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次のイオン反応式は、(1)ニクロム酸カリウム(酸化剤)と(2)硫酸鉄(II)(還元剤)の水溶液におけるものである。

Cr2O7^2- 14H^+ +6e^- →2Cr^3+ +7H2O ・・・(1)
Fe^2+ →Fe3+ +e^- ・・・(2)

i ニクロム酸カリウムと硫酸鉄(II)の反応を表すイオン反応式を書け。
ii 硫酸酸性水溶液中で二クロム酸カリウムと硫酸鉄(II)の反応が行われた場合の化学反応式を書け。

iの場合、電子の数を合わせて(1)と(2)を足して終わりですが、
iiの場合はなぜ2K^+と13SO4^2-
を足すのでしょうか。

問題文の意味がよくわかりません・・・。違いはなんなのでしょうか。

解答お願いいたします。

A 回答 (2件)

何度か同種の質問に答えていますが、根本を理解する必要があります。



イオンの部分は良いわけですね?
そうすると、
Cr2O7^2- + 14H^+ +6Fe^2+ → 2Cr^3+ + 6Fe^3+ + 7H2O
までは良いですよね。
ここまでは、イオン式ですが、実際にこの反応を行う場合には、イオンで加えているわけではありません。
それぞれ、存在する試薬でやっているわけです。
イオンは単純化するために、実際に起きている、イオン反応の部分だけ書いているわけです。
従って、ニクロム酸イオンなら、実際に使っている試薬、この場合は、ニクロム酸カリウムにするために2K+を加えるわけです。
そうすると、
K2Cr2O7 + + 14H^+  +6Fe^2+ → 2Cr^3+ + 6Fe^3+ + 2K+ + 7H2O
と成りますよね。
硫酸酸性ですから、14H+に見合う7SO4^2-と硫酸鉄(II)の6Fe^2+に見合う6SO4^2-の合計13SO4^2-を両辺に加え、右辺は2Cr^3+ の対イオン3SO4^2-が、また、6Fe^3+の対イオンとして9SO4^2-が、2K+の対イオンとして1個のSO4^2-が必要で、合計13SO4^2-とつりあいます。
つまり、
K2Cr2O7 + 7H2SO4 + 6FeSO4 → Cr2(SO4)3 + 3Fe2(SO4)3 + K2SO4 + 7H2O
となり完成です。
理解できましたでしょうか。
今回は省略しましたが、他の質問で書いたイオン式のあわせ方、今回の陰イオンのあわせ方も、暗記するのではなく、理解することが大事です。  
>電子の数を合わせて(1)と(2)を足して終わりですが
というような考え方ではなく、前回までのイオンのあわせ方を知っていれば、
この質問の(1)式も暗記する必要がなく導けるわけです(当然、この質問もらくらくわかることになります。
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イオン反応式であれば、変化した部分のみを書けば良いということであり、水溶液中ではそれらのイオンに分かれていることをふまえて解答すればそのような答えになるということです。



化学反応式ということであれば、それぞれのイオンのもとになっている物質で書かなければなりません。イオンというのは特定の化合物が水に溶けることによって生じたものであり、物質の一部を表しているに過ぎません。
たとえば、塩化物イオンが存在するならば、それの相手になっている陽イオンも存在するはずです。たとえば、NaClかKClかCaCl2であるかといったことまで明示するのが化学反応式の書き方です。

なので、Cr2O7^2-ではなく、K2Cr2O7と書かなければなりません。また、H+に関しては、「硫酸酸性」条件であることから硫酸由来であるはずです。したがって、H2SO4も式に加える必要があります。もちろん、FeSO4に由来するものも式に入ってきます。
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