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試験で答案に大きく×印をして提出する「棄権」はなんのためにあるのでしょう
テストを受けなくても、白紙で出しても同じだと思うのですが、なぜわざわざ「棄権」というものがあるのでしょうか?

A 回答 (4件)

「解答は黒または青の・・・」や「不正行為を発見した場合は・・・」などと並んで「棄権する場合は解答用紙の一枚目に大きく『棄権』と書くこと」という注意事項の書かれた試験問題をこなしてきた者です。



うちの学部の場合、白紙で提出すると成績表に「不可」(=零点)が付くのですが、棄権するとそもそもその科目を履修しなかったことになります(つまり成績表には何も書かれない)。これは、「成績表を汚さない」ためで、就職・留学・進学などで成績が必要な人には有難い制度でした。
また、テストを受けないこととの違いは、取りあえず試験問題を見て、高成績がほしい人の場合は「優」が取れそうか、単位がほしい人は単位が取れそうか、その場で判断することできるというメリットです。
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sukemasaさんの回答でほぼおわかりと思いますが,少しつけ足しておきます。



国立大学の一部には,入学してから最初の2年間ぐらいは,特定の学部・学科に所属するのではなく,大まかに「教養部第○類」といった形になっていて,3年に上がる時点で学部・学科に分けられるところがあります。
マンガ「動物のお医者さん」にも出てきますね(あのモデルは北海道大学)。最近は教養部(教養学部)を置かないところが増えていますが,東大などは今でも健在です。
この所属を決めることを「進学振り分け」(略して「進振り」)などと呼ぶのですが,それぞれの学科には定員があるので,希望者が定員を越えた場合には調整が必要です。
東大などでは,1・2年次に履修した科目の点数の平均の高いものからとっていきます。このときに,履修届を出す時につい調子に乗っていろいろ登録してしまったけれど(春先は向学心に燃えていますから),結局全然勉強しなくて試験も解けそうにない,という事態になったとしましょう。
その科目がもし必修なら,落とせば留年ですから,直前になっても必死に勉強するでしょうが,選択科目だったら「ああ,登録しなければよかった」となるわけです。登録して欠席,または白紙答案,ならその科目は0点になり,平均点を下げてしまいます。
こんなときに,「放棄」制度が有効に働くわけですね。

進学振り分けのない大学でも,「卒業に必要でない科目をつい登録しすぎてしまったけれど,結局勉強が間に合わなかった。でも就職志望先に出す成績証明書に「可(C)」「不可(D)」があるのはいやだなあ,これとこれを履修登録してなければ全部優(A)で揃えられるのに」なんてケースはありえますね(人によりますが)。
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下の回答に追加です。



初めてした人は、なんでしたかと言うと、
「この試験に対して、自分は回答する権利を放棄する!」
みたいなアピールではないでしょうか。

もし、受けなかったら、
単に忘れて受けなかった人たちといっしょにされてしまいます。
白紙で出したら、
解こうとしたけど、わかんなかったから何も書けなかった、
という人と一緒になってしまいます。

だから一種の、出題者に対する「攻撃」ですね。

※下の「経験者」は間違いです。試験を「棄権」したことはないです。
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>試験で答案に大きく×印をして提出する「棄権」はなんのためにある



別に、「ある」わけじゃなくて、
最初にそうやって提出した人が
この状態を「棄権」と呼んだ。それだけのことじゃないですか?

「ある」っていうと、規則として、
その試験を実施している側が決めているように聞こえます。

「棄権する場合は大きくX印をして提出してください」 みたいな。

そんなのは聞いたことないですよ。
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