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この事故に関して色々な報道があります。最新のものは、メーカーとビル管理会社が合意の上で、センサーの感知範囲を狭め、死角を広げて運用していたという事でした。それは事故対策にドアの前においたポールのテープが強風でなびいてドアに誤作動が起きるためという説明になっていますが、そもそもこのドアのセンサーに初期設定として死角がつくられていた理由は何なんでしょうか?

A 回答 (4件)

私はこの事故の報道をみて初めて自動の回転ドアがあることを知りました。


また、結果論になってしまいますが、センサーの死角があったり、今回の対応について全く危機管理が出来ていない、と思いました。

人が使う物で先ず考えなければならないのは安全性だと私は思っています。
そういう点ではNo.3さんとは全く逆の考えです。

今回の問題は、「人が挟まれるかも知れない。」と言う事を設計段階である程度認識していた(センサーを付けているのだから認識していたはず。また子供の自動ドアの挟まれ事故は一般的の様です。http://www.kokusen.go.jp/news/data/a_W_NEWS_089. …)にもかかわらず、そのことに対するメーカーの安全基準がおかしいということです。

何がおかしいと感じるかというと、まさしく質問者さんの疑問に行き着きます。

おそらく、安全性よりも使い勝手やコストが優先してしまったのだと考えます。
使い勝手というのはNo.2さんが述べている「反対側を歩いてる人が扉にぶつからないようにする。」という点です。ある意味これも安全性にかかわる問題かも知れませんが、扉にぶつかる程度と挟まれてしまうのではどちらが危険かを考えれば今回の様な死亡事故にはならなかったかも知れません。

また、コストという点では、今回の回転ドアに使われていた、センサーが一般的な自動ドアのセンサーと同じ程度の物しか使われていなかったという点です。
一般的な自動ドアは近赤外線を使って反射してくる赤外線の量で人を感知しているようですが、
http://www.optex.co.jp/as/sikumi.html
今回問題になった死角についてもこのセンサーを使ったからかも知れません。

ドアの写真を見るとコンビになどのドアよりも高さの高い大きなドアになっているようです。
http://news.fs.biglobe.ne.jp/social/tm040329-933 …
推測になりますが、このセンサーだと近赤外線が放射状に放たれてしまうため高さのあるドアだと広い範囲に赤外線が届いてしまい、ドアに入ろうとする人だけでなく、ドアの前を通過する人まで感知してしまい、誤動作の原因になってしまったのではないでしょうか。そのため、センサーから届く距離を短くすることで赤外線が届くドアからの距離を狭めていたのかも知れません。
若しくはセンサーから届く近赤外線の上下の距離が地面までカバーできないのかも知れません。
安全性をもっと重要視しもう少しセンサーにお金をかけて、上下方向にレーザーの光電管を張り巡らせるとか、CCDカメラで画像検知するとかすれば死角を無くす方法はいくらでもあったはずです。

後で発覚したセンサーの死角を拡大する処置についてもやはり危機管理の無さを強く感じます。
そもそも去年から起きていた挟まれ事故を防止するため設置したテープの策が誤動作の原因になっているということに対し、感知しない方向にしてしまうこと自体本末転倒です。テープが風でひらひら動いて誤動作するのなら、動かない金属製の策にするとかして誤動作対策するとか、警備員を置いて、駆け込み防止を図るべきでした。



また、No.3さんのおっしゃる使う側の問題という点について、今回のケースはちょっといえないのでは無いでしょうか。
スーパーなどの自動ドアを通過する時細心の注意を払って通過していますか?
普通、ドア程度のものに死亡事故につながるような危険があると思わないのではないでしょうか。
あらかじめ、ドアについての危険性を教えてもらっていれば確かにドアを利用する人にも安全確認を怠ったと言えるかもしれませんが、一般的では形のドアとは違うとは言え、普段何気なく使うドアですからそのような危険を予測できる人はごく限られていると思います。
保護者であるおとなが重大な危険を予測できないですから、子供を保護するのは困難です。(やはり恒久対策が採られるまで警備員を設置すべきでした。)
今回ニュースで大きく扱われるのは今まで認識されていなかった回転ドアの危険性を広く訴える意味もあると思います。

