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中和反応についてお伺いいたします。塩酸と水酸化ナトリウムの反応において、HCl、NaOH、NaClは、ともに水溶液中では完全に電離している……という説明が、あるテキストに書かれてありました。
中和反応は、酸と塩基が反応して、塩と水が生じる反応であるならば、塩であるNaClが完全に電離して、Na++Cl-になっていたら、もはや化合物ではなく、「塩」と呼べないのではないでしょうか?
化学に精通された方のアドバイスをよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

化学に精通された方であれば、


塩酸と水酸化ナトリウムの反応は「酸と塩基が反応して、塩と水が生じる反応」ではなく、「強い酸と強い塩基が反応して、弱い塩基と弱い酸が生じる反応」と考えるでしょう。

また、化学に精通された方であれば、
「塩であるNaClが水溶液中で完全に電離して、Na+ + Cl- になっていたら、もはや化合物ではない」と考えるでしょう。


ですけど、化学の初学者の方であれば、
ブレンステッドの酸・塩基理論よりも、まずはアレニウスの酸・塩基理論を学ぶところから始めるのがよいと思います。アレニウスの酸・塩基理論には少しあいまいなところがあるのですけど、ブレンステッドの酸・塩基理論よりも習得が容易だからです。

また、化学の初学者の方であれば、
水溶液とは、水と化合物(一般には純物質)が混じり合ったものである、ぐらいの認識で十分ではないかと思います。混合物と純物質の区別は、じつはかなりあいまいなもので、きっちり線引きできるようなものではないからです。
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この回答へのお礼

そうですね。アレニウスの酸・塩基理論を、まずは、徹底的に頭に入れたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/06 19:31

>中和反応は、酸と塩基が反応して、塩と水が生じる反応である


 塩や水が、どのような状態であるかは関係ありません。
 気体や固体や溶融塩、溶液になっていたり、あるいは溶解してイオンに電離していようが関係ないです。
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この回答へのお礼

「溶解してイオンに電離していようが関係ない」のですか。それで、少し理解できるようになりました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/09/02 13:00

>、塩であるNaClが完全に電離して、Na++Cl-になっていたら、もはや化合物ではなく、「塩」と呼べないのではないでしょうか?



#1の方も「ビックリ仰天」されたようですが、あなたは塩化ナトリウム(食塩)を水に溶かしたときNaClの粒が水の中を泳いでいると思っておられるのですか?

「電解質」が水に溶けたらどの様になるか、また逆にそのような物質を電解質と呼ぶという定義から始めた方が良さそうです。

中学生でも知っていなければならない現象ですから。

この回答への補足

忘れてました。まったくの化学オンチです。ある資格取得のため、化学を学習することになり、質問のように、小学生なみかもしれない質問をあえてさせていただいた次第です。

補足日時:2013/08/28 22:29
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学年が何年生か分かりませんが、酸と塩基の定義は分かっておられますか?



(塩が電離しているかどうかは関係ないのでは?)
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