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漢字の部品(部首でもない部品)の名称を教えてください。

彗星の彗の字の冠の部品の名称はなんと言いますか?
「縦棒に横三の字」 の部分です。お願いいたします。

隼の上の部分を、「ふるとり」とか言いますが、彗の字にも、名前がついていますか?

A 回答 (6件)

部首字ではないので、「ルマタ」、「オオガイ」などのあだ名はついていません。



【丰】(音:ホウ)という字はあります。
「彗」の上部にあるものは後世、偶然同じ形になってしまったので、この字と何の関係もありません。
【丰】は「風丰(ふうぼう)」などに使われ、「邦」や「鷸蚌の争い」の「蚌」に含まれています。
この字は現在、中国では「豐」の簡体字として使われます。
トヨタを「丰田」と書きます。
「豐」という字に二つ含まれているのは【丰】です。
なお日本では「豐」(ホウ)の当用漢字新字体として、「禮」の右旁の「豊」(レイ)を採用しましたが、本来別字です。

なお「彗」をケイガシラ部の中にぶち込んだのは、まったく便宜的かつ不適切な処置でした。
本来「又」部に収められてしかるべき字です。

画像附きで回答したいのですが、解決済みになると、回答できないので、取りあえずここまでとして投稿します。
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この回答へのお礼

非常にわかりやすい説明でした。
私が自分で調べた範囲では、彗の上の部分は、竹を表している。竹は、箒(ほうき)の意味で
箒を手で持っている象形文字とのことがネットには、書いてありました。
それで、竹冠とか、名前がるのかと思い質問しましたが、名前は特にはないみたいですね。
ありがとうございました。
また、「けいがしら」でもないのに「けいがしら」の部首に入れられてとても悲しい分類にされているのですね。新しい冠の名前を追加して、新しい部首に再分類してあげたい漢字なんですね。
ありがとうございました。大変参考になりました。よく漢字の事を理解されているのがわかります。

お礼日時:2013/11/28 20:17

 No.1および2です。

言葉足らずだったかもしれませんので、補足します。
「混乱している」といったのは、質問文にある「部首でもない部品」との部分に違和感を覚えたことにあります。
もしかして、この方は「漢字の構造」を勘違いされているのかもしれないと危惧したことであって、漢字には須く「部首がある」というのが原則です。部首があるから「部首索引」で調べることも可能になります。
 そして「上にある部分」を部首として「かんむり」と呼ぶのは、冠は人が頭に上にかぶるものであって、その様子を模したものと説明することもできます。
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名前は特にありません。



彗の字は手に草箒を持つさまを表現したもので、上の二つあるものが箒、下のヨのようなものは手の象形です。箒そのものを表現したものではなく、手に持つことで「掃く」ことも表しているため六書では会意ということになっています。

けいがしらというものは本来独立した部品ではなく、象形文字の上の部分で動物の口の部分を表現した部分を文字の整理上の都合で特に取り上げて部首にしたものです。

彘、彙、彖

彗の「ヨ」は正確な意味のけいがしらではなく本来なら部首がないはずですがそれでは困るのでけいがしらの部に入れているものです(だいいち、下にあるので「かしら」ではありません)。

そういうわけで、部首ではなく独立した字としても存在しない、今回の「縦棒に横三の字×2」のような部分には名前がありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。今回の「縦棒に横三の字×2」のような部分には名前がないということが理解できました。調べてもないはずです。
下の彗の「ヨ」の部分も、「ほうき」を人の手で持っている様子を象形化した字との説明がネットに載っいましたが、けいがしらとは無縁の理由も理解できました。ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/28 20:04

私の手元の辞典(小学館版「現代漢語例解辞典」)では「彑」を含む「ヨ」に似たものを「けいがしら」と称しています。


だから、私は質問者が「何か相当に混乱されているご様子」とは思っておりませんよ。

むしろ、[No.2]さんが主張する『上の部分を「けいがしら」』こそ「混乱されている」コメントに思えます。
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 何か相当に混乱されているご様子ですので、あらためて「漢字の構成」からお話しします。


「漢字」の構成要素には全部で七種類あります。
(1)「偏」…一つの漢字のうち、左側にある部分
(2)「旁」…同じく一つの漢字のうち、右側にある部分
(3)「冠」…同様に一つの漢字のうち、上側にある部分
(4)「脚」…同様に一つの漢字のうち、下側にある部分
(5)「構」…一つの漢字全体を囲んでいる部分
(6)「垂」…漢字の上側から下側に垂れ下がるようにある部分
(7)「繞」…漢字の左側から下側に沿うようにある部分
 
 この七種類を全部引っくるめて「部首」と呼んでいます。ですから「人偏(にんべん)」もあれば「ウ冠(うかんむり)」そして「門構(もんがまえ)」等も「全て部首である」ことになります。
この「彗」の場合は、部品としての上の部分と下の部分に分かれ、上の部分を「けいがしら」と呼んでいる次第です。
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 「彗」の部首は「けいがしら」です。

この回答への補足

私の説明が、わかりにくくてすみません。
部首ではなくて、「けいがしら」の上についている、縦棒に横三本の部品?の名前です。
すみませんが、宜しくお願いいたします。

補足日時:2013/11/27 20:00
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