上がってしまったらmidに含まれている
LRの成分より大きくなってしまい打ち消しがうまくいかないですよね?
減算されるチャンネル側は必要以上に減算されてしまい、逆位相がでてしまいます。

加算されるほうは音が大きくなりますが、、減算で逆位相がでるのでよい音場が作れると思えません。
このようにあまり好ましくない状況になるとおもうのですが?
どうなのでしょう?


最後に

持論炸裂展開しているので確証がないのです><
調べてみてもmidはセンターの成分とかL+Rとしか表記されていないので、
あと方法論とか。(ルーティングですね)

それがどんな影響を与えるかを正確に記述したところが見当たらない><
(広がり感が出るとか、音圧が稼げるといった記述はあるのですが)

わからないので詳しい方教えていただけますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

元々このM/S処理というのはご存知かと思いますが、M/Sマイクから来た効果が狙いで、昔のカセットステレオなんかでSTEREO WIDE(ヴォーカルが奥に引っ込みステレオ感が倍増する。

とかL/Rの位相反転でセンターカットしてカラオケ仕様とか)という効果に始まるもので、一般的にはライブ録音で観客の音とステージ上の音を分けて録音して操作出来る様に録音出来るマイクの効果の事です。
詳しい説明は「M/Sマイク」で調べれば動作が解りますのでここでは敬愛します。

で、この効果(センターが引っ込む)を利用してセンターに集まりがちな音量を左中右で均一にして、全体の音量を上げる目的で処理を施し音圧レベルを更に上げるのがM/S処理になるのかな?と思います。
しかしながら、コレは2MIXに置いて有効で有り、主にマスタリングで使う方法と思います。
それ以前のMIX中で有れば如何様にも処理出来ますので。

M/S処理検索で見つけた例で説明しますと
http://sleepfreaks-dtm.com/for-advance-protools/ …
midはセンター(モノラル)そのものです。(2MIXをモノラル化した音源)
で、このmid+L/R(モノラル×3)で2MIXを再現出来ます。
(L/Rは位相反転効果後のセンターの無い音源)
つまりL/C(センター)/Rという3chの音源が出来る。
しかしながら、リンク先ではセンター抜けにはなりますが、正確なL/Rが作れていません。
リンク先ではL/RがL/Lになってしまっています。
Rの差分を作らないと正確なL/Rには成りません。
1)Lに反転Rを当てて取り出した音(LーR)
2)Rに反転Lを当てて取り出した音(RーL)
です。
この方が正確なL/Rを取り出せます。(LとRで鳴っている楽器や定位が違うので)
この方法だとL/C(センター)/Rという3chの音源が出来ますが、一般のMSマイクや上記リンク先ではモノラル2ch出力と同じです。「mid+(L-R)」

>midを作るときはL+Rですがなぜこれでセンターの成分になるのでしょうか?
例えばハイハットがLに30パーセント、Rに70パーセントあるとします。
この場合L+Rをしてしまったらセンターに100パーセントになってしまいます。
定位が崩れてしまわないのでしょうか。

そうですね。モノラルを作る訳ですから全てセンターに寄ってしまいます。
しかしながら、通常L/Rの2MIXではLに存在するセンター成分とRに存在するセンター成分とで乗倍の音量がセンターに有りますので「左1:中2:右1」という配分にステレオレベルがなっていますので、モノラルセンターの乗倍のセンターに位相反転後のセンター無しのL/Rを合わせて「1:1:1」になる様に音量調整して音圧レベルを稼ぐというのが狙いです。
仮にmidで定位が崩れてセンターに全て寄ってしまってもL/Rが有るので問題は有りません。その分L/Rの音量を上げれば広がりが出る筈です。
(ただしPANは左右振り切りが常套でこの時に元のMIXが再現)
このL/Rは綺麗にPANされた状態のものしか抽出されていません。
センターに集まってる成分は位相反転で綺麗に無くなっていますので、センターのmidとL/Rとで綺麗に2MIXが再現される訳です。

>よく音圧のためにサイドにコンプかけたり音量あげる方がいらっしゃいますが、あれは大丈夫なのでしょうか?
LRの成分より大きくなってしまい打ち消しがうまくいかないですよね?

