アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

中国産の野菜の安全性について
騒がれていますが、
中国以外の海外産で安全な場所、危険な場所について
分かる方いらっしゃいますでしょうか。

・例えば、ヨーロッパ、特にドイツや北欧などは
検査が厳しいイメージがありますが、どうなのでしょうか。

・アフリカ、北米、南米、東南アジアなどはどうなのでしょう。

大雑把ですが、
海外で野菜食べるケースが有り、気になって質問しました。
何か一部でも分かることがあったら教えてください。

よろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

 一部だけ。



 野菜に伴うリスクというと、主には食中毒菌、残留農薬というところでしょうか。といっても残留農薬で実際に危害に至るケースはまず皆無に近いので、基本的に食中毒菌と考えていいと思います。

>ヨーロッパ、特にドイツや北欧などは検査が厳しいイメージがありますが、どうなのでしょうか。
 ⇒基本的に野菜って国内流通するものはそんなに検査はされません。検査は輸出入に伴って行われることのほうが多いですが、主には残留農薬が中心で、食中毒菌の検査なんてまずしません。昨年、野菜が原因の食中毒事故がヨーロッパで多発したのはそのへんの事情もあります。

>アフリカ、北米、南米、東南アジアなどはどうなのでしょう。
 ⇒検査は似たようなものですけれど、あちらは水の汚染が顕著なので、野菜の生食はいけないと言われることが多いですね。

 野菜がヒトに危害を及ぼす例って、野菜本体とか残留農薬とかじゃなくて、まず「水」の問題です。だから水が安心して飲める国は野菜もまず安心、そうでない国は注意ということになるでしょうか。

 中国については、国内では随分恐ろしい事故というか事件が報告されています。輸出用はそれなりに検査の網があるのに対し、国内向けは皆無なので、相当いい加減なことが行われているようです。ただし、日本国内に輸入された農産物での危害事故の報告はありません。この間どこかの週刊誌が「猛毒米」なんて報道していましたが、猛毒が危害に至るほど検出されたケースはゼロのはずです。

 中国は国自体というか国民性自体がアレなので難しいところですが、何でも危険かというとそうではないようです。特に日本に入ってくる食品の話になると事情が違ってきます。生野菜に限った話ではありませんが、日本における検疫の違反率というやつがひとつの指標になると思います。
 <参考>http://www.foocom.net/column/editor/8925/
 2011年度の他国の違反率をみると、韓国が0.58%、台湾が0.68%、ベトナムは1.1%、タイ0.78%、欧州は0.48%、イタリアが0.77%、アメリカは0.80%。ちなみに中国は0.25%ですね。2012年度の数値もあるはずですが、官公庁の発表はみ難くてすぐには見つけられませんでしたが、概ね2011年度と似た数値でした。ここ十数年同じような傾向だと思います。
 これで見る限り、中国より東南アジア、イタリア、アメリカのほうが違反は多いよな、ということになります。
 定期的に食品危険キャンペーンをうつ週刊誌は、このあたりは何もいいませんね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。
大変参考になりました。
水の問題という観点は、気づきませんでした。確かに、農薬以前に水は基本になるところですね。
週刊誌等は大仰な見出しで消費者の不安を過度に煽っている様に感じてしまいます。
確かに中国からの輸入が他と比べて多いのでしょうが、ご回答のデータをみると一概に集中攻撃するのもどうかと思ってしまいますね。他にも色々基準はあるとは思いますが。
中国といえば、野菜を洗う洗剤が有ると聞いてびっくりしたことがあります。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2013/10/22 12:44

 >検査が厳しいイメージがありますが、どうなのでしょうか。


 検査(残留基準)は、国立医薬食品衛生研究所の各国の農薬
 最大残留基準値に出ています。調査が平成17・18年 
 ですので、日本の制度がネガティブリストから、
 ポジティブリストに移行するために調べたものだと思います。 
 各国の農薬の最大残留基準値の比較
 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/chemical/pes …
 
 国立医薬食品衛生研究所のサイト内検索「ブラジル 残留基準]等
 でも調べられると思います。
 http://www.nihs.go.jp/index-j.html

 「コーデックス基準 農薬]「ポジティブリスト」で
 安全な農薬の使い方、残留値についても詳しく出ていると思います。
 各国違反した場合は罰金、懲役等も有ると思います。
 今は分析機器も良くなっていますから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。
大変参考になります。

特に国立医薬品食品衛生研究所の検索機能はとても便利で参考になりますね。
専門的な単語が頻出して難しいですが、色々検索して調べてみようと思います。

どうも有り難うございます。

お礼日時:2013/10/22 12:45

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!