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直熱管シングルアンプ(12AU7 初段/ドライバー段 VT-52出力段)のKITを購入して完成したのですが、ブ~ンと言うノイズ(左右で大きさが違う)が気になります。

出力管のフィラメントは直流点火(6.3V)になっています。

いろいろ試しましたが、初段管(12AU7)を手持ちのものでいろいろ差し替えたところ、球によってノイズの大きさが変わります(ほとんど気にならない球もある) ノイズの出方は ECC802>5963 の傾向があり左右でノイズの大きさも球によりまちまちです。

初段管が原因だと思うのですが、たくさん球を買ってとっかえひっかえするほど金銭的に余裕がありません、根本的な対策方法がありませんでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (10件)

真空管アンプのノイズは、真剣に減らそうと思うと結構大変です。



その要因がいろいろあるからです。
たとえば初段間の配線の引き回しやアースポイントで変わります。
電源トランスのむきでも変わります。
キットの場合そういうことは基本的に解決して製品化しているのでしょうが、それでも出るときは出ます。

ただ一番単純な原因は、アンプのゲインが大きすぎる場合です。

貴方のアンプで正常な音量でボリュームの位置はどこでしょうか。もし常時12時よりも左ならばゲインが大きすぎます。ゲインを下げればそれに比例してノイズは減ります。
NFBを使った回路であればNFBの調整でゲインの変更は比較的簡単ですが。NO-NFBの場合は抵抗等の値を変えないといけないので、配線図が理解できないとむずかしそうですね。

これも勉強と思って一度挑戦されてはいかがでしょうか。

この回答への補足

負帰還は掛かっていません、プリアンプ無しでオーディオインターフェイスにつながった状態でボリューム位置は10時くらいです。

ゲインを落とすときはグリッド抵抗(100KΩ/1W)を大きくするのですか?
シロウトな物ですからよろしくお願いします。

補足日時:2013/08/03 09:37
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
なんとか気にならないレベルまでノイズが下がりました。

お礼日時:2013/08/03 19:49

玉を変えてもノイズが出るのは玉は関係ありませんブンというノイズはア-ス関係か芋半田にが関係します。



ア-スは回路図には記号しか書いていません記号の先が理解できないとトラブルの原因になります。

ア-スと信号には行と帰りりがあります。この事考えずやたらとア-スに落とすと思わぬところに思わぬ電流が流れて妙なと

ころから信号が顔出すからハムの原因になります。

12AU7は6.3Vでではなく12.6Vで使用します。
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役にたつかどうかわかりませんが・・・一応確認の為。


正しく設計されたアンプ(シングルアンプ)であることが前提ですが・・・
(1)お手持ちのアンプキットには回路図と実体配線図があると思いますが、特にコードの引きまわしは指定されたようになっていますか?長さ、捻じり方、コードの種類、引きまわす順番など。
(2)申し訳ないですが、半田の技術レベルはどうですか?銀入り半田が良いからと使ってみたけど上手く溶けてなくて接触不良になっているとか?、半田で接続されているものの内部で部品同士は接触してないとか?
(3)真空管に原因がある場合は、他のものに差し替えれば直ぐに異常が分かりますが、若干変わるだけとなれば、根本的な問題。
(4)別の機材から出ている交流の磁束漏れ(隣にある機器の電源部から漏れたもの)でハムが生じてるとか?
(5)一番多い原因はアース不良ですね・・・落とし忘れてたり、不十分だったり。
いずれにしても、組み立て説明書通りに作業をされたのであれば問題は無いはず(あれば設計が問題)ですが、同じ物を購入された方から報告も行っているでしょうから、失礼ながら組み立て方を再度チェックされた方が良いと思います。
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NO.7ですが初段の電圧を下げると利得が下がると書きましたがそれは間違いでした。

利得は殆ど変らず出力が低下しますので出力管をフルスイングできなくなる場合があります。又、負荷抵抗を変えてもほぼ同様な事ですのでもっとμのひくい球(12AU7で17ですから難しいですが)へ替える方法が有ります。
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まず初段とドライバー段は12au7aと思いますがヒーター巻き線の片側がアースに落ちてますか?。

シャーシが塗装されている場合アースポイントとなる端子部は塗装をはがしてから菊座ワッシャーなりを使用して締め付けるというようにマニュアルに記載されているはずですが如何でしょうか。
又初段とドライバー段は直結と思われますのでドライバー段のカソード電圧は80vくらいになっていると思います。12au7aのヒーターカソード間耐圧は180V以上有りますので問題はないといえますが通常のバイアス電圧から比べると格段に高い電圧なのではヒーターハムを拾いやすい状態といえます。
利得が高いとの事ですが、簡単なのは初段の供給電圧を下げることです。又は初段とドライバー段のプレートを470Kオーム程度の抵抗を入れる。初段のカソードパスコンを外す。OPT二次側からNFBを掛ける(位相補正が測定器なしでは難しいです)などの方法があります。または、12au7aのヒーターに60v位のバイアスを掛ける(これは利得に関係ないですがハム防止の効果があります)。この場合はヒーター巻き線のアースは外します。ちなみにEcc802のヒーターカソード耐圧は100v、5963は90vです。12AU7Aはどこのメーカーかわかりませんがロシア製はヒーターハムが出易いようです。
ヒーターDC点火もある程度効果は有りますがメインアンプでDC点火しなければならないようでは配線技術、アースの取り方に問題のる回路設計と思います。
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>>ゲインを落とすときはグリッド抵抗(100KΩ/1W)を大きくするのですか?



