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1997年6月完成のマンションの耐震基準はどうなのでしょうか?
1995年に阪神淡路大震災が発生してから、マンションなどの耐震基準も厳しくなったというようなことを聞きました。
そうすると、1997年6月完成の物件はどうなのでしょうか。
もう新しい耐震基準を導入されたものでしょうか。
耐震性は良いといえるでしょうか?

A 回答 (3件)

建築基準法の耐震関係の基準は、昭和57年(1982年)の新耐震基準以来、たいして変わっていません。



その後平成12年(2000年)に建築基準法の大改正がありましたが、鉄骨造、RC造については大きな変更はありませんでした。荷重などの定義の厳格化(基本的な考え方は同じですが、細部まで定義された。)があったのと、木造については、かなり変更がありました。あと風荷重が緩和されました。

阪神淡路震災が引き金になった基準改正は、平成10年(1998年)に、鉄骨造の柱の一部の設計方法にあっただけです。大騒ぎされた阪神淡路震災ですが、昭和57年改正以降の建物の被害は少なかったとされていて、基準の改正は、たいして行われていません。あなたが聞いたのは根拠のない素人考えでしょう。

ただし、基準のマイナーチェンジは、しょっちゅう行われています。
それと、基準の理論的な意味の周知が、建築士に徐々に浸透してきたこともあり、建築物の耐震性は、年々、少しずつですが、向上している感じはあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2013/08/22 17:26

No.2さんの言うように1982年から柱のスターラップ筋のピッチが狭くなり、強くなりました。

それ以降は変わっていません。
しかし、最近の鉄筋マンションは鉄筋が高張力鋼になり、コンクリートも高圧縮強度コンクリートになっています。同じ基準でも格段に耐震性が良くなっています。1997年では、まだそのレベルに達していないと思います。

東北の地震で仙台のマンション被害は鉄筋系の古い大規模マンションの被害が大きかったようです。マンションでは自分の区画が壊れなくても、一部が壊れれば、修繕しても資産価値が大きく低下します。これが怖いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考にさせていただきました。

お礼日時:2013/08/22 17:28

>耐震性は良いといえるでしょうか?



分かりません。

新耐震基準によって建築確認は受けていると思いますが、あくまでも机上のことです。
建築確認は、関係法規に抵触していないか、基準を満たす設計となっているかをチェックするだけですから。

仮に、施工段階で、材料不良、手抜きがあったとしても、完成時点では分かりません。

現在までに、何らかの検査をして確認しているかどうかです。
X線によって鉄筋の位置や本数を確認したり、コンクリのコア抜きをしてコンクリの状態を確認したり、という検査です。

このような検査をしていないのであれば、「設計・施工は問題ないはず」と信じるかどうかになります。

従って、完成時期だけでは何とも言えないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2013/08/22 17:26

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