プロが教えるわが家の防犯対策術!

はじめまして。
エレキギターのフレット交換の費用と、道具代は総計でどちらが高くなるのでしょうか?


私は父親が大学の先輩からもらった、おさがりのGreco Mr-800(オリジナル)を使っています。

年齢は十代の後半で、ザ・フーのロジャーをYoutubeで見ながら「ウオー!」となるような男です。
Mr-800も私のアンテナに引っかかり自分より年上のギターに愛着を持って使っています。

が、問題が発生しました。
70年代後半のギター。さらにまえの持ち主(父親の先輩)がかなりこのギターを弾きこんでいたようで、フレットがガタガタ、指板も削れています。
最近まではそれでも特に問題なかったのですが、急に音がビビるようになりました。
ネックも特に反っているようには見えません。おそらく、フレットが臨界値を超えたのだと思われます。
そこでフレットの交換なのですが、「セットネック+バインディング+バインディングがフレットの上に乗っている仕様」のためおそらくリペアーに出せば4~5万はどこか遠い国へ行ってしまうでしょう。

金銭的には、バイトをすれば良いので大丈夫なのですがふと「5万も出すなら、自分で道具買った方が多少高くついたにしても将来的に安心なのでは?」と言うような気がしました。

実際のところどうなのでしょうか? 素直にリペアに持っていった方がいいでしょうか?
また、私は福岡県の福岡市近辺に住んでいるのでおすすめのリペア店などあればアドバイスお願いします。


ここまでご覧いただいてありがとうございました。
解答をお願いいたします。

A 回答 (4件)

ギター製作をしている者です。



>バインディングがフレットの上に乗っている仕様

ギブソンみたいにフレットの両端にもバインディングでカバーされている感じなのでしょうか。
その場合、リフレットする際にはフレットを抜いた後にバインディングも指板ツライチまで落としてしまい、幅いっぱいにフレットを打つのが一般的だと思います。
(その方が手間もかからないし演奏性も良くなるから)

工具としては、絶対に必要なのは
・フレット抜き(食い切りを整形して自作できないこともない)
・ハンマー(またはプレス機)
・ヤスリ(末端整形用)
・ヤスリ(フレット山整形用)
・ヤスリ(レべリング用)
・ヤスリ(末端角度整形用)
・ピカールやスチールウールなどフレット最終仕上げの道具
・フレットワイヤー

フレットが接着してある場合もあるので、60Wくらいのはんだごても必要かもしれません。
フレットを抜くときに指板の溝を割ってしまうこともあるので整形用のパテや溝掃除の道具も欲しいところです。

それぞれどんなものか、いくら位するかはstewmacあたりで研究してください。
おそらく工具台の方が安いかトントンくらいになるかと思います。
http://www.stewmac.com/shop/Fretting_supplies.html


フレット打ち直しは比較的手を出しやすい感じがするかもしれませんが、溝の状態、溝とフレットワイヤーの相性などを考えながら行わないと、フレットが収まらない、弾きづらい、引っ掛かる、ビビる、ネックが反ってくるなどに直結する大事な作業です。
ご自身でトライするのは悪いとは思いませんが、できれば捨てても良いような楽器で試してみることをお勧めします。
またメインの大切なギターであれば、今後の不安をなくすためにもプロのリペアマンにトータルで調整してもらうことを強力にお勧めいたします。
(工具そろえても、普通の人は一生のうちに何回も使わないと思いますし)
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ギターのメンテナンスはたいてい自分でするという人でも、フレット交換だけはプロに任す、という人が大半です。



すでに詳しい回答が出てますので詳細は割愛しますが、フレット交換は、抜く時に指板がどうしてもささくれてしまいます。プロでもある程度のささくれは出ます。
これをパテと指板と同じ材の木の粉を混ぜたもので埋め、削って磨いて平らに馴らします。
素人がやるとこれが酷いことになり、指板の一部がパックリと剥がれて取れてしまったり、食い切りを押しつけ過ぎて指板がガタガタになってしまったりします。パテの扱いも結構練習やコツが要るので、いきなりではほぼ失敗します。
また技術の無い人がフレットを抜こうとすると、フレット溝が荒れて新しいフレットの爪がかからなくなったりすることもあります。

新しいフレットを打つときも、単にコンコン打ち込めば良いというものではなく打ち方のセオリーというか基本的な技術を習得する必要がありますし、力加減が非常にデリケートで、こっちが嵌るとこっちが浮いてみたいな事態にもなりがちです。

で最終的な仕上げも、ファイリングブロックの滑らし方、力加減などもかなりの練習がいります。
(自分ですり合わせをやってみたことがありますが、それだけでもめちゃくちゃ難しかったです)

まあ自分で何でもやってみるのは良いことだと思いますが、道具代とリペア代を比べて道具代のほうが安いからという選択は、あまりに安直すぎるような気がします。
おそらく満足できる仕上がりになるような交換ができるには、ヤフオクでジャンクギターを数本買って、何回も練習する必要があるでしょう。そうなると結局プロに頼んだ方が安くなる可能性が大です。

ちなみに私が依頼するリペアショップでは、バインディングありギターの場合で38000円です。
残念ながら関西なので、送料を考えるとご近所でされた方がいいかと思います。
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私も、趣味でリペアや改造を楽しんでいます、私自信は「何でも自分でヤル派」ですが、


フレットは、よほどの工作好き以外、他人には、おススメはしません(笑)
「どちらが安いかな?」くらいの金銭的な理由なら・・・・

 >素直にリペアに持っていった方がいいでしょうか?
 それが確実で、良いと思います(笑)



私も、初めて自分で打ったフレットは、酷いものでした(笑)
3回目くらいで、やっとマアマアな状態に作れたかな?、って感じで、
自分で打てる、っと確信が持てるに至るまでは、
ここには書ききれないほど、トライ&エラーがありました(笑)

もちろん、トライするのは良いことだと思っていますし、
金銭的なことだけを考えても、自信で作業するのが、一番安価ですし、
道具も4~5万あれば、十分お釣りがでますし、
そろえた道具は、ほぼ一生使えます。

が・・・、とっても難しいですよ(笑)


ローズなど、指板塗装が不要なモデルだとして、最低限、
 「トラス調整、指板調整、フレット交換、すり合わせ、ナット調整」
まで、セットで作業が必要です。

ネック自体と、フレットは、ギターのキモです、
そこを使える状態にまで仕上げられるまでになれば、
よほど酷い状態でなければ、大抵のギターは修理できるようになります。

また、そこまで修理が出来るようになると、
弾いているだけの人には解らない、ギターの色々な性質も解って、
自分の好みの調整することも容易になり、先々演奏にも、非常にプラスになります、
そういった思考や、構造的興味からのトライなら良いとは思いますが、
くれぐれも練習用のジャンクギターから初めて下さいね(笑)
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>素直にリペアに持っていった方がいいでしょうか?


そう思います。
フレットの打ち直し、道具さえあれば素人ができるという作業ではありません。

質問者様はひょっとしたら今まで経験がない作業をいきなり成功させてしまうような才能をお持ちかもしれませんが、
一般論としては、プロがそれなりの費用をとってする仕事は手間や技術が段違い、ということです。

チューニングペグやブリッジ、ピックアップの交換、なんかとはレベルの違う楽器の構造の本質に関わる作業なんですからプロに任せるに限りますよ。
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