
日商簿記2級をもっていますが、こういう初歩の初歩レベルが理解できていません。誰かご教授お願いします。 期間損益計算の関係上、費用配分が必要であることや、複式簿記が必要であることや現金主義(≒単式簿記的会計)や発生主義(≒複式簿記的会計)については有る程度は理解しています。しかしながら、どこかではっきりとせずもやもやしています。誰かご教授お願いします。
費用になってしまうので、お金がかかり負担が増えどマイナスですよね?
詰まる所、「損益計算書に費用計上する」ということはつまりどういうことを意味するのでしょうか?
これからかかるお金?
支払ったお金?
また、職場の会話で「費用に落としていていい」と聞きます。
費用に落とすということはお金を支払うってことですよね? 違うのでしょうか?
この理屈から行くと、費用を計上することとお金を支払うことは同義に感じるのですが。。。
物を買ったり、サービスを利用してお金を支払うことと同義に聞こえます。
費用を計上することがお金でないなら、PLの費用何者でしょうか?
A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
1.「損益計算書に経費計上する」とは
通常の会社(法人)の場合、費用の計上は発生主義です。
損益計算書に費用計上=発生した経費
発生した経費なので
支払ったもの・・・・現金で購入したもの
支払っていないもの・・・・・例えば商品を仕入分(支払は翌月でも 仕入れた月で 仕入/買掛金で計上)
発生した経費とは、支払ったもの、支払っていないものを合わせたものです。
2.「費用に落としていい」とは
費用に落とす=会社が負担してくれる
費用に落とさない=会社が負担してくれないので本人が個人的に負担する
PLの費用とは、お金の支払に関係なく、発生した経費という事です。
損益計算書とは、お金の動きに関係なく、
発生した売上から発生した経費を引いて利益をみるものです。
お金の流れを見る場合は、キャッシュフロー計算書を見るといいでしょう。
参考になれば幸いです。
No.5
- 回答日時:
小学生に教えるように書きます。
費用計上とは一般的には例えば旅費を予算に計上するというときに計上という言葉を使います。
じゃ事務用消耗品を買ったときは事務用消耗品費****/現金****このように仕訳をします。これが質問の費用に落としていいよ,この言葉になるのです。
じゃこの事務用消耗品費は損益計算書を計算するときに,どうするか?勿論これを含めます。つまりは費用であり損益計算の時の数字になるのです。
上記2行目の旅費を予算に計上と云うことは,旅費と云うのは毎年大体出張等は大体同じ回数出張するので1年間の出費がつかめるのです。
ところが事務用消耗品。例えばプリンターから膨大なデーターを印刷する連帳の入っているダンボールを倉庫の棚から落とした場合印刷機の両側についている凸凸凸に連帳の両側の穴にひっかけて自動的に印刷する形になるのです。この穴が破れてしまい連帳を破損しました。このように予想もつかない事が起こった場合。それを又買うということになります。
事務用消耗品費*****/現金*****この仕訳は事務用消耗品を買って現金が出て行ったのです。
損益計算書は質問者も知っての通り膨大な仕訳伝票を仕訳してその貸方・借方の合計から損益が決定するのです。
質問の最後の方に費用を計上することとお金を支払うこと同義に感じると書いてありますが,これを分析定義に置き換えると,こうなのです。
費用に落とすとは,突然の出来事に対して費用****/現金****
費用に計上は,あらかじめ予算として決まっている費用で例えば旅費交通費*****/現金*****
口答ならもっと理解できると思うが,筆記では,いまいち私も物足りない(^・^)参考です。
No.4
- 回答日時:
年間の損益計算書(決算する)と その期間の 消費税の計算をして、その違いが理解できれば、解決します。
結果的に 金の流れと、損益とは 無関係である。これを 理解しないと。
物を(経費を)買います。
費用が発生します。
利益の圧迫要因です。
現金で支払いました。これは、お金の流れと、損益とリンクしています。
しかし、お金がありません。
で、買掛に計上しました。
費用は計上されましたが(利益は減ります)、現金は 流出していません。
それは?(利益の減少は) 買掛金という 借金(負債)に 振り替わったわけです。
借金して、支払えば?? 買掛の代わりに、はっきり短期借入 という 負債に 計上されます。
つまり、費用は 損益を減らします。
その原資は 現金で払えば 現金が減る。
もしくは 買掛、もしくは、短期借入という 負債で 計上しておいて、その原資とする。
で、お金ができたとき 現金が減って、負債も減る 形で 過去の経費(費用を)清算します。
現金主義なら、すべてのタイミングが合いますが、
とりあえず、支払わなければ、負債として、辻褄を合わせるわけ・・・・
これで、現金の流れと、物の動きが 遮断されるわけ。
No.3
- 回答日時:
費用は発生主義の原則により計上します。
ここでいう発生とは、資産の引き渡しを受けた場合や、
役務の提供を受けた場合を指します。
つまり、財貨又は用益が移転した時点で費用の発生を認識します。
※財貨の移転のうち資産計上するものを除きます
>「損益計算書に費用計上する」ということはつまりどういうことを意味するのでしょうか?
