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先日質問させていただきました54歳早期大腸がん(直腸がん)女性です。

月曜日に入院してESDを受けましたが、結果から言うと腫瘍を剥離しようと持ち上げた部分(粘膜下層?)に太い血管が絡んでいてはがしきれませんでした。
内科での治療は断念とのことで、来週より外科に移って腹腔鏡等の検討となるとのことです。
先生に尋ねたところ、「腫瘍は粘膜内にとどまっており、筋層までは達していないように見える。が、あくまで顕微鏡で見たわけではないので断言はできませんが…」というお返事でした。
私が「血管が絡んでいる、ということはそれによって転移の心配はないのでしょうか?」と尋ねると、「可能性はないとは言えないですね」というお返事でした。

そこで皆様にお尋ねしたいのですが、転移の可能性ということに関して、どのようにお考えでしょうか?
また腹腔鏡手術を受けた場合の、術後のQOLについて教えていただけたらと思います。
位置は直腸Rb(肛門より10センチ)と聞いています。

なんでも結構です。いろんな情報がいただけたらと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

先日回答したものです。

医療関係者とはいえ職業は鍼灸師。最新の医学に詳しいわけではなく、他の方の回答もご参考にして頂けたらと思います。

私もそうですが、医療関係者は「絶対」という表現はあまりしないです。よく人に、患者さんは安心を求めるから、絶対大丈夫って言えばいいじゃん、といわれますが、この世には100パーセントはありえないので、どうしても万が一を想定して対策を練ってしまうのです。

腹腔鏡で患部を切り取り、大腸を肛門につなぎとめる、傷口が治るまで、大腸に便が通るとまずいので、下腹部に簡易の人工肛門術をすると考えられます。これも元に戻します。それまで直腸でなかった部分に直腸の役割をさせるので、便意が我慢できない、感覚が違う、という話は聞きます。

腹腔鏡手術でこの部位は長時間の手術になる可能性は高いです。

術後は、すぐに歩いてリハビリとなると思われます。長時間の手術となりますから麻酔で数日ボーっとしているようです。退院後、胃腸風邪などで、万全のために入院となることはあるようです。

私は詳しくは無いので、出来ましたら、病院など又は他の回答者様でよく訊かれて見ては?

取り切れないというよりも、転移ですね。この病気の恐ろしさでもありますが。退院後に抗がん剤治療となる場合もあります。

さて、転移も数年で出てくるのか?数十年後なのか?これは誰にも現時点の医学ではわからないと思います。1年に数回、退院後に検査があると思います。そこで見つかれば、転移といえども、早く対処できます。
それと養生ですか。これで大丈夫とめちゃくちゃ体力的に無理をする方がおられますが、これはどうか?と思います。

西洋医学の医師と東洋医学の鍼灸師、同じ医療関係者ともいえますが、鍼灸師って結構下っ端なんですね。西洋と東洋の対極なので、価値観が合わないということで仲悪い人もいます。

ですが私は医師の力量をめちゃくちゃ評価しております。

手術を見る機会はないですが、会話する機会はありますし、外科、整形外科の医師の処置を何回か見たことがあります。第一線の現場で働いている医師は総じて手際が良いですし、相当鍛錬していることがわかります。これはわたくし、鍼灸師も手の職人芸で勝負しておりますので、少し手業をみればわかります。

そして研究熱心ですしね。もちろん、全ての医師がそうだ、とはいえないですが、平均的にはそうだといえます。例え下っ端の身とはいえ、見ていて研究心、鍛錬をみて感じますし、これは医療関係者として尊敬の念、手の職人芸の同業者?として敬愛の念があります。

今の医学水準を以ってして最高の技を見せてくれるでしょう。

また、医学の進歩の早さも見逃せません。

ESDにしろ、腹腔内視鏡術にしろ、構想から第一線の現場で使われるようになるまで、随分時間がかかった、という見方もできますが、わたくしは、むしろかなり早く使われるようになった、と考えている口です。今後は転移の怖さがありますが、その時には、もっと身体に負担の無い治療法がある可能性は高いです。手術以外にも当てはまり、薬などでもそうですし、全く新しい治療法は出てくるでしょうね。腹腔鏡の術式には安全面、実績などの観点からつい最近保険適用になったものもあります。医学は日々、進化しているといえます。

術後のQOLですが、数人知っておりますが、多少不便なところはありますが、めちゃくちゃ困る事は無いようです。ただ生活スタイルは変えていますが。

その辺は他の回答者様などをご参考にして頂けたらと思います。

わたくしからは術後の養生ですね。無理をすれば体力は落ちて、色々と悪いところは出てきます。ですが、身体に優しい生活を送れば、大丈夫ではないでしょうか。

95パーセント大丈夫、といわれても、残りの5パーセントに自分は入るのでは?という恐怖心は手術、癌に限らずいかなる病にもいえます。医師は絶対大丈夫とはなかなか言えない、いや言わないでしょうね。極めて慎重な人たちですから。

普段は気晴らし、ネットでは体験談を読まれた方が気分的に良かろうと思います。テレビも悲観的ですからね。楽天的になって欲しいとはおもいますが、無責任なこともかけず、この文章も少々キツイ面もありますが、ご了承ください。

患者さんが頑張っているんだから、それを見て医師はもっと頑張りますし、私も違うところで違う疾患に対してですが、頑張らないと、と思いますね。それが医療関係者のプロ意識だと思っております。
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この回答へのお礼

