プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

或る知人から、次のような指摘を受けました。
「日本人は、だまされている」
「ボジョレー・ヌーヴォーなんて、フランス人の陰謀だ」
「くずワインを日本人に売るためのイベントなんだ」
「あんなもの、ワイン通は、飲まないよ」
「ワインのことを知らない連中だけが騒いでいるだけ・・・」

これ、正しい指摘でしょうか?
ホントは、どうなんでしょう?
ワイン素人の僕に教えてください。

A 回答 (5件)

お酒の値打ちってなんだろ。


お酒にアルコールが入っていなければお酒じゃない。アルコールは必須の成分さ。でも純粋のアルコールに近い焼酎甲類は最も安いお酒。
お酒の値打ちはアルコール以外の成分にある。
美味いお酒の成分と量は複雑すぎて人工的に再現できない。
高級なワインは成分の複雑さと素晴らしい奥深い香りとまろやかな味の調和。伝統ワイの高級品は確かに絶品だ。ワインの値段はいろいろ。高くて美味いのは当たり前。でもハズレも多い。高い金掛けてアタリを引くクジみたいなもの。

ボジョレーヌーボーは伝統的なワインの価値観を打破した。企業努力販売努力でブランドとした。伝統ワインに比べればボジョレーヌーボーの叛乱はささやかな抵抗の域を出ていない。が新しい消費者を産んだ。それが日本人だ。伝統ワインの文化格式を背景にした儀式的な飲み方堅苦しさに囚われない日本人が見出した自由に飲めるワイン。味わいはブドウの匂いと発酵ででる香り。浅い味と言えばそこまでだ。ボジョレーヌーボーは伝統ワインが毛嫌いした香味だ。でも日本人は好きだ。
日本酒でも日本人は熟成した酒より新酒が大好き。お酒は嗜好品。自分が美味い、好きならそれがいい酒さ。人の意見何て何の値打もない。自分が金出し飲む酒は人に口出しされたかない。

お酒の味や楽しみ方は教えることは困難。自分で飲んで自分の意見を持ちましょう。

個人的にはお金出して飲む気はしないワインです。500円のチリワインのほうがおいしいです。日本酒ははるかにうまい。
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この回答へのお礼

飲んでみて、自分で納得できれば、他人(ひと)が何を言おうと、気にすることではないのかも知れませんね。

早速のご回答、有難うございました。

お礼日時:2013/11/22 15:56

後半は正しいです。

ワイン通でなくても知っています。

フランスの陰謀ではなくて、それをよいことだと思って受け入れる日本人がたくさんいるために、日本の会社が作った陰謀でしょう。だましているのは日本人だと思います。

新酒を楽しむこと自体は悪いことではないですが、日本ではものすごく高い値段がついているでしょう。現地の5~10倍ぐらいではないでしょうか。空輸する輸送費のせいだとか。でもそもそも空輸するほどのものではないと思います。品質に見合わない値段がついています。
それを、主に普段全くワインを飲まない人無知な人たちが、なにかおしゃれなことだと思って買う。普段飲まないので、品質に見合う値段かどうかも知らない。これを「だまされている」って言うんでしょうね。

現地の本来のものとはぜんぜん違う、外国の風習や文化を間違った内容のまま日本に広めようとする人がいる。そして、それを信じて受け入れてしまう日本人多数。
ハロウィンもクリスマスもバレンタインデーもそうです。
やめてほしいけど、乗ってしまう人がいるからどんどん広まる。
私は、日本のこういうところ、嫌いです。
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この回答へのお礼

私見では、われわれ日本人は、欧米の風習などには弱いような気がしますね。この前のハロウィーンや、これからやって来るクリスマス・・・。
正直言って、ハロウィーンの盛り上がりには、「・・・|ω・`)」の気分でした。

ご回答、有難うございました。

お礼日時:2013/11/22 16:03

一度だけ買って飲んだら・・・「酸っぱい」



まずいワインに高いお金を出して買うつもりはありません。
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この回答へのお礼

わたしの知人も、「あれ、そんなに美味いワインじゃないよ」と言っていました。
彼が思っていたワインとは異なる酒だったんでしょうね。
因みに、僕は、ワインを飲むことは殆どないので、良し悪しは分かりません。

ご回答、有難うございました。

お礼日時:2013/11/22 16:08

ふふふ、まだそういう事言う人いるんですね。


バブルの頃に始まった「ボジョレー解禁」のお祭り騒ぎ。
確かにあの頃は日本人は踊らされてた。日本中狂ってる時代だったからね。
一方で冷ややかにその知人のように言う人がいて、それは正しかったと思います。

でも今はどうなんでしょう。
日本人の日本人によるボジョレー祭りも20年以上続いてるわけです。
こうなればもうフランス人がどうこうじゃなく日本のイベントとして定着してます。
新し物好きの日本人の気質に合ったこと、フレッシュなボジョレーが日本食とも相性が良かったことなど理由はいろいろありますが、もはや誰の陰謀でもないと思います。

ワインの輸入量も昔の比ではないくらいで今やフランス人よりワインを飲んでるとも言われます。
ワイン通の日本人も増えました。騙されて踊らされてボジョレーを買う人はめっきり少なくなりました。
古酒は古酒、新酒は新酒とわかっていて買う人は買ってるのです。
ボジョレーを飲むことでその年のワインの出来を占う意味もあるでしょう。

