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東京物語

第46作目:世界の映画史上に燦然と輝く小津の最高傑作。2012年、10年に1度、英Sight&Sound誌での世界の映画監督が選ぶ「史上最高の映画ベスト100」で見事、第1位に輝く。

私が彼らの映画を評価すると、「古い世代の人は古い映画にノスタルジーを感じるからだ」と評する人が多い。私はそうではないと思っている。音楽でも文学でも古い新しいに関係なく、優れたものは評価されると思っている。だからトルストイも漱石も今尚読まれているし、ベートーベンやショパンが今尚聴かれているのだ。映画も同じ。

数日後にNHKで、没後50年になるというのに、世界で今尚熱い小津映画ファンが多いのは何故か?
そういう趣旨のドキュメンタリ-が放映されるようだ。

あの時代は日本映画の黄金時代で、上記3人だけでなく、小津や黒澤が天才と評した清水宏、国内では黒澤より評価の高かった木下恵介、また27才で戦死してしまった山中貞雄、成瀬巳喜男、島津保次郎ら何れ劣らぬ大監督たちが目白押しであった。

この時代の映画を「古い時代へのノスタルジ-」で片付けてしまう人は、結局彼らの映画を評価する鑑賞眼がないからではないのか?あの時代の映画はほとんどが、人間の苦悩とか心理を描いている。ストーリー展開の面白さを期待してみると全く面白くない。だから、人間の苦悩とか苦しみに興味のない人は彼らの映画も評価できないことになる。

私は古いベートーベンの音楽に感動するが、古い小津映画にも感動する。
日本の最近の新しい映画を見ないのは感動するものが皆無だからだ。時々は見てみるのだが、必ず失望する。

小津や溝口、黒澤ファンの方、どう思われますか?

A 回答 (7件)

No.6です。



>戦後1960年くらいまでの映画は、
>観てどれでも一応の満足があり

「どれを観ても満足感を覚えた」というのは、現時点では「満足感を覚えるような映画」しか映像ソフトとして流通していないからではないですか?

再度申し上げますが、私は「では、リアルタイムではどうだったのか」ということが大事ではないかと思います。

昭和20年代・30年代に大量に作られ、プログラム・ピクチュアとして週替わりのごとく上映されていた作品群は、果たして現在どの程度残っているのでしょうか。大半はジャンクされているか、あるいは劣化が激しくて鑑賞に耐えない状態ではないのでしょうか。

ちなみに、某映画祭でその「品質劣化が激しい昔のプログラム・ピクチュア」のひとつを観たことがありますが、退色が酷くて音声も不明瞭な点を差し引いても、内容はとても「満足出来る」レベルのものではなかったことを覚えています。

>「語るに足る日本映画」を10本ほど
>挙げていただけないでしょうか

では、ここ4,5年の公開作品の中から挙げてみます。

「日本の悲劇」(監督:小林政広)
「風が強く吹いている」(監督:大森寿美男)
「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」(監督:大森立嗣)
「ヘヴンズ ストーリー」(監督:瀬々敬久)
「海炭市叙景」(監督:熊切和嘉)
「マイ・バック・ページ」(監督:山下敦弘)
「ヒミズ」(監督:園子温)
「希望の国」(監督:園子温)
「わが母の記」(監督:原田眞人)
「はじまりのみち」(監督:原恵一)
「歩いても 歩いても」(監督:是枝裕和)
「アフタースクール」(監督:内田けんじ)
「ぐるりのこと。」(監督:橋口亮輔)
「歓待」(監督:深田晃司)

なお、アニメーションとドキュメンタリー映画、そして昭和30年代・40年代から仕事をしている超ベテラン監督の作品はあえて除外しています(それらも入れるとキリがなくなりますから ^^;)。

もしも以上挙げた作品をスレ主さんが全て(あるいは大半を)観ていて、それでも「これらは駄作で、胸糞が悪くなる」と思ったのならば、残念ながら私とあなたの「感性」はまるで違うということで了承してください。では。

