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私は仁侠映画(特に実録路線)命なのですが、特にやくざ映画のバイブルとも言える「仁義なき戦い」は名セリフの宝庫であろうかと、さて皆様が印象的なシーン・セリフをお教え下さい。
例えば、

⇒「広島極道はイモかもしれんが、旅の風下に立ったことは いっぺんもないんで!」

これは第4弾:「頂上作戦」で、山守組若頭・武田明こと小林 旭が、敵対する明石組・岩井(梅宮辰夫)に投げ突けた最後通牒、しびれました。

尚「仁義なき戦い」に限りません、他のやくざ映画でも結構です。

A 回答 (5件)

こんにちは。



「仁義なき戦い」ですものねぇ・・・
私も手許にDVDがあるわけでもありませんので、
思い出しながらの回答になりますから誤りがあるやも知れません。
あらかじめお断りしておきます。

一作目で印象的なシーン、松方弘樹でしょうね。
亭主を殺された渚まゆみの部屋で広能の仕草におびえて逃げまわります。
この演技は随分評価も高いようでしたね・・・
私はこの頃の松方弘樹はとてもいいと思います。
この少しあとでしょうか?
「北陸代理戦争」、「大阪電撃作戦」、本物のヤクザ顔負けですものね。
同じような匂いで今井健二、「仁義・・」には出ていませんが、
ヤクザ映画には欠かせない俳優さんでした・・・お元気なのでしょうか?
地味な俳優さんですが曽根晴美もそうですね。

台詞では広能の、
「最後じゃけぇ、教えといてやるがの!
狙われるもんより狙うもんの方が強いんで!」
それを受けて松方が、
「今日はこんなを殺る気にゃなれん・・・」
そしてあの玩具やの惨劇になるわけですが、松方弘樹は上手でしたね。
そしてラストの焼香場での広能です、
「山守さん・・・弾はまだ残ってるがよ」

「広島死闘編」、
これはもう、千葉真一に尽きるのです!
元々、大友勝治の役は欣也さんの役で欣也さんの役が千葉真一です。
言葉は悪いかも知れませんが欣也さんのゴリ押しで、
配役が変わったと言う経緯があります・・・。
結果的には千葉真一には良かったと言うことになりますね。
印象的な台詞です、大友組の組長、加藤よし(変換できません)に、
「親ッさん!山守組、あれはなんなら?!!
女の・・・・で飯食うとるんど!」
私、こんな台詞初めて聞きましたものね・・・
これはもう笠原和夫さんの脚本家としてのセンスでしょうね。
この映画からですね、松永の成田三樹夫さんが顔を出すのは・・・
成田三樹夫さんについては、以前にもお話ししています。
印象に残った台詞を一つ、小池朝雄を殺してきた欣也さんに、
「何で俺を先に殺しにこんの・・・?!」

話したいこともまだありますので「代理戦争」はとばして、
「頂上作戦」の印象に残ったシーンを・・・。
殆どラストに近いシーンでしたが、場所は裁判所なのでしょうね。
広能と武田が並んで座り・・・
「正三、こんな何年うたれたんじゃ?」
「OO年じゃ・・・」
「ほうか・・わしゃOO年じゃ、打元はOO年じゃと・・・
お互いにましょくに合わん仕事をしたのう・・・」
刑務官に促されて立ちあがり歩きながら振りかえって、
「正三、辛抱せいや・・・」
「おお・・こんなもな」
私は個人的には「仁義なき戦い」はこれで終わりにしても良かったのでは?
そう思っています。
完結編は余分、その思いは今でも変わりませんね。
笠原さんも「頂上作戦」でおりましたものね。
でもまあ東映と言う会社の事情もあったでしょうし理解は出来るのです。

随分長くなりました・・・
私、こんなに気兼ねしながら回答するのは初めてです。
他のヤクザ映画で印象に残るシーン、
「人生劇場 飛車角」です!
沢島 忠監督でまあ、見事な映画でしたね。
実録路線を除けば、任侠映画の傑作でしょう!
男に心を残しながら満州へ流れていく薄倖の女を、
佐久間良子が実に見事に演じました・・・