再度にわたり丁寧なご返答ありがとうございます。

私は今、次なる外科手術に向けて毎日検査のため病院に通っています。そこで感じたのがSyukaku様のおっしゃる医療関係の方々の高いプロ意識です。中に入ればいろいろあるのでしょうが、外(患者側)からみたら本当に皆さん頑張っていらっしゃってドクターもナースも検査技師もみんなそれぞれ重責を担って補い合いながら働いていらっしゃる。仕事とはいえほんとに立派で頭が下がります。鍼灸師だってその治療を受ける患者さんにとっては唯一無二の先生です。ですので下っ端などとご謙遜なさらずにもっと強気になられたらいいと思います(^v^)

さて術後のQOLなど教えていただきましてありがとうございます。
たしかにステージとか生存率とかそういったサイト(医療側が提供したサイト)ばかり閲覧していて、実際の患者さんのブログなどはあまり読んでなかったです。これからの自分の姿がそこにあるかもしれませんね。ぜひ閲覧してみることにします。

いろいろ教えていただき本当にありがとうございました。

お礼日時:2013/11/29 22:53

はじめまして、51歳直腸がんの術後3年が過ぎた女性です。


私も肛門から10センチの場所にあり(IIIa)腹腔鏡手術を受けました。
術後、縫合不全を起こしてしまい、約半年間は人工肛門生活でした。

術後の痛みは、お腹中、筋肉痛のような痛みがありました。
その後数日で人工肛門設置手術を受け、約半年後に人工肛門閉鎖の手術も受けています。

今、肛門から4~5センチの所に縫合部があるそうです。
閉鎖後、暫くは、トイレに20回前後位行くような生活でしたが、今は落ち着いています。
落ち着いてるとはいえ、普通の人と同じように戻る事はないと思っています。

今の状態は、毎日数回の排便があります。
普通便ですと、少々の我慢が出来るようになりましたが、軟便ですと大変です。
ほんの数メートルの場所にトイレがあり、すぐに入れると大丈夫ですが、誰かが入っていたりしたら
間に合わないかもしれません。
下痢状態であれば、あっ!と思った瞬間にトイレに駆け込まないと間に合いません。
なので、仕事や人と会う時や外食時には気を使います。
そんな時には、下剤やストッパを使って調整しています。

こうして書くと悲観的な気分になるかもしれませんが、
周りの人に気付かれた事はいですし、粗相をした経験もありません。
生活に少々制限は出来ましたが、大きな苦痛はありませんよ。

>太い血管が絡んでいてはがしきれませんでした。
っていう状態であれば、私なら絶対に手術を受けます。
再発の可能性はあると思いますし、手術によって再発の可能性は低くなると思えるからです。
術後の不便さなんて、再発の可能性の違いを考えると何て事ありません。

初期だから大丈夫と考えないで、太い血管が絡んでいるなら大事を取って対応して欲しいと思います。
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この回答へのお礼

そうですね、まずは腫瘍を全部摘出することですね、再発の恐ろしさは本人にしかわかりませんものね。
もちろん腹腔鏡、あるいは開腹手術になろうとも摘出する所存でいます。
いたずらに悲観視するのもよくないですが、楽観視し過ぎるのもいけませんね。
来週外科を受診するので先生の話をよく聞いてきます。

>周りの人に気付かれた事はいですし、粗相をした経験もありません。
 生活に少々制限は出来ましたが、大きな苦痛はありませんよ。
この部分に勇気づけられました。

yuki320様がずっとお元気でいらっしゃいますよう、お祈りしています。
ご回答いただきましてありがとうございました。

お礼日時:2013/11/23 21:42

転移はやはり初期でもわかりませんが・・



身内に手術受けた者が2人おりますが・・
転移もなく元気でいます。

で、私の母の場合ですが母は最初の病院では(カメラやったところ)
初期の大腸がんと言われていたのに大学病院を紹介され
詳しく検査したところ末期でした。
手術の前日の説明でリンパまで行っているかもしれないので
覚悟しておいてくださいって言われました。
で、実際はリンパにも転移が見つかり顕微鏡などで見える範囲は
すべてとってくれたと話がありました。
その後・・半年で今度は腹膜に転移が見つかり抗がん剤で
小さくしてから手術しましたよ。
それから・・また1回転移が別な場所にありましたが・・
手術でとってもらえました。
そんな母ももう・・転移から10年以上が過ぎました。
今は1年に2回くらいの検査をしていますが・・
元気で生きています。
仕事までしてますよ。

なので、必ず転移するとも限らず、でも転移しないとも限りませんが
先生を信じて自分を信じて手術頑張ってください。
ガンなんて負けてたまるかーって気持ちで。
母もそう思って治療頑張ったって言ってました。
その通りだと思います。
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この回答へのお礼

お母様、お元気で仕事もなさっているとのこと、本当に良かったですね。
お母様は運も良かったのでしょうね、がんの治療は運に左右される部分が多いのでは…と勝手に思い込んでいまして、血管が多くてESDを断念した時点で自分には運がないのでは、と弱気になっています。

お母様のように「がんなんかに負けてたまるか~!」って気持ちを強く持って臨みたいと思います。

ご回答いただきましてありがとうございました。

お礼日時:2013/11/23 07:38

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