この回答への補足

5つレンタルして観てみました。
期待していたのですが、最初の「風が強く吹いている」だけですね、少し感動したのは。他は全くダメでした。お金を出してレンタルしたので無理に見ましたが、無料だったら即リタイアしていた作品です。

最近は中国の 張 芸謀監督の「英雄」「あの子を探して」「初恋のきた道 」「LOVERS 」「王妃の紋章」などを観ましたが、素人の俳優を使っても、完璧に近いものを作っていましたね。どんどん引き込まれて、途中でイヤになるなんてとてもそんなことは起こりません。
そして最後には大感動が残りました。彼の他の作品もまた観てみたいと思っております。

韓国ドラマが入って来るまでは、主に洋画を観ていましたが、今は韓国ドラマばかり観ています。邦画では黒沢時代の映画しか観ることが出来ません(小津よりも溝口が好きです)。下記に書きますように、見ちゃいられないのです。

「風が強く吹いている」---まあまあの感動。主役の小出恵介はぴったりで納得できる。もう一人の主役である林遣都はちょっと演技下手。

走ってる姿は凛々しいが、喋ると凛々しさがなくなり、人間としての下品さが出て来る。あれほど立派なことを喋らせるのであれば、怒った時にも凛々しさ、上品さが必要である。陸上部監督の津川雅彦は出演価値があるのか?何のために彼を道化役にしたのか?

「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」--超退屈、超つまらん映画。登場人物の性格設定の統一性がない。
途中、カヨの財布から金だけ抜き取り、カヨを置き去りにし、ケンタとジュンは網走に向かった。こういうことが出来る人間が人生にマジメに向き合うことはない。自堕落な人生を生きるのが普通である。しかし、映画ではマジメに生きようとしているかのような描写である。
監督自体の人間観察の浅さから来るのだろう。

「海炭市叙景」---帯広出身の監督と言うので期待したが、最後まで見るのを拷問に感じたのは上記の映画と同じ。短編をつないだような映画だが、ドラマが全く無い。最初のは、兄が解雇に遭って先行きが不安。それだけの映画。2番目も立ち退きを頑固に拒む老婆がいる。只それだけを描写してる映画。3番目は2つの家族を描いているが、それぞれが問題を抱えているというだけの映画で、どう解決するのかという

ドラマチックな展開が全く無い。シナリオ学校では「起承転結」が基本であると教えるが、この映画は「起承」のみあり「転結」がない。

しかも、無駄な描写が多くて、展開が極度に遅くてイライラする。ダラダラした無駄な描写が多いせいで上映時間が2時間半にもなっている

ドラマが無いのは「短編だから」というのは理由にならない。今井正監督の「にごりえ」(1953)も3つの短編を寄せ集めたものであるが、どの一編にもドラマがあり感動させられた。
小津や木下恵介の作品も決して早い展開はしないが、要所々々で感動を与えるので、感動に浸っている間にゆっくりとした場面の展開があり、次の場面を待ってイライラするということがない。「海炭市叙景」は感動もないのに、やたら場面々々を長く見せるので、早く次の場面に移ってくれ、という気持ちになるのだ。
この映画だったか、フランスの何とか賞を取っているが、フランス映画も日本映画と似ていて、展開が遅く、生ぬる~い感動しか与えてくれないものが多い。フランス人と日本人は映画に関しては似ているのかも知れない。

「マイ・バック・ページ」---ボリューム一杯に上げて聴いてるのに、囁く様に喋る場面が多く、意味が取れない。これも無駄な描写が多く、なかなかストーリーが進まない。盛り上がる所も全くないので最初の辺りでリタイアした