「唐獅子牡丹」
殴りこみに向かう健さん、花田秀次郎に脇から風間重吉の池部良が、
傘をさしだします・・・
「秀次郎さん、お供さしてやっておくんない」
「重吉さん・・・あんた妹さんと?」
「なに、妹はあの世で待っておりやすよ」
「・・・・・」
歩きだす二人の頭上に粉雪が舞います!
「唐獅子牡丹」のメロディが被りますね・・・めまいがしそうです。

「緋牡丹博徒お竜参上」
まず、任侠映画でこれほどの名場面があるでしょうか・・・
雪の今戸橋です
男と女は胸の万感の思いを言葉にできません
キャッチコピーが秀逸でした。
「文太は何も言いません・・・純子も何も言えません」

最後に「ぱっちぎ」は良い映画です。
同じ在日をテーマにした映画では「血と骨」がありますが、
私には後味の悪い映画でした。
「ぱっちぎ」は観終わった後も爽やかで良く出来た映画ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます、御待ちしておりました。

>私はこの頃の松方弘樹はとてもいいと思います。

決して親の七光りではない演技力と存在感、若い頃の松方弘樹は本当にいいですね、「北陸代理戦争」・「大阪電撃作戦」、それはもう最高です。
野心剥き出しのぎらぎらとしたところが堪らない、尚個人的にもう1つ付け加えるならば、菅原文太の主演ながら「県警対組織暴力」でしょうか。

>同じような匂いで今井健二、「仁義・・」には出ていませんが、

少し調べてみましたが、御健在のようです。
恐らくこの方こそ悪役の中の悪役、何しろ悪役以外の彼を見た事がありませんから・・。

>地味な俳優さんですが曽根晴美もそうですね。

広能の舎弟役が印象的ですよね、東映は最初二の線で売り出そうと思ったようですが、やはりあのお顔ですから、落ち着くところに落ち着いたのでしょう。

>元々、大友勝治の役は欣也さんの役で欣也さんの役が千葉真一です。
>言葉は悪いかも知れませんが欣也さんのゴリ押しで、配役が変わったと言う経緯があります・・・。

そうでしたか、全く知りませんでした。
しかし千葉真一ではない大友勝利は、ちょっと考えられないでしょう。
何しろ大友勝利は、全シリーズ中最もインパクトのある役柄、暴力描写は迫真の演技でしたが、仰る通り、結果オーライだったと思います。

>「親ッさん!山守組、あれはなんなら?!!女の・・・・で飯食うとるんど!」

このセリフも誠に印象的、親を舐めきったような口のきき様が、憎たらしさを倍増させました。

>私は個人的には「仁義なき戦い」はこれで終わりにしても良かったのでは?そう思っています。
>完結編は余分、その思いは今でも変わりませんね。

「頂上作戦」のエンディングに関しては、完全にシリーズの終焉を予想させるものでしたし、「完結編」の冒頭部分にも、若干の違和感があったのは事実です。
何よりも前4作とはテイストが全く異なっており、脚本家が変わっただけで、こうも違うものかと・・。

尚「仁義なき戦い」のエピソードを覗いておりましたら、本作を見た山口組田岡3代目が、金子信雄扮する山守組長を称して、「あれは本物だ」と言われたらしいですね。
何しろ田岡3代目は、山村組長に何度か会っているはずですから、その狡猾さを実際に知る人物、その評価は紛れも無いものでしょう。

>「人生劇場 飛車角」

私は続編との記憶がごっちゃになってるんですが、任侠ものを演じさせたら、鶴田浩二の右に出る役者さんは少ないでしょう。
個人的には吉良常役の月形龍之介がいい、加えてはかない女性を演じる佐久間良子も天下一品ですね。

>「唐獅子牡丹」

これは何も言う事がないでしょう、御指摘のシーンは、もう悶絶ものです。
「義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たい男の世界~」と流れ出すと、もうしびれるどころではない全身鳥肌もの、「待ってました」という掛け声がぴったりと嵌まる名シーン。

健さんは勿論なのですが、若い頃の池部良は、ちょっと出来過ぎたくらいのいい男、着流し姿が本当によく似合います。

>「緋牡丹博徒お竜参上」

正直「緋牡丹」シリーズは殆んど見てないんです、依ってノーコメントで・・。

色々挙げて頂いて楽しめました、ありがとうございます。

お礼日時:2013/09/29 16:58

御礼、有難うございます。



私が、このシリーズを好きになったのは、親の影響だと思います。
父親が、このシリーズを好んでいました。

子供心に、広能の不器用だけど、一本筋の通った、優しい人柄にほれ込みました。
質問者さんが好きだと仰っていた、倉本猛がプロレスラーを刺した後、
恩師と母親に連れられて
広能の組に預けられて行った時、
去って行く母を、頭を掻いて他所を見ながら送る猛に
「下駄揃えてやらんかい!」と言ったシーン。

