阪神大震災では、安全であると言われていた新耐震設計法による設計の建物でも多くの被害が出ました。
その後、建築されている建物にはこの教訓は生かされているのでしょうか?できれば具体的に教えてください。(法律がこう変わった、とか)

A 回答 (4件)

ゼネコン構造設計部の者です。


教訓は十分生かされて設計されています。

阪神大震災では、主に鉄骨造建物に被害が集中いたしました。
これをうけて、鉄骨造関連の構造規定が変わっています。(詳細な検討が必要になった)
例をあげると、
(1)角型鋼管を使う場合、安全率を大きめにとるようになった。
いままでSTKRと呼ばれる鋼種が使われていたが、溶接性のよいBCR,BCPを使うほうが有利な設計となるようになっている。
(2)柱脚部の剛性を適正に評価するようになった。
いままで、設計者が「この柱脚はピン接合だ」と言えばどんなディテール(何本ものボルトで基礎に固定されていても)でもピン接合(曲げモーメントが発生しない)で認められていましたが、改正後はピン接合は基本的になくなりました。

鉄筋コンクリート造では、
(1)非耐力壁の剛性を適正に評価する。
(2)柱梁接合部の検討の義務付け。
などがあげられます。

そのほかにも
限界耐力設計法とよばれる新しい設計法による設計が可能になっています。地震力の評価をより正確にするため、建物の振動性状を考慮しながら設計するというものです。

また、阪神大震災では、建物が壊れても責任をとる人が誰もいないことが問題となりました。
そこで責任の所在を明確にする「性能設計」とよばれる設計法(耐震性能目標は、設計者と施主が自由にきめる。万が一の場合、設計者が責任をとる)が議論されていたことがありましたが、まだ実現はされていません。

不明な点は補足してください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
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お礼日時:2001/06/04 18:57

 耐震に関しては、地震以前の昭和56年に新耐震設計法採用の建築基準法が施行され、それ以後に建築された建物については、被害が割合、少なかった。

このため、それ以前に建築された建物について、耐震工法を推進させるために、平成7年に耐震改修促進法が制定されました。
耐震工法については
http://web.pref.hyogo.jp/eizen/taisin/taisin2.htm
耐震改修促進法については、下記のURLをごらんください。

参考URL:http://www.dkb.co.jp/houjin/report/keizai/199612 …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2001/06/04 18:57

建物の構造設計を専門にしている下記の会社の新社屋は、自社とカバヤで共同開発した全く新しい耐震技術を採り入れています。



ショックアブソーバを筋交い状に入れているのです。

1)ショックアブソーバという実績もあり、経年変化しにくい技術を利用している。
2)「筋交い」を追加するだけなので旧い建物にも応用が利く。

という利点があるようです。ただし、美観の上からは頂けません。

#法律の変更については知りません。

参考URL:http://www.kke.co.jp/major/kozo/01.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2001/06/04 18:56

一般建造物の場合生かされた建物もある


という程度です。手抜き工事とかがあれば
結局地震でつぶれます。

地震に強い家は増えていますが
他の災害には耐えられるのか不安な面もあります。

法律ですが、あまり改善されていないようです。

申し込めばあなたの家が(マンションも)耐震性に
問題ないか調査してくれるのですが
地域によって、有料、無料がありますので
市役所などに問い合わせみてください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2001/06/04 18:56

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