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  徳永政太郎訳 帰れソレントへの訳詩の中に 何箇所かに 「ぞ」が使われています。
 訳詩二番に 惑わしのシレンは 君の手をとりて いと甘き声に 君を誘うぞ
 とあるのですが、「君を誘うぞ」 の「ぞ」に違和感を感じて ネットで調べたら
 「君を誘うよ」とありました。でも「よ」だと、旧かなづかいの訳詩にはふさわしくないような・・・
 
 原詩のイタリア語の意味はどうなのでしょうか?

 どちらがふさわしいのでしょうか?

 どなたか教えてください。



 
  
 

A 回答 (1件)

高校の音楽の時間に習ったソレントの歌詞は次のようでした。

期末試験で一人一人前に出て、先生のピアノ伴奏で独唱しました。懐かしいです。今でも時々歌いますが、何十年も前のことなので、幾分間違えているかも知れません。

麗しの海は、うつつにも夢見、
君の声のごと、我が胸を打つ、
いつの日我また、帰りてあるべき、
入り日の港にたたずむときぞ、
夢見るは母の姿よ、帰れソレントへ故郷へ


「君」は恋人ではなくお母さんのことなのですね。
この「たたずむ時ぞ」の「ぞ」は「何々するぞ」という強調語ではなく、情景や気持ちを表す慨嘆語と解釈しています。この訳詞だとその感じがよく分かるでしょう。「君を誘うぞ」も同じ使い方ではないでしょうか。

先だってイタリアを旅行して、ソレントのレストランで食事したとき、ギター弾きが廻ってきたのでチップを渡してソレントを頼みました。ギターの引き語りで耳元で絶唱してくれました。イタリア語の歌詞はまったく分かりませんでした。でも文意はおそらく上記のようなのでしょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答をありがとうございました。
 
 私は今源田俊一郎編曲のホームソングメドレーのイタリア編とアメリカ編の合唱曲等を
 10人余りのアンサンブルで月2回、来年の演奏会に向けて練習しています。

 慨嘆語なのですね。楽しそうなイタリア旅行のお話と適切なアドバイスを
 改めてありがとうございました

 
 

お礼日時:2013/11/25 22:30

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