また、あんなに都合の良いように扱われている山守に対しても、いざという時に、
一番礼儀を尽くしているのは広能だったと思います。

似た意味で、明石組の岩井も好きです。
完結編での氏家が好きなのも、同じです。

奥さまは、質問者様と出会われて、任侠大好きになられましたか^^
ご一緒に楽しめて羨ましいです^^
私は、定期的に「仁義なき戦い」をDVDで見ます。
息子は、乱暴な映画だと言って、好みませんが、娘がこのシリーズを好きです^^
お父ちゃん(山守)可愛い^^ と言って見ています。

お父ちゃんの面倒を見ている女性の役を演じた女優さんは、中村英子さんと仰るのですか。
色白で、実に可愛らしい方ですね。
お父ちゃんの例の財産の会話の時に、足をパタパタさせて顔を覆って笑っている姿が、実に可愛らしかったです。

思いもよらず、「仁義なき戦い」の話をする事が出来て、嬉しいです^^
なかなか、この映画の話で盛り上がれる相手が、私も居ないです^^;
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この回答へのお礼

再度の回答、ありがとうございます。

>去って行く母を、頭を掻いて他所を見ながら送る猛に「下駄揃えてやらんかい!」と言ったシーン。

ああ、あのシーンは良かったですね、頭を叩かれた猛の顔が誠に印象的、当時のやくざ社会の躾の厳しさを思ったものです。

>お父ちゃん(山守)可愛い^^ と言って見ています。

このシリーズに、もし金子信雄さんの存在が無ければ、違った印象になったかも知れない、それ程あの方の存在感は圧倒的でした。

>思いもよらず、「仁義なき戦い」の話をする事が出来て、嬉しいです^^
>なかなか、この映画の話で盛り上がれる相手が、私も居ないです^^;

こちらこそです、この手の話題は正直肩身が狭いのですが、お付き合いありがとうございました。

お礼日時:2013/09/29 14:20

御礼、有難うございますm(__)m



岡島の義西会、良いですね^^
あんな形で暗殺されてしまったのは、可哀相でした。
恩師の悲痛な表情が、印象的でした。

残された藤田は結核(?)だったですし、
組員はさぞ心細かった事でしょうね。

私は、女性ですよ^^;
武田に「新車に乗り換えるか~~^^」って言いたいです(^-^)
「そうせい!そうせい!わしが立候補するけぇ」と言われたいですねぇ^^
トップ当選です^^

松方さん演じる藤田は、後の完結編での市岡とは、真逆の人物像でしたが、
どちらも上手に演じていましたね。
すごいです。
市岡の、ちょっと危ない雰囲気も、意外に好きです^^

松中は、私も大好きです!!
広能と山守組とドッチか選べと言わて、一礼して去ってしまったのは、残念でした。
成田三樹夫さんが、大好きでした。

子供の頃は、金子さん演じる山守が大嫌いだったのですが、
あれは、金子さんの演技のなせる業だったのでしょうね^^
今では、
「お前の好きな金の〇二つ」という資産家の山守さんが可愛らしいです^^;
山守の奥さんも、「これでもか?」って程のチャッカリで、良いキャラですね^^

打本も、大人になってから意外と好きになりました^^

でも、槇原だけは。。。。。どうもダメです><
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この回答へのお礼

再度の投稿、痛み入ります。

>私は、女性ですよ^^;

う~ん・びっくりです、それにしても詳しい・実に御詳しい、確かに映画の良し悪しに男女の区別は無いのでしょうが・・。

因みに後学の為に御聞きしたいのですが、女性の貴女がそこまで「仁義なき戦い」にのめり込んだ切っ掛けは何だったのでしょう、実は極道の妻だったりして?