「ヒミズ」---囁くような喋り方がないと、今度は怒鳴る場面ばかりになる。主役二人、頑張ってはいるが、学芸会レベルの演技である。
他の配役の演技も芝居がかっていて、現実離れしたような人たちばかりである。監督は深刻に作っているつもりだろうが、映画の登場人物が抱える苦悩は、大震災に苦しむ人たちの深刻な苦悩に比べればママゴトに過ぎない。それをムリに対比させているのは、震災被害者に対する冒涜のようにさえ思う。
以上ザッとの感想です。お薦めの映画がこれだったので、多分当分は日本の現代の映画は観ないだろうと思います。

ありがとうございました。

補足日時:2013/12/31 23:36
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この回答へのお礼

再回答ありがとうございます。
紹介下さったものを、観てみたいと思います。ボツボツ観ますので、観終わったら補足欄で感想を書くことにしますので、それまでこの質問を閉じないでおこうと思います。

来年になると思いますので、しばらくお待ちを。

お礼日時:2013/12/19 21:58

>(日本の最近の新しい映画を)時々は


>見てみるのだが、必ず失望する。

率直に言って、「時々観ている」という程度では、感動出来る「今の日本映画」に巡り会う確率は低いですね。

昔の映画黄金時代と言われる時期は、なるほど邦画界は小津や黒澤や成瀬などの天才達を輩出していました。でも、それらが今でも「古典・名作」として通用しているというのは、早い話が作品が優れていたからですよね。当たり前の話ですが、質が高かったから、現在でも評価されているのです。

では、リアルタイムではどうだったのでしょうか。

昭和20年代・30年代で映画館で上映されている作品は、すべて今の映画よりも質が高かったのかというと、決してそうじゃないと想像します(まあ、具体的なデータは持ち合わせていないので断定は出来ませんが)。

「(日本映画の)全上映本数に占める傑作・秀作の本数の割合」というのは、往年の映画黄金時代と現在とを比べても、さほど変わらないのではないでしょうか(繰り返しますが、、具体的なデータは持ち合わせていないので決め付けることは出来ませんが)。もちろん「昔の映画の方が良い物は多かった」という意見はよく聞きますが、それは昔の方が製作本数が多かったから、当然ながら傑作・秀作も数多く作られた。。。ということに過ぎません。

とにかく、「時々観る」だけでは、今の日本映画のクォリティを見極めることは決して出来ません。丹念に観ていけば、「語るに足る日本映画」なんか年10本以上はすぐにカウントできます。

また、現在の邦画界における映画製作に関わる資金的な逆境は、あまり質の低さ云々の理由にはならないでしょう。たとえば、潤沢な製作費を投入出来るハリウッド作品がすべて傑作・秀作なのかというと、断じてそうではないですから。

>「古い世代の人は古い映画にノスタル
>ジーを感じるからだ」と評する人が多い

そんな人は放っておいて良いのでは? 「古い映画を評価するのは古い人間だ」と簡単に決め付けるような人間は、現在の映画に対してもロクなコメントを残すことは出来ません。これは映画だけに限りませんね。書物でも、音楽でも、演劇でも、何でもそうです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>丹念に観ていけば、「語るに足る日本映画」なんか年10本以上はすぐにカウントできます。

昔の映画は、つまり、戦後1960年くらいまでの映画は、観てどれでも一応の満足があり、現代のは賞を受けたという話題作を観ても余りの駄作ぶりに胸糞が悪くなるのです。時間を損したという思いになります。

で、丹念に観て行く時間とお金がありませんので「語るに足る日本映画」を10本ほど挙げて戴けないでしょうか?DVD化されていて、楽天レンタルなどで借りれるものがいいです。
是非観てみたいと思います。

補足日時:2013/12/18 18:42
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私も黒澤や溝口の作品は、今日の映画監督が逆立ちしても及ばないレベルにあると思う。

失敗作と言われた『白痴』でも、今なお息をのむほど独創的で斬新な映像美にあふれています。ただ、今の人たちを弁護するなら、映画を取り巻く環境が昔と今では比べものにならないんですよね。

