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真田父子が徳川家康と戦ったとき
家臣の奥村弥五兵衛が「太郎山に陰雲が立ち込めております、今夜半から明朝にかけてさいぶりがあるかと…」と進言しました。
真田父子はこれによって千曲川をせき止め、渡河中の徳川軍に溜めた川の水を放水し戦に大勝利しています。

「さいぶり」とは里には降らぬが山には大雨をもたらす上田地方の気象現象らしいのですが
現代でも起こる現象なのでしょうか?

A 回答 (1件)

azuki-7さん、こんばんは。



「さいぶり」とは驟雨、俗に言う夕立のことでよいと思います。
漢字を当てれば、「賽降り」だと思われます。賽ノ神(道祖神)の賽です。
国境や州境の山稜を境にして降る雨の意味だと思います。

信州上田地方は、長野県内では雷が多いところで、夕立がよくあります。
おそらく上田盆地で温まった空気が、河東山地や太郎山山塊などに沿って上昇気流となり、
雷雲が発生しやすい地形なのだと思われます。

真田氏は上田盆地の後背山地にあたる真田地域の出身ですから、
この辺の気象には非常に詳しかったと思われます。

参考URL:http://museum.umic.jp/uedagunki/uedagunki/uedagu …
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この回答へのお礼

ありがとうございます
本でチラッと読んで気になったので質問したのですが
ここまで詳細に答えてくれて助かりました

お礼日時:2013/10/07 12:31

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