>武田に「新車に乗り換えるか~~^^」って言いたいです(^-^)
>「そうせい!そうせい!わしが立候補するけぇ」と言われたいですねぇ^^
>トップ当選です^^

あの女優は中村英子さんと仰り、前作の「代理戦争」でも山守組長取り巻きのホステスさんとして、「泣かんの、泣かんのよ、人前があるんじゃけん!」との、印象深いセリフを吐かれた、それはもう凄い美人でした。

実生活では山口組田岡3代目の御子息と結婚され、芸能界を引退されたのですが、その翌年自殺された由、まあ人に語れぬ何かがあったのでしょうが、誠に残念です。
しかし武田と松村は女性に溺れないでしょうね、凡そそういうタイプではない気がしますが。

>市岡の、ちょっと危ない雰囲気も、意外に好きです^^

ところで、あの頃の松方弘樹は魅力的ですよね。
私が高1か高2でネオン街デビューを果した頃、行き付けのスナックのとあるママさんが大の松方弘樹ファンでして、常々「見てくれがいいだけの、お子様ランチには興味が無い」と言ってましたが、当時の私には理解出来ない実に含蓄のある御言葉でした。

まあ残念と言えば残念、mocomaxさんがお近くにいらっしゃれば、焼肉でもつつきながら、「仁義なき戦い」論を戦わせたいほどです。

>今では、「お前の好きな金の〇二つ」という資産家の山守さんが可愛らしいです^^;

真面目一筋に育った家内も、私の影響で任侠ものが大好きとなり、中でも山守組長の大ファン、常々可愛いと言っておりますが、どうやらあのおじさんには、母性本能をくすぐる何かがあるみたいでして、勉強の必用ありです。

或いは女性には、善悪を併せ呑む・やくざを許容する土壌があるのでしょうか?、非常に興味深い事ではありますが・・。

>でも、槇原だけは。。。。。どうもダメです><

「呉の槇原政吉はちょっとは知られた男でぇ」と言いながらも、餌をちらつかされるとちゃっかりと寝返ってしまう現金さ、まあ「仁義なき戦い」シリーズには欠かせないキャラクターの1人でしょうか。

ところで、先にも申し上げた「パッチギ」いいですよ、在日の女子高生と日本人の男の子の恋愛がベースとなる名作、是非御覧になって下さい。
「パッチギ2」は、さほどお勧め出来ませんが・・。

お礼日時:2013/09/28 14:08

こんにちは^^



先日は、映画の質問に回答下さって、有難うございました。

仁義なき戦いで、好きなシーンはたくさんあります。

私が一番好きなのは、代理戦争の流れです。

「あの人は極道ゆうても事業家ですけぇ。 筋が分からん事があって、わしの顔に免じてこらえてつかぁさいや」と、
明石組幹部・相原に対し、打本を庇う広能。
↓  ↓  ↓
・・・が、勝手で筋の通せないな打本にキレて山守を推す事に賛同したシーン。
「知らん仏より、知っとる鬼の方がマシじゃけぇのう」
↓  ↓  ↓
山守の襲名の席、泣き言を言って、広能を詰る打本に一言。
「トルんなら、今ここでトリないや!おう!能書きは要らんよ。来いゆうたら、いつでも来いや。待ってるで。」
このシーンは、一番好きです^^

また、
最後に、「猛」の葬儀の時、火葬場で襲撃され、
骨壺が割れて散らばった熱い「お骨」を握るシーンが、感慨深いです。  

のちに、頂上作戦で、岩井が打本に
「わしらタクシー屋のおっちゃんに用はないさかい。 これから1人であるいたらよろしいがな。 
でもええでっか。 前向いても崖、後ろ向いても崖や。 あんじょう性根入れて歩くこっちゃ。」の捨て台詞も好きですね。

あと、「吐いたツバ飲まんとけよ」も^^

あと、どの回だったか忘れましたが、お正月のシーンで、
道行く和服の若い女性に、広能が、
「おめでとうさん。 綺麗じゃのう」と声を優しくかけているシーンがホッとさせられて、好きです^^

他にも、たくさん有りますが、上位だけ^^

質問されてませんが、
わたしがもし、組員になるとしたら、「広能組」が良いです。
恋人になるとしたら、「武田」が良いです。
武田の方が、恋人には優しそうなので^^;
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この回答へのお礼

mocomaxさん、回答ありがとうございます。

>先日は、映画の質問に回答下さって、有難うございました。

いいえ、こちらこそです。
やはりやくざ映画ファンは、日陰の身でして圧倒的少数派、お仲間が増えて嬉しい限りですが、さて、ディープなファンでいらっしゃる、確かにストーリー的に最も面白いのは、「代理戦争」かも知れません。