黒澤や小津が活躍した時代は、言うまでもなく日本映画の黄金時代でした。どんな映画でも上映さえすれば、客がどんどん来てくれた。だから映画を撮る人たちは、今よりはるかに贅沢、我が儘を許されていました。豪勢な大道具をふんだんに使い、時間無制限で納得のいくまでテイクをくり返すことができた。

今のスタッフは可哀想です。何しろ映画の観客が激減しているので制作コストを抑えなければならず、しかも自前の撮影所がなくスタジオ代がバカ高なので、ともかく早く撮影を終えなければならない。出演者も大半がテレビ・タレントなので、分刻みのスケジュールを動かせない。

そのため感情のこもらない拙速演技が横行し、底の浅い作品が制作されるんですね。私も現在の日本映画には大半、アクビが出ます。

しかし、そうした悪条件の中で悪戦苦闘しながら、懸命に良質の作品を世に送り出している演出家もいますよ。たとえば周防正行に犬童一心。中でも吉田大八は、現代の感性を絵で見せることのできる真に優れた創作者だと私は思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実は、私は今、同時に韓国映画・ドラマにもはまっているのです。
娯楽性の高い評価できないものもいっぱいありますが、監督によっては、相当評価できるものが多いのです。

貴方が書かれた「今のスタッフは可哀想です」以下のことは韓国ドラマ界にもそっくりそのまま当てはまるのですが、否、もっと過酷だと思います。それでも韓国では良質の感動ドラマを量産出来ています。
この違いは何なんだろう?と疑問を持ちます。

>周防正行に犬童一心。中でも吉田大八は、現代の感性を絵で見せることのできる真に優れた創作者だと私は思います。

機会があれば、私も是非観てみたいと思います。

お礼日時:2013/12/12 22:51

こんにちは。


お久しぶりでした、お話するのは半年ぶりでしょうか?
ぼつぼつDVDご覧になっておられますか?

山中貞夫、島津保次郎・・・懐かしい名前をきくものです。
0123gokudoさんは私より年長?あるいは同世代でしょうか?
あまり話を広げてもいけませんでしょうし、
タイトルの下の「東京物語」、これに話を絞りましょうか?

「東京物語」、封切後60年の映画です。
>古い映画にノスタルジーを感じるからだ。
まあ、事実古い映画ですし私もそう思います・・・
NO2のalterdさんには口をきいてもらえなそうです(笑)

ただ、言葉を加えるならこの映画は古くて新しい映画なのです。
低い位置からのカメラの「ロー・ポジション」、
あるいは向かい合う人物の「切返しショット」、
その技術の完璧さや映像美は私が今更、訳知り顔に言うことでもありません。

言いたいのはこの「東京物語」と言う映画が、
あの時代に現代にも通ずる普遍的なテーマを孕んでいたと言うことです。
それはおそらく、地方と都市、あるいは生と死と言う、
対立する現在にも通じるテーマなのでしょう・・・・。
「ベスト100」の一位はそう言う評価なのではないでしょうか?

長くなりましたので、
音楽、文学と映画を同列に論じるのは少し乱暴なような気もします。
映画の鑑賞眼にも触れておられます・・・
正直を言いますと私は「東京物語」は随分と若い頃に観た映画です。
面白いと思いませんでした・・・
ストーリーも単調で社会性がなく退屈な映画・・・
世間の評価もその程度のものだったように思います。

私もそろそろ人生の手仕舞いを考える年齢になりました。
ようやくこの年齢になって分かることも実に多いのです・・・。
「東京物語」の私の印象深い笠智衆の台詞です。
子供たちの家を転々とし・・・「とうとう宿なしになってしもうた・・・」
若いときの私にはこの台詞の重みは分かりません。
今、ようやく分かります。

人間の感性とは年齢それぞれで違うでしょうし、
難しいのでしょうね。

早いのでしょうが、どうぞ良い年をお迎えください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
節約家なので成るべく無料の映画を狙って見ています。
溝口作品はYouTubeで20本ほど観る事が出来ましたが、小津作品は余りアップされていませんでした。