発生した費用を計上するということですね。
ただし、収益に対応しない費用の一部については、
当該収益が計上されるまで前払費用として繰延る場合があります。
(費用収益対応の原則)
>これからかかるお金?
>支払ったお金?
支出の有無は発生主義の下では、費用の計上と関係がありません。
>「費用に落としていていい」と聞きます。
どういったケースでおっしゃられているかがわかりませんので、
2パターン推測してみました。
・飲み代等の経費を落とす
本来は個人負担となるようなものを、会社の経費として良いよという場合です。
飲み代・タクシー代・お土産代・・・色々ありますね。
・資産計上しないで費用処理
本来は資産として計上するようなものを、費用として処理する場合です。
資産計上した場合は減価償却で費用化されますので費用化に時間がかかります。
ですが、最初に費用としてしまえばその期の費用とすることができます。
>物を買ったり、サービスを利用してお金を支払うことと同義に聞こえます。
基本的には、費用が発生した場合にはお金を払いますので、同義であると言えるでしょう。
しかし、未払の場合や債権を有していてその債権をチャラにして支払に充当するような場合は、
お金のやり取りはありません。
>費用を計上することがお金でないなら、PLの費用何者でしょうか?
PLの費用は「当期に発生したもの」であり、かつ、
費用収益対応の原則によって繰延られるものを除いたものということになります。
No.2
- 回答日時:
・費用を計上する
~費 10,000 未払金 10,000
・お金を支払う
未払金 10,000 現金 10,000
よって同義ではない。
ただ、
・費用を計上すると同時にお金を支払う
~費 10,000 現金 10,000
場合のように、ほとんど同義と考えられることもある
・一方、お金を支払うこととは直接結びつかない費用の計上もある
減価償却費 50,000 減価償却累計額 50,000
No.1
- 回答日時:
結論から言いますと、お金を支払う事と同義ではありません。
「費用=物やサービスを買う」、という意識ではなく、「費用=営業上必要なもの」という考え方をしてみると良いかもしれません。
損益計算書上では、まず売上が来て次に原価(費用の一種)、販売管理費(一般的な費用)と続いて営業損益が計算されますよね。休眠会社でもない限り、会社はまず「売上をあげる」という大前提があります。ですが全くの無から利益を生み出す、というのは不可能で、小売であれば仕入れが、製造であれば製品を作るための費用が、あるいはそれらを管理する人たちの給料が、と様々なリソースが必要になります。それゆえ、まず売上があり、「その売上をあげるためにかかったリソース」として売上原価と販売管理費が損益計算書に記載されてくるのです。
「費用に落としていい」というのは、お金を支払うことではなく、「損益計算書に載せていい」、ということです。例えば営業の方がこれから飲み屋さんに行く、というときに、
その目的が得意先の接待など「営業に必要なもの」であれば、それは「売上をあげるためにかかったリソース」と考えられるので、「費用に落としていい」ですが、
単なる個人的な飲み会であれば(会議費などでもなく、例えば合コンとか)、売上には関係ないものなので「費用には落とせない」となります。
実務的には「費用にできるもの」=「経費精算できるもの」=「会社からお金を払うもの」となり、そのような意識になるのは理解できますが、棚卸資産の評価損・原材料の減耗など、お金が出て行っていないのに費用になるものは様々にあるので、現金基準のように考えるのではなく、「費用収益対応の原則」を頭において考えてみていただければと思います。
ちなみに、ここでは話を簡単にするために営業損益に限定していますが、営業外損益・特別損益の費用の意味も考えてみると面白いと思います。
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