
札幌市に隣接する森林公園で7月26日に撮影しました。場所は森林公園の管理用道路の脇で、陽当たりはやや悪く、土壌もやや湿った感じでした。
4株ほどまとまって生育しており、高さは75~100cmありました。
花の直径は25mmほど、長さも25mmほどでした。葉の長さは10~12cm、幅は2.5~6cmで、上部にいくほど細く、流線形になっていました。下部の葉には2~3cmの葉柄がありましたが、上部の葉には葉柄はありませんでした。
葉の付き方は互生でした。葉には表裏とも光沢はありません。また、葉の表には毛はありませんが、裏には白い毛が全体にありました。葉は茎を抱きません。托葉もありません。
茎にはトゲはありませんが、短い、やや堅い毛があり、ざらつく感じです。
ツリガネニンジンとはやや違うような気がしましたが、モイワシャジンと同定する自信がありません。

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
トウシャジン(唐沙参) Adenophora stricta
東アジア原産の帰化植物(一部地域)。ソバナに似ていますが、葉や、がく片、花の咲く角度、柱頭の特徴などからも間違いないように思います。図鑑にほとんど載っていないようでなかなかレアですね。
●トウシャジン (キキョウ科)
http://thevioletfern.blogspot.jp/2010/09/going-n …
http://twitpic.com/9z2kby
http://www.okhotsk.or.jp/32622ab/index99027.htm
ご回答ありがとうございました。掲載の写真ではわかりにくいのですが、他の写真を調べてみますと、柱頭の先がしっかりと3裂している花がありました。昨年も同じ道路で1輪見たのですが、「青色の花」だということが分かる程度で、すでに終わっていました。気にかかって、昨日歩いてみたのですが、本当に感激です。
私の持っている図鑑……といってもたいしたことはありませんが……には「トウシャジン」の名前はでてきません。名前を、教わらなかったら、おそらく100年かかっても、分からなかったと思います。重ねてお礼申し上げます。m(_ _)m
なお、本質問とは直接、関係はありませんが、私のNO,37の質問に対するyukiyouseiさんのご回答について、その後少し考えてみました。というのは、今回、釧路・根室に行ったとき、黄色い花のエゾノカワラマツバに出会いました。その時、シナガワハギとシロバナシナガワハギのことを思い出し、もしかすると別の名前かも知れないと思い、喜んでカメラのシャッターを切ったのですが、調べてみると、そもそもエゾノカワラマツバというのは「黄花」(私は「白花」だと思っていました。)で、しかも「果実の毛」によってさらに細分されることを知りました。これでは、個別の株ごとに、一定期間、定点観察をしなければ名前を特定することはできません。これは初心者の趣味の範囲を超えていますし、現実問題としても無理ですので、すべて「エゾノカワラマツバ」で整理することにしましたが、この先、あまり変種だとか、品種にこだわりすぎると、かえって間違った整理の仕方をしてしまいそうな気がしてきました。
変種だとか、品種だとかは、確実に確認ができれば、それはそれで、変種・品種として整理すれば良いことですが、yukiyouseiさんのご指摘の「いくつかの候補に絞るか、最低限は広義でまとめて」ということについては、私にとっては、それで十分です。今後ともよろしくお願いいたします。
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