自動車が急に止まれないと言うのはまさしくその通りなのですが、制動距離については物理の法則があるためどうにもならない部分あり引き合いに出すのはおかしいのでは?
それに、車の危険性は誰もが知っているし、小さい子供を持つ人は子供には特に厳しく言い聞かせているのではないでしょうか。

また、車の制動性能について自動車メーカーは安全性の向上を図っています。
車間距離が少なくなったらスピードが落ちて車間距離を保つ様なシステムも実用化されているし、ブレーキの効き具合の改善されてきています。
また、エステマの様なスライドドア車も最近では電動で開閉するシステムが普及してきていますが、これについても挟まれ防止のセンサーが付いており、センサーが感知したら閉まろうとしていたドアが開くようになっています。
自動車の場合人が触れる部分については意地悪試験といって考えられるあらゆる事を想定して試験を行い対策を織り込んでいます。
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この回答へのお礼

>推測になりますが、このセンサーだと近赤外線が放射状に放たれてしまうため・・・・下に行くほど左右と前後に感知範囲が広がり誤作動の原因となるということですよね。そこである高さ以下は死角にしたと。でも地面から15センチまでは横から赤外線センサーでカヴァーしていたということらしいですよね。なんだか人の命をあずかる仕様になっていないなと素人目には思えますよね。ありがとうございます。

お礼日時:2004/03/30 12:29

死角というと聞こえが悪いのですが、たとえば全ての方向に感度を持たせると、いつも扉が止まったままになってしまいます。


自動ドアのセンサーだって死角を作っておかないとずっと開きっぱなしになってしまいます。
ですから、使用する目的や環境によってセンサーの指向性や感度は変えなければなりません。
またそれにはある程度の誤差もありますから、許容範囲内で調整することになります。
私は個人的には今回の事故についてメーカーやビル管理の責任とは考えていません。
通常の使用においてはそれほど事故が起こりやすいとは思えないですから。
自動車だってブレーキを踏んで、瞬時に止まれるものなんてありません。
使用者は余裕を持って通過するべきなのです。
その判断のできない子供については保護者が守るしかありません。
マスコミの取り上げ方も誇張しすぎの感があります。
今のままではエスカレーターのステップにうまく乗れなくて転んだとしてもメーカーのせいにされてしまいます。
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この回答へのお礼

私の見た報道番組によると、地上から15-80センチの高さのものだと素通りできる(扉が停止しない)と理解するしかないような解説をしていたんで、このような質問をしました。ありがとうございます。

お礼日時:2004/03/30 01:41

誤作動を減らすために死角を作っていたのではないでしょうか?



センサーで感知してから止まるまで、森ビルの場合は
25センチ動くそうです(テレビでやってました)。
理由はいきなり止まると反対側を歩いてる人が
扉にぶつからないようにするためだそうです。

最初から死角を作ることにより、センサーの誤作動を減らし、
反対側を歩く人がぶるからないように配慮したのではないでしょうか?

まったくの素人なので、一意見として聞き流してください。
報道をみてそう思いました。
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この回答へのお礼

ここで質問したかった死角は地上から15-80センチの間が死角になっていた。という点なのですが、制動距離”25センチ”の意味というのが新たにわかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2004/03/30 01:38

該当のセンサーは何センサーか解らないのですが(赤外線かレーザーか超音波か)、センサのゲイン調整、感度調整などで、どうにでも感度は調整できます。


だから、死角は作れるし、過敏な設定も出来るのです。

いまいち回答になっていなくてすみません。
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この回答へのお礼

すべてを感知する必要はないということなんでしょうね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/30 01:36

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