今Gyaoが1ヶ月間、毎日一本づつ小津映画を無料配信しているので欠かさず観ています。

私は多分貴方よりは若い世代だろうと思います。私の若い頃は小津映画の時代ではありませんでした。
美輪明宏が戦争前後の頃の邦画を是非観なさいと勧めていたのがきっかけで見始めたのです。
そしてその魅力に驚いて次から次と見続けたわけです。

小津さんは、特別の人間の特別の苦悩を扱っているわけではありませんよね。人間誰もが人生の途上において経験する普通の事柄を扱っています。しかし、それらが本当は結構、苦しみであるわけです。生きること自体に苦しみが付いて来るのだと思います。それらを丁寧に丁寧に、繰り返し繰り返し手を変え品を変えて、小津監督は描きました。

人間にとって普遍の問題であるだけに、何度見ても考えさせられます。また、映像のことはよく解らないのですが、映像美があるせいでしょうか、見終わった後、何か非常に感動が残りますね。

お礼日時:2013/12/12 22:39

ファンではないので、回答する資格はないのでしょうが、回答させてください。


質問してくださったおかげで番組を見逃さずに済みました。

今晩の21:00~22:00、BSプレミアムの番組ですね。
HPの番組紹介では「小津映画は、今もなぜ世界の人々を惹きつけるのか?」と書かれているだけで「古い」とは書いてませんでした。どこで情報が曲がったのかしら?

http://www2.nhk.or.jp/navi/detail/index.cgi?id=0 …


情報ありがとうございました。私、小津さんの映画、「東京物語」と「麦秋」しか見ていないのですが(どっちもNHK BSで見たのですが)、ああいうタイプの反戦映画、ああいういない人が主人公である映画は見た後の余韻が格別ですね。

小津さんの素晴らしさを(衛星放送でも)広くテレビで紹介されることはすばらしいことだと私は思います。番組を見逃さずに済んだ、ということで御礼まで。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

Gyaoで今、無料で小津映画を毎日一本配信しているのをご存知ですか?

ほとんど終わってしまいましたが、まだ8本見れます。
以下がリンクです。

http://special.streaming.yahoo.co.jp/movie_ozu/

お礼日時:2013/12/12 22:03

私は新しい映画もバンバン観ます。



しかし、挙げられた三名の監督の作品の全部とは言いませんが
優れたものに関しては、腰を抜かす程素晴らしいと思っています。
これらに較べれば、現在、毎年上映されている多くの映画はクソと言えるでしょう。

もし、あれらの監督の映画を観た上で「古い」と言う人がいたなら
一生、口を聞きません(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「古い時代の人間だから、古いものが好きなだけさ」って言われると頭に来ますね。

「古いもの」=価値のないもの という意味が日本語にはあるでしょ?

お礼日時:2013/12/12 21:56

 映画にかぎらずいわゆる「古典」を「古い」などと批判する人は、実際には観てない、読んでないんですね(笑)古典や歌舞伎、落語、映画などの古い日本語を楽しむ(解読)ためには現在では教育が必要です。


そこが一番のネックなのでしょう。悲しいことに同じ国、文化で育ってる半世紀前の言葉が通じませんし(笑)

 名作と言われているものには必ず理由があります。夏目漱石やシェークスピアの作品が全て名作ってわけでもありませんが。
 
 ただ、人の営みというものは、言葉が違っても連綿とつながっているのも事実ですね。
なので、古典が面白いんです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

幸田露伴や樋口一葉の文章は、現代人は読みにくいと思いますが、漱石くらいなら読めると思うんですけどね。

まして、小津映画の登場人物の言葉は現代人でも全部理解出来る日本語だと思いますがね。

歌舞伎や台詞のことを仰っているのでしょうかね?あれはちょっと理解できないですが・・・

古典のほうがずっと面白いですよね。

お礼日時:2013/12/12 21:52

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