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山手線や中央線,京浜東北線などで、
「後続」の列車が遅れているために、時間調整のために
しばらく停車するということがよくあります。

先行している列車が何らかの理由で遅れているため
停車して待つというならわかりますが、なぜ後続の列車が
遅れているのに先行している列車が停車して時間調整する
必要があるのでしょうか?

A 回答 (5件)

関東の私鉄従事員です。



私の会社でも行ないますよ。時間調整という言い方はしていませんが。私の会社では「繰り下げ発車」と言います。

案内する場合、「現在停車中の電車の後にまいります電車が少々遅れておりますので、本日に限り停車中の電車は○○分発車とさせて頂きます」と言った案内になります。

ここから書くのは、私の鉄道会社での教育で使う例です。

分かりやすく単純化して説明します。

ABCDE・・・と続く路線で、各駅間はピッタリ1分で走れるとします。列車は等間隔で走る路線なので、A駅に電車がいるときはB駅から先の各駅にも電車がいるという状態です。

全部の電車が各駅を同時に発車して、次の駅に同時に到着する路線です。駅にはきっちり1分停車します。

列車の走行中(1分間)に各駅に100人が集まり、停車時間1分で、きっちり100人を乗せて発車するとします。

さて、この路線でA駅で乗降中にトラブルがあり、発車が30秒遅れたとします。B駅から先の駅の列車は、定時に発車しました。

すると、A駅にいた電車が次のB駅には、30秒遅れて着きます。すると駅に集まった人は、普段よりも30秒分、50人多く待っています。

1分で100人乗るので、B駅では普段よりも50人多く乗せるため、30秒多くかかり1分延で出ます。この時点で、この列車は列車1本分遅れてしまっています。

C駅には1分延で着くので、普段よりも1分列車間隔が開いてしまった分となる100人が、普段よりも多くなって待っているので、ここでの乗車は通常の乗降時間よりも1分多く掛かり、今度は2分延で発車します・・・・。

さて、これでは終点に何分遅れで着くでしょうね。

E駅が仮に終点としても、B駅で1分延に、C駅では2分延に、D駅で4分延になって発車します。こうして本当の終点には10分とか20分遅れて着くのです。

遅れが出たとき、B駅以降の電車をすべて30秒遅らせ、50人ずつ多く乗せたら、発車後に次の駅に着いた各電車は、遅れは30秒ずつありますが、待っている人は走行時間1分間で集まった100人なので、以降遅れが出ないため、終点での遅れ時間は30秒で済みます。

これが時間調整をする意味でです。

先行列車が遅れたための時間調整は、入るホームが無いための措置で、後続列車が遅れた際の時間調整(発車繰り下げ)は、列車遅延の拡大防止という意味があります。

なお、状況によっては、発車時間を繰り上げ、普段よりも空いた電車を問題発生駅に早く送り込み、遅れた電車を乗降途中で乗降を打ち切って出発させ、乗りきれなかった人を前の駅を繰り上げ発車した電車で収容して、遅れを最小限にする方法もあります。
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既に出ていますが、間隔調整のための停車です。


山の手線や中央線でラッシュ時に遅れが発生すると、遅れた列車の混雑率が増加します。この列車が次に駅に到着しても客扱いに時間が掛かるし、場合に寄っては積み残しが出て、さらに雪だるま式にダイヤが乱れることになります。
これを平準化させるために先行列車の停車時間を操作して先の駅での乗客を先行列車に吸収しておくための措置です。

むかしはこういう事をやっていませんでしたが、これまでに得られた知見からモンテカルロ法などを適用したコンピューターシミュレーションを行った結果、この方がダイヤの乱れの収束が早く、トータルな経済損失(会社的にも社会的にも)が小さいということがわかっています。
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はじめまして♪



私は田舎なので、単純な「後続列車の遅れの為」っていう事は聴いた事が有りません。

しかし、後続列車の接続の為って言うのは経験が有りますね。
要するに、乗り換え等の部分で、どうしても時間調整が必用に成る場合が有るのでしょう。

山の手線って、環状線ですから、単に回っていると言う感覚だけですと、確かにおかしな話ですね。
でも、山の手線の何処にも他の路線との乗換駅が無いなら、全くその通りなんですが、あちこちに乗り換え客を運んでいると言う部分もけっこう多く有りますので、先行車が問題となるよりは、後続接続列車のために時間調整と言う意味なのではないかと思います。

あるいは、後続列車が事故等でどれだけ遅れるかワカラナイ状況で、ホーム内に取り残される乗客を出来るだけ少なくするため、とか、かなぁ、、、

鉄道について特に詳しい訳でもありませんし、そもそも田舎者なので、正確な回答では有りません、あくまで想像や憶測を含んだ範囲の個人的考えですよ。

でも、間違いない事は「必要がない遅延は行なわない」
これは公共交通の常識です。
お客様への説明が全て詳細に行なっているか、それは違うと思います、混乱や事故やクレームが少なく成る方向で、出来るだけ簡単にアナウンスしているはず、ウソは言わない、これが大人の対応ですからね。
後続列車が全く同じ路線の物とは言っていない部分では無いかと想像したまでですよぉ。

とにかく、山の手線は非常に多くの列車が同時に同じ路線を走行しているので、わずかなトラブル(お客がホームとの隙間に物を落とした、ドアに挟まって、なんて言う、田舎ならそんな事で数分、まぁ10分でも対して変わらん。1日上下6本なんだから、、爆笑)でも余裕が非常に少ない環状線は調整が難しく成るのかもしれませんね。
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待ってあげないと、後ろの列車に人が集中しちゃうから。


遅れてでも、乗客分散が大事。
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後続の列車が遅れているということは、そのまま発車してしまうと、後続列車との時間差があるため、後続列車に乗ろうとしよう人が多くなり、さらに遅れが拡大し、混雑がひどくなる可能性があります。


このため、できるだけ、後続列車との間隔を均等化して、遅れの拡大防止と乗車人員の平滑化を図るのです。
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