
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
大気圏で燃え尽きるのを前提としていたわけではなく、トラブルが無ければ、カプセル分離後に本体は地球スイングバイして更に別の方向に観測探査に向かわせる構想があったはず。
ちなみに今の技術でも、本体耐熱シールドを装備して比較的パワーの大きなRCS(姿勢制御システム)なりパラグライダー式の滑空装備なりを備えておれば、天候が良ければ数mの誤差範囲で自動操縦にてタッチダウンさせることが出来ますね。キューブサットに類似の構造で着陸精度を競う協議会もあったはず。高高度の気球から落下させるのだったかな。
ソーラーパネルや本体のように、空気抵抗が大きくてヤワな構造物が大気圏突入すると燃え尽きるのは仕方ない。衝撃や熱に耐える構造を宇宙まで運び上げるのは多大なコストがかかるもので、大気圏突入以外に使い道が無いのでは勿体無いですね。ロケットの最大搭載重量には限りがあり、だいたい重量が2kg増えるだけで軽く1000万円単位の打ち上げコストアップになってきます。
No.4
- 回答日時:
本来は、大気圏に突入しなくて、カプセルだけ地球に届けて又別のところに行くはずだった。
相次ぐ不具合で、地球から離脱する力が残っていなかった。
※はやぶさが燃え尽きるのを見て感動した奴らの、どれだけがちゃんと知っているんだろう?
逆のパターンが「のぞみ」ですね。火星に墜落すると、外界からのものを火星に持ち込み汚染してしまう事になる。火星大気中では燃え尽きない>>>火星から離脱して、探査自体を放棄
No.2
- 回答日時:
…そもそも大気圏突入を想定してないから。
化学(ヒドラジン)推進系が使えなくなったので再突入カプセル切り離し後大きく軌道変更できないから仕方なく本体も一緒に大気圏突入したのであって、機能的なトラブルがなければ別の小惑星の探査を目指す事も検討されていました(当然サンプルリターンは出来ないので撮影主体の観測に限定されますが)。はやぶさのイオンエンジンは急に大きく軌道を変える用途には設計されていませんので、化学推進系が使えないとなれば再突入カプセル回収をあきらめるか本体をあきらめるかの2択です。
本体が地球に帰還することを想定してないのだから荷物になる耐熱シールドなど付ける訳もなく。
No.1
- 回答日時:
はじめから燃え尽きる設計(と言うか耐熱仕様になっていなかった)です。
耐熱仕様ならカプセルを切り離す必要がないですからね。
着陸位置は、
地上から姿勢制御してると思いますので同じ位置の指令を出せばいけるんじゃないかと。
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