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本日開幕した夏の甲子園・高校野球。今日は暇だったので、3試合ともずっとBS朝日の放送を観ていました。
たまたま、ある大学の講師の人も一緒に観ていました。
すると、第3試合の途中から、この先生がこう言いました。
「高校野球の審判員、この人達は、ちゃんと審判員として教育され、しかるべき試験なりに合格し、公平・平等・冷静に即断する技量が備わっていると、本当に認められた人々がやっているのか?」
えっ、それはどういうことか、と尋ねると、こう続けました。
「球審というのか、ホームベースの後ろに立ってストライクかボールかをジャッジする審判員、映像角度は同一にもかかわらず、ストライクと言ってみたり、ボールと判定したみたり、バラバラ・メチャクチャ、審判員個々人の個性・特性でもってバラつくというのなら、その個人の癖の範疇として、百歩譲れば納得できないこともないとしても、同じ人間=審判員が同じ一つの試合内において、時々の状況か精神的状態か何か知らんけれど、そのジャッジするバラツキ度合いが余りにも乖離度合いが酷過ぎて、ビックリ、驚愕だ。こんなことでは、純粋に一生懸命この試合の為にプレーしている高校生が可哀想だ、こんな判定…。この審判員と称する人達、余りにも無責任過ぎはしないか?こんなジャッジをして…」
この先生、映像解析学の専門で、野球のルールは大枠ほぼ理解しています。
阪神ファンで、プロ野球中継は割とよく観ていますが、高校野球には余り興味がなかったようで、結構真剣にTV中継を観たのは今日が初めてのことらしいです。
プロ野球中継では、こんなことは言いませんでした、この先生。
高校野球の審判員、プロ野球の審判員、この両者の力量って、相当に違うのですか?
高校野球の審判員、その技能・技量、本当にええ加減でショボイのですか?
教えてください、その実態・実際を。

A 回答 (4件)

アマチュア野球の審判経験者です。



プロ野球やMLBを基準に考えるとやはりレベルは格段に落ちます。
しかしアマチュアレベルで考えると、あの人たちは最高レベルでしょう。

だいたいアマチュアの審判は、地元の少年野球の審判から始めて、なおかつ興味があって上達したい人は地域の連盟に所属して高校野球などに参加します。そこでレベルをあげて連盟から推薦された人が甲子園などの大きな大会にでます。
だから本業(サラリーマンなど)をこなしながらやっているわけで、甲子園など平日に行われる大会は第一線を退いている人たちです。体力的にはどうか?

高校生レベルの審判をやるには相当な体力・判断力が要求されます。
投げる球の速さ、打球の速さ、足の速さ。いろいろなフォーメーションを体得していないととてもできません。

映像解析なんか必要ありません。立つ位置、見るポイントをしっかり押さえればジャッジできます。


あとレベル以前の話しで、大人の汚いいやらしい部分を紹介します。
この連盟というのは理事長だとか審判部長という肩書きをつけたエラそ~うな態度でふるまうイヤな奴が必ずいます。このイヤな奴に気に入られないと採用してくれません。たとえ技術があっても。

こいつらってのが実にイヤな奴らで、審判服を着たとたんにエラそうにふんぞりかえっているような奴らです。講習時なんか「おいお前ら」って感じです。

また、これは聞いた話ですが、関東と関西ではストライクゾーンが違うそうです。
高野連のお偉いさんが(たしか関西の人)神宮大会で、関東の主審のジャッジメントに一球ずつ「今のはボール」「あれはストライクとれ」などとエラそうに言っていたそうです。

ま、高野連の話になるといろんな話が逸脱しますので割愛します。
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まず、高校野球の審判をするための資格や、講習は受けていますが


高校野球の審判は、基本的にボランティアです。

その中で、地方大会で優秀な審判や、ある程度慣れている審判が
甲子園大会の審判を行うことが多いようです。
(甲子園で審判をする事は、アマチュア審判の夢と言われています)


高校野球の審判は、試合前に投手の持ち玉やコントロールなどの情報が殆ど有りません。

例えばプロ野球では2009年迄はセリーグの審判,パリーグの審判に
分かれていましたが、交流戦などが有るので、2010年からはリーグは
関係なくなりました。

また、キャンプの時、球団の協力でブルペンなどで投げている投手の
ストライク,ボールを判定しているのをご存じだと思います。

この様なことから、同じコースの球をストライク,ボールとばらつくのは
仕方が無いと思います。

プロ野球でも、本当にきわどい投球を「ボール」とコールして、次の球も
殆ど同じ(場合によっては多少ボール気味)で有っても「ストライク」と
コールすることが多いです。
(詰まり、2球で1ストライク,1ボールにするという事です)

更に、キャッチャーのキャッチングも向上していますので、尚更難しいですね。

全てが同じとは言いませんが「ストライク」とコールしたが、ストライクからボールに
成る投球の後なら、次にきわどい投球は「ボール」とコールする事も有るようです。
(当然逆も有り得ます)

また、高校野球ではストライクゾーンが多少広めですので、ボール気味の投球でも
「ストライク」とコールされる事も多いです。

最初にも書いたように、甲子園の審判は優秀な審判が揃っていますが、今日は初日ですので
まだ慣れず、ばらつきが多くなったのかもしれません。
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私の知る限り、高校野球審判は素人ではない。

私の出身は甲子園出場経験のあるレベルの野球部だが、私が一年当時の三年生で主将だった投手(エース)が、高校野球へのお礼、お返しという意味で、ノンプロ野球を卒業後、審判をしている。で、たまたま、かなり上の役職ということにもなっている。

