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以前から漠然と疑問に思っております。
血液型の遺伝において、O型は劣勢であると認識しております。AOとBOの両親からは4人にひとりの割合でしかO型とAB型は生まれない確率であると学習しました。
親となる者の血液型に現時点でばらつきがあるのは判っておりますが、劣性であるOがなぜ優性の結びつきであるABの数を上回っているのでしょうか。いずれは確率の通り収束する方向にあるのでしょうか。日本人に限って考えても何世代も経過しているにも拘わらずO型よりもAB型が少数であることが理解できません。
お暇な時で構いませんので、どなたか御教授頂けませんでしょうか。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

以下のサイトに詳しく説明されていました。


つまり、遺伝的に隔離されているがゆえに何世代を経ても遺伝子型の割合は一緒になります。(ただし、どちらかの複対立遺伝子が遺伝的に不利、という場合を除く)
これは、Herdy-Weinbergの法則といったと思います。

参考URL:http://www1.sphere.ne.jp/mote/suugaku/ketueki.htm
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この回答へのお礼

さっそくに御回答、ありがとうございました。
さっそく参考URLにいってみましたが、どうも理解できませんでした。なんだか血液型の基礎知識と両親の血液型別の子供の血液型の出現割合が計算してあるのは解るのですが、その事が「遺伝的に隔離されているがゆえに何世代を経ても遺伝子型の割合は一緒」という事を説明している、ということが解らないのです。どこに理解できない原因があるのか、という事がおわかりでしたら、そのポイントについてまた御教授頂きたいと思います。「遺伝的に隔離されている」という事が理解できれば、と思うのですが。あつかましいお願いですが、宜しくお願い申し上げます。

お礼日時:2001/05/27 17:48

遺伝的に隔離されている、とは、つまりほかの遺伝子持ったものの出入りがないということです。

日本は島国だし、鎖国もしていたし、閉鎖的な集団でした。(メンデル集団といいますが。)
たとえば、ヨーロッパなんかはそういう面では遺伝子(民族)の入れ替わりが多いでしょう。紀元前後は黄色人ばかりだろうし、ゲルマン民大移動の時にはほとんど入れ替わったのではないかと思います。
そこで、日本人全体の、精子、卵子の遺伝子型の比率で考えてみてください。
たとえば、A:B:Oは1:1:1であったとしましょう。すると、組み合わせで、子孫の割合は、AA:BB:OO:AO:BO:AB=1:1:1:2:2:2となります。
その中で生まれる精子の比率は、やはりA:B:O=1:1:1となります。
このように、何代重ねても、遺伝子の出入りがない限り遺伝子型の比は一緒です。
しかし、その中に、突然O型ばかりの民族が流入してきたらどうでしょう。
その精子の比が、1:1:10とかなってしまえば、突然バランスが崩れるのです。

そこで、日本の例に戻ります。
日本では、精子、卵子の遺伝子型の比は先ほどのサイトの数字を参考に計算すると、
A:B:O=57:35:108
となっているようで、Oの遺伝子を持つ精子、卵子が非常に多く、全体の半分以上を占めています。その結果として、
AA:BB:OO:AO:BO:AB=8:3:29:31:19:10
という比になっているようです。
この中から生み出される精子、卵子の遺伝子型の比はやはり、
A:B:O=57:35:108
となっていて、以後何年経っても他の民族の流入等ない限り、一緒のままになります。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
私の物わかりがばっかりにお手数をおかけしました。
なるほど、今ある遺伝子の数のばらつきがある為に出てくる子の型のバランスは単純な確率による計算とは違ってくるわけですね。O型が劣性であっても総数のバランスが狂わないのも納得できました。第二世代でバランスが狂わなければ外的な要素が加わらない限り何世代たっても狂わない理屈ですね。
自分の血液型が偶然の産物で、他の血液型であったかもしれない可能性を考えると不思議な気もしますが、理屈は納得できました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/27 20:26

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