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始めて人類が地球外に行ったとき、もちろん空気がないとかいろいろな情報を知っていたからこそ宇宙服など、それに対応した装備を持って行くことができたと思います。
ではなぜ、実際に行ってみる前から、宇宙というものがどんなところかわかったのでしょうか。それはいつぐらいのことで、可能にしたのは、どんな学問でしょうか。

例えば江戸時代の人は、あるいはコペルニクスは、ニュートンは、宇宙についてどれくらい知っていたのでしょうか。

A 回答 (3件)

 いろいろなことを、いろいろな点から徐々に、でしょうね。



 たとえば、宇宙は真空だということについて。

・ニュートン力学ができて、それで天体の動きを説明した。
(→惑星・衛星が空気中だとすれば、空気抵抗を受け続けて、ずっと同じように運動しないはずだから、真空のはず)
・標高が高いほど空気が薄い(→もっと上なら、もっと薄いだろう)
・夜空の星のほとんどは、とんでもなく遠方にある(それでも見えるなら真空だろう)
・流れ星は空気抵抗で光る(→それなら光り出す前は真空中にあるんだろう)
・彗星の尾は彗星の核が太陽からの圧力で吹き飛ばされたものらしい(つまり空気に流されておらず、それなら真空のはずだ)

 これだけではないですが、キリがなさそうなので。自然科学が未発達の太古の昔から知り得るようなものもあります。

 ニュートンがニュートン物理学を創始しても、それまで増大に観測を積み重ねてきた天文学からは反発されず、むしろ大いに活用されたことから、ニュートン以前に既に真空であることくらいは周知の事実であったようです。

 しかし、ガリレオ・ガリレイは迫害されましたから、いわゆるプトレマイオス的世界観がまだ支配的だったころだと、宇宙が真空ということは、あまり一般的に受け入れられてはいなかったでしょうね。

 その後、自然科学の発展とともに、宇宙について調べられることが多くなり、特にロケット技術の発展により実証実験も可能になりました。仮説が検証できるようになると、たちまち確かな知識は増えました。

 敢えて理学の分野から選んでみると、大枠では物理学の寄与が大きいでしょう。しかし、物理学の中でも地学がありますし、自然科学の裏付けを持つようになった天文学もそうだし、工学も多くの分野が宇宙関係には寄与しています。その工学には化学の寄与は物理学より大きいでしょうし、人間が宇宙に行くには生物学、さらに医学の知識は必須です。

 自然科学だけでも、どれが大きな寄与をしたか、今もしているかは難しい判断です。どれか、ではなく全部と考えたほうが正確なのかもしれません。

 真空だけでなく、温度や宇宙線等々の問題も、事前に仮説を立てて調べられたからこそ、動物実験、さらに有人宇宙飛行まで可能になったわけです。単に「真空なだけだ」と思っていたら、動物でも人でも生還はおろか、宇宙に出た時点で死亡してしまっていたでしょう。
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>>ではなぜ、実際に行ってみる前から、宇宙というものがどんなところかわかったのでしょうか。



月に行く前に、無人ロケットを地球の高高度で飛行させたり、地球周回飛行させたりしました。
つまり、有人で月旅行する前に、無人のロケットを飛ばし、宇宙の情報を集めて、それらの情報に基づいて、宇宙服などいろいろな装備を開発していたということでしょう。
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高い山の登れば、帰納法的に想像はつく。


もちろん広く一般に知られていたわけではなく、最初のストーリーのある映画--月世界旅行( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E4%B8%96% … )でも普通の服でつきに行ってます。
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