そして、私の現役時代を思い出しても、プロ野球よりも、高校野球が、かなり正確なジャッジであったという印象がある。第一、審判をするについての情熱が違う。圧倒的に、一所懸命さが違う。何であれ、プロが優れているなどという理屈は通らない。大先輩のジャッジが間違うはずも無い。

先生は野球を知らない。テレビ画面を見てストライク、アウトが判定できてしまうという確信に、ど素人の傲慢さを感じる。
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その先生の論を仮に現在の世界のベースボールの審判に当てはめたら、おそらく生き残るのは50人に満たない、MLBとNPBのトップクラスの審判のみになるでしょうね。



高校野球の審判は、基本的には素人です。正確には「審判を生業にしている人ではない」といえばいいでしょうか。一方、プロ野球の審判は選手同様「組織」に所属し(ご存知かもしれませんが、プロ野球の審判にも選手同様”番号”があります)、選手と同じく契約更改を持って年俸を決める、いわば”プロ審判”です。これはアメリカMLBも同様なのですが、MLBは若干組織が違うのですが、プロ審判という意味では同じだと解釈していいと思います。

変な例ですが、2006年に開催された第1回WBC(ワールドベースボールクラシック)にて、明らかに日本に不利に、対戦していたアメリカに絶対有利なジャッジを乱発した審判がいたのを覚えておられるでしょうか。デービッドソンって審判です。あの方は「セミプロ」です。元々マイナー以下の審判をしているのですが、たまにMLBに欠員が出た際に臨時契約を結んでメジャーの試合をジャッジする、そういう審判です。MLB常駐に見合う技量がない、というのはもちろんですが。

はっきりいって、現在の日本の高校野球の審判員は、デービッドソンをはじめとするアメリカのマイナーリーグのアンパイアと比べれば、はるかに才覚技量とも優れています。プロ審判からすれば「マシ」という程度の差かもしれませんが、マイナーのジャッジのひどさは日本のアマ野球の比ではありません。早朝の草野球で近所のおっちゃんが飛び入りで審判してるくらいひどいです。

そして、その質問者様が聞いていた、審判に相当憤っている”先生”と呼ばれる方にも。あの程度の判定のばらつきを看過出来ないなら、観戦なさらない事を薦めてください。無理です。

その先生という方は、人が裁くという本質から大いに逸脱しています。すべてにおいて正確無比なジャッジメントを求める、それを希望するなら審判も選手も、甲子園球場というスタジアムすべてを自動化しない限り不可能です。人が投げ、人が打ち、それを人が守り、人がそのプレー1つ1つに声援を送る。その”試合”を司るのが審判です。はっきり言わせてもらえれば、仮にピッチャーの投球がバッターの背中を抜ける危険球だったとしても、

「審判団がストライクといえば”ストライク”なんです。」

それについておかしいだ何だ言うのは、審判という存在そのものへの不理解です。そしてそれをプレーする選手らが思ってしまったなら、その選手はそこまでです。

技量の優れた選手なら、試合を裁く審判の癖をいくつかのプレーで見抜いた上で、それに対応するものです。野球の試合は、本来中立である審判をいかに「味方につけるか」で勝敗が決まるといってもいいでしょう。気に入られなければど真ん中にストレートを投げてもボールといわれ(過去の有名な話では黎明期のプロ野球の試合で、ど真ん中に置きにいった軽いストレートをある球審はボールと自信を持ってコールしました。試合中は無理でも試合終了後に投手は猛抗議。その時の球審の返答は「気の抜けた直球はすべてボール。プロがそんなボールを投げるはずはない!」と一蹴)、例えば受けるキャッチャーにしても、大きく縦に曲がるカーブを「ミットを上にして」ストライクで捕球すると「ボール」とされます(これはプロでは常識らしい)。このように、審判は基本的には公認野球規則に則ってジャッジメントしますが、試合になってしまえば審判の裁量でどうにでもなるのです。

高校野球の審判の技量はさすがにプロ審判に及ぶべくもありませんが、はっきり申し上げれば、高校野球のジャッジメントはプロのジャッジに比べればまだ「ばらつきは少ない」方だと思いますよ?上記に示した裁量ってのもアマチュア野球では強く言われないものです。それはそうです、質問者様の文章にある通り、高校球児も一生懸命なら裁く審判も真剣度ならプロに負けていません。ほぼアマチュアといっても、甲子園大会でジャッジできるのは各地区で推薦を受けた技量に優れた(試合経験豊富な)審判を選抜していますから。ただ、それでもばらつきが出るのは、

「人間が裁いていますから。」

正確無比なジャッジメントを高校野球の試合ではむしろ求めないでください。そもそも高校球児も高校野球関係者も、センサーだらけのデジタルなジャッジメントなんて誰も望んでいませんから。高校野球は、今の真剣実と牧歌的な雰囲気が何よりの魅力です。高校生だって分かってます、少なくとも今の高校生は一戦必勝の思いは昔ほど強くない。真剣でないわけではなく、根性論を超えた精神論が高校球界に行き渡っている結果です。

とはいえ、いずれはアマチュア球界の審判もそれなりのライセンス制になるという話もありますし(プロアマ交流の増加でプロ審判のアマ球界参加も検討されているようですから)、その頃には多少なりともジャッジのばらつきは減ってくるのでしょう。でも、完全に0になることは、高校球児にとっても好ましくありません。それも含めて、人間がするスポーツですから。

長文乱文失礼しました。
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