だから今そんな事を言う人がいたら「時代錯誤な人だなあ、少なくともワインに詳しくない人だな」と私なら思います。
ちなみに私はまだ飲んでませんが、毎年とても美味しいボジョレーを送ってくれる人がいます。
一年寝かしてから飲んでも美味しいという品質の良いものです。
今年も届きました。さて、これをいつ開けようかと言うのが毎年の楽しい悩みです。
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この回答へのお礼

>>◇古酒は古酒、新酒は新酒とわかっていて
   買う人は買ってるのです。

自身で理解して、買って、飲んでいるのですね?
それなら、他人(ひと)があれこれ言うのは、「余計なお世話だ」「何を飲もうと、自由だろう・・・」で済む話かも知れません。
その人の嗜好ですからね。

ご回答、有難うございました。

お礼日時:2013/11/22 16:15

ワインビジネスに従事しております。

ご友人の方の指摘ですが

>「日本人は、だまされている」
この「だまされている」というのが何についてだまされているのかが不明ですが、もしボージョレ・ヌーヴォーが他のワインと比較して特別な価値があるワインだと思い込まされているという指摘であれば当たらずとも遠からずです。ヌーヴォーというのは「新酒」という意味以外なにもなく、フランスボージョレ地区以外の国、例えばスペインやイタリアなどでもヌーベロとして毎年必ず売り出されるものです。

>「ボージョレ・ヌーヴォーなんて、フランス人の陰謀だ」
これは完全な間違いです。現在11月第三木曜日となっている新酒の解禁は、1951年にフランス政府によって決められたものがベースとなっていますが、これはボージョレに限らずフランスで「新酒」として売り出すすべてのワインを対象としたものです。そしてその対象はあくまで国内でした。日本のバブル以前の1970年代、ヌーベル・キュイジーヌの広がりと共にボージョレ・ヌーヴォーの「カーボニック・マセレーション」というその独自の醸造方法が注目を集めることにななりましたが、それでも別にフランスがボージョレだけを特別に輸出しようと奔走した訳ではありません。日本でボージョレ・ヌーヴォーを仕掛けたのは航空会社や大手スーパーマーケットなどのマーケティング担当者です。新し物好きで初物が大好きな日本の消費者のマインドには、「世界で一番早く飲める新酒」というのはピッタリ嵌ったとなった訳です。ついでに言えば日本の11月は特別な催しものがない空白期間だったので、そこにひとつイベントを作るという意味でもマーケティングの成功例だといえます。

>「くずワインを日本人に売るためのイベントなんだ」
これも間違いです。はっきり申し上げます。ボージョレ地区のワインはくずワインではありません。ボージョレ地区のワインがフランス国内でボルドー、ブルゴーニュと比較すると人気がないのは事実です。なので日本に輸出するヌーヴォーは、逆に生産者にとって大事な収入源です。そして日本に輸出するには厳しい規制があります。それは製品の本数、期日にまで至っており、それをきちんと守ることが出来ず日本への輸出から脱落する生産者もおります。また日本国内での売り上げもピーク時の3分の1ほどになっているので、値段のみならず無農薬、無ろ過といったプラスアルファを要求する日本側業者も多く、くずワインだと誰も見向きもしてくれなくなっています。

>「あんなもの、ワイン通は、飲まないよ」
ここでいう「ワイン通」というのが「値段の高いワインが良いワイン」と思っている人のことだったら正解です。そういう人は価格を見ただけで手を出しません。またワインに使われるぶどうの品種にはっきりと好き嫌いがある人で、ヌーヴォーに使われるガメイという品種が嫌いだったら、そういう人も手を出さないでしょうね。で、私は1度は飲みます。ただし別に解禁日にこだわりません。その年のボジョレー地区の天候やぶどうの出来、また造り手の個性を見るのに新酒はわかりやすいひとつのバロメーターだからです。勿論アメリカやイタリアなどの新酒もテイスティングしますよ。とてもよい比較になります。

>「ワインのことを知らない連中だけが騒いでいるだけ・・・」
これはある意味正解ですね。ボージョレ・ヌーヴォーは別に特別なワインではないですし、昔よく聞いた「世界で日本が一番早く解禁になる」というフレーズも、時差の観点からいうのであればウソですから。ニュージーランドの方が日本より4時間早いです。ただし、日本のように御祭り騒ぎをするようなことがまったくないですし、ボージョレ・ヌーヴォー自体への関心は低いです。なぜなら南半球のニュージーランドでは自国の新酒が7月に発売されるからです。新酒というだけではセールスポイントにならないのです。アメリカ在住時もま~ったくボージョレ・ヌーヴォーは話題になりません。年明けの2月ぐらいになると売れ残ったヌーヴォーが店頭に10ドル以下で並びますが、それでももっと安くて手ごろなワインの方が売れます。そういう意味では日頃ワインを飲まない人がボージョレ・ヌーヴォーだけ関心を寄せるのは海外の人から見たら????でしょうね(苦笑)
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この回答へのお礼

ワイン業界の方のご意見、有り難いです。

日本には、元々、「ワイン文化」、つまり、ワインと密接な関係にある風習や伝統、生活などというものはありませんでしたから、「ボジョレー・ヌーヴォー騒ぎ」は、そういうことが一因かもしれませんね?
最近は、日本人の生活も、いよいよ、欧風化し、ワインを理解する人も増えてきてはいるようですが・・・。
芯の部分は固持しつつ、多様な文化へも対応する・・・。
そこに、新しい何かが生まれてくることを期待します。

専門の立場からのご回答、有難うございました。

お礼日時:2013/11/22 16:35

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