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あと2週間で百人一首大会なんですがやったこともなくルールも分からないし
百人一首もぜんぜん覚えてないしわからいません。

なにか百人一首を上手にできる方法はないのでしょうか?

A 回答 (3件)

こんにちは。

いっしょうけんめいお取り組みのようですね。
百人一首は、文学としてもスポーツとしても奥が深いですが、ひとまず興味を持たれたので、次のような方法をおすすめしておきましょう。

ポイントは、「春、夏、秋(冬はなし)の5枚のカードだけは取れるようにしてみる」

 さて、スポーツ(ゲーム)としての百人一首のルールは簡単です。基本的には子供のカルタ。
 ただし、子供のカルタが、読み上げる言葉の最初の文字(と関係する絵)でカードを拾うのですが、
百人一首は、読み上げられる和歌の31文字に対して、取り札(拾うカード)には最後の14文字(下の句)しか書いてありません。(古いカナ使いである点と濁点は書かない点に注意。)
 それでも31文字すべてが原則として2回読み上げられるので、読み上げられてから探してもよいのですが、しかし・・・。

 百人一首のスポーツとしての楽しみは、やはり上の句だけを読み終わる前に下の句のカードを取れるような「暗記と反応」です。
 しかし、実は句を覚えるだけでも大変ですし、相当たくさん覚えたとしても、普通は頭の中で先読みができず、結局、読み手と一緒に反復してしまうのでなかなか反応できません(笑)。

 そこで、いくつかの句だけを無理に反応させる手法をとってみることをお勧めしましょう。
他の方のアドバイスにもあるように、いろいろな方法があるのですが、私からのお勧めのキーワードは、ずばり、「季節」。
 カード(取り札)の前に座ったら、ただちに、次の文字から始まる5枚カードを探し、場所を確認します。
「かひ」「ころも」「くも」「わかころもてはつゆ」「もれいつる」

事前に行う暗記は次のとおり。

はるのよ・かひ
はるすぎて・ころも
なつ・くも
あきのた・わかころもてはつゆ
あきかぜ・もれいつる

 この5首は後述しますが、実はむしろ句は暗記せず(読み手にあわせない)、上記の呪文だけ暗記します。
 そして、もし、百人一首のカードが手元にあるなら、この5枚を含めた10枚程度の取り札を並べ、自分で季節を思い浮かべたらこの5枚だけはすぐに手が出るようにして練習してみます。少なくともこの5枚は誰よりも早く取れるようになるでしょう。
(なお、「我が衣手・・」には次に「露・・」と「雪・・」がありますので区別する必要があります)

 さて、この方法では、スポーツとしての百人一首は理解できたことになり、ちょっとしたヒーローになれますが、中学での本当の意義である和歌の暗誦としては意味がなくなりますね。
先生には申し訳ないですが、逆に真面目に暗記した他の生徒さんはスポーツとしての理解ができないことが多いので、どっちもどっちかな。
 その意味では、上記のほかに、「この句は好きだ」という意識での暗記を行う句を2~3個持っていればいいでしょう。
(私(おじさんです)は、中学生時代には「天津風雲の通ひ路吹き閉ぢよ乙女の姿しばしとどめむ」や「しのぶれど色に出でにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで」が好きになりましたが、これを覚えて味わってしまうと「あまつ・をとめ」「しのぶ・ものや」はできなくなってしまいました(苦笑)。)

 なお、「好きでしっかり覚える句」は2~3句あれば十分ですが、「好きな句」を探すためには100句にひととおり目を通すことになるので、ほかが覚えられなくても意義は十分にあるかと。
(それでも、できれば10個くらいはお気に入りにして覚えておくと、その後の人生にちょっとした楽しみと自信を追加できます。)

さてさて、長くなってしまいましたがいかがでしょうか。
お役に立てば幸いです。(当然、クラスのほかの人には教えないでね(笑))

以下 「季節」で始まる句のご参考です。
・春の夜の夢ばかりなる手枕に 甲斐なくたたん名こそおしけれ
・春すぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山
・夏の夜はまだよひながら明ぬるを 雲のいづこに月やどるらん
・秋の田のかりほのいほのとまをあらみ 我が衣手は露にぬれつつ
・秋風にたなびく雲のたえまより もれいづる月のかげのさやけさ
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>あと2週間で百人一首大会なんですがやったこともなくルールも分からないし


>百人一首もぜんぜん覚えてないしわからいません。

>なにか百人一首を上手にできる方法はないのでしょうか?

(1)百人一首は、上の句の5・7・5を聞いて、下の句の7・7が書いてある札を取ります。
そこで、「上の句のはじめの数音節と下の句のはじめの数音節とをセットにして」覚えておくことが、1つの戦術になりますね。五十音順に並べると次のようになります。

(上の句 ⇒ 下の句)
秋風に ⇒ 洩れ出づる
秋の田の ⇒ わが衣手は
明けぬれば ⇒ なほ恨めしき
浅茅生の ⇒ あまりてなどか
朝ぼらけ ⇒ あらはれ渡る
朝ぼらけ ⇒ 吉野の里に
あしひきの ⇒ 長々し
あはれとも ⇒ 身のいたづらに
あひ見ての ⇒ 昔は物を
あふことの ⇒ 人をも身をも

天つ風 ⇒ 乙女の姿
天の原 ⇒ 三笠の山に
あらざらむ ⇒ 今ひとたびの(あふ)
嵐ふく ⇒ 龍田の川の
有明の ⇒ 暁ばかり
有馬山 ⇒ いでそよ人を
淡路島 ⇒ 幾夜ねざめぬ
いにしへの ⇒ 今日九重に
今来むと ⇒ 有明の月を
今はただ ⇒ 人づてならで

うかりける ⇒ はげしかれとは
恨みわび ⇒ 恋に朽ちなむ
大江山 ⇒ まだふみも見ず
小倉山 ⇒ 今ひとたびの(御幸)
奥山に ⇒ …(これ以降はご自分で)

(上の句のみ)
音に聞く、おほけなく、思ひわびて、かくとだに、かささぎの

風そよぐ、風をいたみ、君がため(惜しからざりし)、君がため(春)、きりぎりす、
恋すてふ、心あてに、心にも、このたびは、来ぬ人を

これやこの、淋しさに、しのぶれど、白露に、住の江の、
瀬を早み、高砂の、滝の音は、田子の浦、立ち別れ…

ここまでで50首です。次は「た行音」からです。ここからは、上の句もご自分でやってみてください。

(2)下記URLをググってみてください。ずいぶんいろいろな覚え方がありますよ。せっかく始めたのですから、大会が終った後にゆっくりアクセスしてみてもいいですね。きっと今後のためにもプラスになると思います。ぜひお勧めします。

http://www.google.co.jp/search?q=%E7%99%BE%E4%BA …
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いくつかの歌(とくに最初の語句)を確実に覚え,試合ではそれらの札がどこにあるかを確かめる。

覚えた語句が詠まれたら,ぱっと手をだす。だんだん覚えた歌の数を増やしていけばいいんじゃないですか。
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