グリッド抵抗を変えてもゲインはほとんど変わらないと思います。
回路図を見ないと正確には言えませんが、基本的には初段のカソード抵抗を大きくし、ぽうれーと抵抗を小さくすればゲインは落ちます。
ただし、カソード抵抗にコンデンサーが並列で入っている場合はあまり交流的には変わりませんので、抵抗と並列コンデンサーの下に抵抗を直列に入れます。
あるいはコンデンサーを外せば直流動作は変わらずにゲインを減らせます。

こういうようなことを本来の特性をあまり低下させないようにしながら調整してゲインを変えていきます。
これをやっていけばたぶん真空管の振る舞いがよくわかると思いますよ。
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商用電源を使用する上での悩みの種はハム音ですね。


既出の回答に出ていないので、老婆心ながら・・・

電源回路の平滑コンデンサーのグランド側の配線の事なのですが・・・

その昔、横着して、最短距離を目論んで、コンデンサーのグランド側を
渡り線接続しましたら、見事な?ハム音が発生した事があります。
原因は一部の渡り線に、リップル成分が流れた事でした、各コンデンサー
から、それぞれ単独で電源トランスに配線する事で解決できました。
私の失敗談が参考になればと思い、投稿しました。

パソコンをオッシロスコープに出来るソフトが有ります。
ハンディオッシロスコープ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se376225. …
ブローブはヘルプに記載の回路を参考に自作しました。

信号発生器はこちらのソフトで
http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/index.html

これらのソフトのお陰で、テスターとクリスタルイヤーホンによる、手探り状態
から、目視の世界になり、時代は進んでいると実感してます。
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスありがとうございます。さっそくPCにインストールして使って見ます。

ブロック電解コンデンサーを50μFから100μFにして初段管をJJのECC802S及び802SGOLDピンからRCA5963及び 松下12AU7にして見ましたら、気にならないレベルまでノイズが下がりました、なぜでしょうか?JJでノイズが気にならなければ、今でも生産されているんで気にせずに使えるんですが仕方ないでしょうか

お礼日時:2013/08/03 19:48

>>初段のカソードも直流点火にしてしまえばノイズは少なくなりますか?



効果のほどは分かりませんけど、直流点火をされている方もいたと思います。
交流配線が減るので効果があるようには思いますが、私は試した経験がないので分かりません。

個人的経験では、No.3さんの回答にあるように、真空管のほうが、トランジスターなどよりもノイズ対策は大変だったように思います。まあ、私は、金銭面もあって真空管よりもトランジスタアンプに流れてしまいました。
トランジスタアンプですと、電源にも真空管では考えられない大容量のケミコンが使えましたし、コンパクトになるから、ノイズ対策もやりやすい面がありました。

ちなみに、単なる平行なコードの一方のコードに通電すれば、もう片方のコードには、電圧が発生することが実験で確認されています。なので、導線の周りに電界が常に発生することを考慮し、シールド線とか、シールド版など使って、電源の交流波形の影響を極力防ぐようにすることが必要だと思います。

もし、オシロスコープがあるなら、信号回路の波形を見ることで、ノイズの混入場所の特定がわりと容易になると思います。
シグナルジェネレータ、オシロスコープ等の測定器無しでは、ゆきあたりばったり、目隠ししてチェックしているようなものになると思います。
アンプの周波数特性を得るにも、それらは必要ですし、アンプのトラブル時にも、それらの機材はとても役にたちます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
自分は測定器の類は所持しておりません。
いろいろと試してノイズが少しでも小さくなるようにがんばって見ます。

お礼日時:2013/08/03 12:32

KITを購入して完成




 ハム音ですね(交流電源の60又は50Hzの音)なので真空管は関係ない

配線をツイスト(よって)して作りましたか?

 キャンセル巻をしないと駄目ですよ・・・・


  


 半田が可笑しい・・ボテ半田に成ってませんか・・・ハンダゴテは100W程度のを使って下さいね
 30W程度だとぼて半田になることが多いので・・・半田コテで温め直して綺麗にしてあげて下さい。

 以上をまずやる


 他には
 トランスの表面金属の部分をアースに落とす・・・

 整流用の電解コンデンサーの表面にアースを落とすなど

 トランスがシールドされてないのならばシールドする

この回答への補足

指摘いただいたことはすべてやりました。ブロックコンデンサーを取付金具でシャーシに取り付けていますからアースは落ちていますよね?

補足日時:2013/08/03 09:42
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この回答へのお礼

いろいろありがとうございました。おかげさまで気にならないくらいまでノイズが下がりました。

お礼日時:2013/08/03 19:50

>>手持ちのものでイロイロ差し替えたところ、球によってノイズの大きさが変わります



真空管に限らず、トランジスタでも同じ規格で「ローノイズ品」なんて選別されていたものありますし、そんなものだと思いますよ。
西部劇の時代、「千丁に1丁のすばらしい命中精度のライフル」なんていわれるものがありましましたし、ソ連軍、ドイツ軍は、命中精度の良い銃が狙撃兵に割り当てわれました。どうしても、同じように作っているけど、良し悪しが出ますね。

>>根本的な対策方法がありませんでしょうか。

ブーンというのは、ハム音だと思います。
根本的には、バッテリの直流電源から全てのパワーを得て、直流駆動にすることです。そうすれば、ほぼ完全に消えると思います。
(完全といえないのは、家の中に100Vの配線が通っているから、その誘導がいくらかあると思えるので)

この回答への補足

初段のカソードも直流点火にしてしまえばノイズは少なくなりますか?

補足日時:2013/08/03 10:50
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