コレは打ち消し後の音に対して掛けるので関係ありません。
打ち消し合う前で掛けてしまったら仰る通り打ち消し効果そのものが無くなります。

>それがどんな影響を与えるかを正確に記述したところが見当たらない><
わからないので詳しい方教えていただけますでしょうか。

M/S効果の良い所はセンターと左右を独立して調整出来る事です。
一般に2MIXの音圧を上げようとするとセンターが最初にレベル制限に掛かって歪み始めたりして思う様に音圧を上げれないので、センターとL/Rを分けて別々に音圧を上げると均一の取れた迫力の有る音圧アップが出来る。という事です。

この回答への補足

こんなに長文でご回答いただきありがとうございます。
ただまだ疑問が消えません!


サイトでの処理ですが、ちゃんとLRになっていますよ!
L+R=mid、L-R=side

M+S=(L+R)+(L-R)=2L

sideをインバートさせて(インバートさせるを読んでいなかったのでしょうか?)
M-S=(L+R)-(L-R)=2R

というふうになっています。

 >1)Lに反転Rを当てて取り出した音(LーR)
 >2)Rに反転Lを当てて取り出した音(RーL)

1トラック余計に書き出さなくてもいいんじゃないでしょうか?
ご回答者様がおっしゃる(2)は(1)を反転させればできますよね?

WEBサイトの方法でMS処理した後と元の音を逆位相にしてぶつけると音消えますし、
正確にLRがなりたっていないということはないと思います。


 >仮にmidで定位が崩れてセンターに全て寄ってしまってもL/Rが有るので問題は有りません。

ご回答者様の理論でいくと、センターによってしまってもLRがあるので大丈夫とのことですが
そうしたらもうバランスは崩れているということですか?
でもそうしたらMS処理した後と元の音を逆位相にしてぶつけると音が消えないはずですし?

もしくはセンターによってしまってもsideとmidを混ぜるときにmidのLRの成分はsideに打ち消されるから
大丈夫ということですか?

 >その分L/Rの音量を上げれば広がりが出る筈です。

その分とはどういうことでしょうか?
MS処理をしてもmidとsideのバランスを崩さなければsideの音量を上げなくても
元にもどります。



 >コレは打ち消し後の音に対して掛けるので関係ありません。
 >打ち消し合う前で掛けてしまったら仰る通り打ち消し効果そのものが無くなります。

待ってくださいw
打ち消し後の音ってただのMS処理後のLRじゃないんですか?
そうしたらMS処理をする意味がない。

それとも打ち消し後の音というのはsideの音(L-R)にということでしょうか?
でもそうしたら二行目の意味はどういうことでしょう?
打ち消しあう前にかけるってこれもMS処理前のLRにかけてるだけでそうしたら打ち消し効果が
なくなりますのくだりが意味不明になってしまいます。

実は僕は問題があると考えているんです。
詳しく書きます。
わかりやすくするために上記の式に数値を与えます。
まずなにもいじらずただMS処理をしたものは

L+R=mid、L-R=side


10M+10S=(10L+10R)+(10L-10R)=20L

10M-10S=(10L+10R)-(10L-10R)=20R となりますが

しかしsideの音を上げると

10L+10R=10mid、

10L-10R=10side→1.5倍する15side(音量をあげる)


10M+15S=(10L+10R)+(15L-15R)=25L-5R


10M-10S=(10L+10R)-(15L-15R)=25R-5L

となります。

つまりLにわずかに逆相Rが入ってしまうんじゃないか?
これによって逆相RとLの音が混じるとセンターが打ち消されて弱くなり、
結果的に広がりが出るということなのか?

とぼくは考えますが

これは問題じゃないか?とおもいます。

逆相なのでセンターは打ち消されたかもしれませんが逆相RのRだけにしかない成分は
Lに残ったままなのです!!

つまりとても気持ち悪いことがおきます。

Lを聴きながらLのみの成分の逆相がRから聞こえてくることになります。

また

Rを聴きながらRのみの成分の逆相がLから聞こえてきます。


でこれが合っているのかどうかですが
どうでしょう?


 >M/S効果の良い所はセンターと左右を独立して調整出来る事です。

デメリットが知りたいのです!
メリットはよく書いてあるんですが!

補足日時:2013/07/02 16:14
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