>「知らん仏より、知っとる鬼の方がマシじゃけぇのう」

子分としての苦渋の選択が、このような表現になったのでしょうが、exhibitionistさんが言われるところの、粋なセリフかも知れませんね。

>「トルんなら、今ここでトリないや!おう!能書きは要らんよ。来いゆうたら、いつでも来いや。待ってるで。」

明石組との酒席の場でしたよね、山守:打本:広能の微妙な距離感が誠に面白い。

>最後に、「猛」の葬儀の時、火葬場で襲撃され、骨壺が割れて散らばった熱い「お骨」を握るシーンが、感慨深いです。

渡瀬恒彦扮するこの「倉元猛」ですが、実は成田三樹夫が好演した「松永弘」と並んで、全シリーズ中個人的に最も好きなキャラクターの1人、若者らしいぎらぎら感が非常に印象的です。

>「わしらタクシー屋のおっちゃんに用はないさかい。 これから1人であるいたらよろしいがな。 
でもええでっか。 前向いても崖、後ろ向いても崖や。 あんじょう性根入れて歩くこっちゃ。」

う~ん、確かにこれも良かった。

>あと、どの回だったか忘れましたが、お正月のシーンで、道行く和服の若い女性に、広能が、
「おめでとうさん。 綺麗じゃのう」と声を優しくかけているシーンがホッとさせられて、好きです^^

これも「代理戦争」中、槇原に的に掛けられた広能が、危うく難を逃れる直前のシーンでした。

>わたしがもし、組員になるとしたら、「広能組」が良いです。

私でしたら、義西会の岡島友次親分に盃をもらうかも、温厚そうなところが良い。

>恋人になるとしたら、「武田」が良いです。

あれっmocomaxさん、女性ではないですよね?

お礼日時:2013/09/28 12:00

isokenさん 私も仁義なき戦いはときどき全巻一気に観ます



「牛の糞も段々があるんで。おどれとわしは五寸か」
完結篇のなかで、宍戸錠が松方弘樹に言うセリフ。
「序列をわきまえろ。ため口をきくな。」
相手にストレートに言いたくなるところを言えば自分が職制に頼って相手を抑え込んでいるようで舐められます。
自分は、職制や階級など「牛の糞」ほどにも思っていないが、その糞にも
段階がある。五寸というのは五寸勾配三十度の角度のことで、五寸の挨拶とは
同格どうしの軽い会釈。
つまり比喩だらけで直截な表現をさけて、かつ相手が一瞬考え込んで気勢をそがれる。粋なセリフ。

巷では半沢直樹が職制を越えて倍返しですが、香川輝之のセリフはいやみばかりで精彩がないです。大人の喧嘩にはレトリックを利かせた粋な返しが欲しかったですね。
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この回答へのお礼

exhibitionistさん、こんにちは、早速の回答ありがとうございます。

>「牛の糞も段々があるんで。おどれとわしは五寸か」

納得です、あのシーンは凄い迫力でしたが、何でも宍戸錠の出血が暫く止まらず、大変であったとか・・。

>相手にストレートに言いたくなるところを言えば自分が職制に頼って相手を抑え込んでいるようで舐められます。
>つまり比喩だらけで直截な表現をさけて、かつ相手が一瞬考え込んで気勢をそがれる。粋なセリフ。

言われて見れば、確かにセリフに微妙な間が有りました。
なるほど、あの場面で「極道としてのキャリアが、格が・・」と、言っては駄目なんですね、それがやくざの駆け引きでもある、思いもよりませんでしたが、或る種のメタファーでしょうか?

>巷では半沢直樹が職制を越えて倍返しですが、香川輝之のセリフはいやみばかりで精彩がないです。大人の喧嘩にはレトリックを利かせた粋な返しが欲しかったですね。

ポスト的なものはともかく、例えば「仁義なき戦い」での「広能 VS 山守」、「壮(若さ)VS 老(老獪さ)」というコントラストが感じられず、私は香川輝之のキャスティング自体に、違和感を感じました。

確かに彼はいい役者さんですが、メガバンクの常務という肩書きに対し、演技力では補えない、年齢からくる重みの様なものが、若干欠けていた気がしますね。

お礼日時:2013/09/28 11:12

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