プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ある財の市場需要曲線がD=-2P+1200だとする。ただしDは需要量、Pは市場価格である。
(1)市場価格が300から400へ上昇した時の需要の価格弾力性はいくらか?

(1)の問題の解き方を教えてください。
宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

ミクロの教科書を持っていないのですか?教科書に出ている需要の価格弾力性の公式に与えられた数値を当てはめるだけではないですか!需要の価格弾力性をeと書くと


  
     e = - (ΔD/Δp)(p/D)

で与えらます。市場需要曲線から、p = 300のとき、D = 600であり、市場需要曲線の傾き=ΔD/Δp=-2だから、これらを上の公式に代入すると

     e = - (-2)(300/600) = 1


となる。
いくつか注意。ここで導かれた需要の価格弾力性はp=300における需要の価格弾力性であることです。価格がp=300から400へ上昇したという事実は用いられていない。(p=400のとき、D = 400だから、Δp=400-300=100、ΔD=400-600=-200より、ΔD/Δp = -200/100 = -2と、価格がp=400へ上昇しようと、たとえばp=200へと下落しようが、p=300における弾力性の値は変わらない。)需要曲線が1次(直線)のときは、需要曲線の傾きは需要曲線に沿って一定(上の例場合は-2で一定)だからです。需要曲線が直線ではなく、(厳密に)曲線のときは、価格がp=300から400へ上昇するのか、500へ上昇するのかによって、上の公式にあてはめたとき、p=300における需要の価格弾力性の値が変わってしまうことになり、不便です。この場合には(というよりこれが一般的な定義です)、ΔD/Δpを微分係数dD/dpに置き換えて

     e = - (dD/dp)(p/D)

となります。dD/dp = 問題の価格での需要曲線の微分係数 = 需要曲線の問題の価格での傾き。すなわち、需要の価格弾力性とは、価格がある価格から「微小量」変化したときに、需要量が当初の需要量にくらべて何パーセント変化するかを測定するものです。

   
    • good
    • 0
この回答へのお礼

遅くなりましたが回答どうもありがとうございます。

お礼日時:2013/08/02 17:59

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!