時々と一時

Question

曇り時々雨と、曇り一時雨ってどう違うんですか？
どっちのほうが雨が降りそうなんですか？

AsanoNagi · Accepted Answer

さらに補足です。
「連続」と「断続」を調べるとこのようになります。

連続：
〔同種の物事が〕切れ目なく続くこと。また、切れ目なく続けること。（学研国語大辞典）
つぎつぎにつながって続くこと。また，続けること。（大辞林）
切れ目なく続くこと。また、続けること。（大辞泉）
つらなりつづくこと。つらねつづけること。（広辞苑）

断続：
〔物事が〕とぎれたり、つづいたりすること。（学研国語大辞典）
時々とだえながら続くこと。（大辞林）
時々とぎれながら続くこと。（大辞泉）
きれることと続くこと。きれたり続いたりすること。また、断ったり続けたりすること。（広辞苑）

つまり、「一時」という言葉が持つ、「短時間であること」というニュアンスと、「連続」というニュアンスは異なります。（むしろ逆です）

また、「断続」も「途切れながらつづく」ということで、「何度か繰り返す」という「時々」のニュアンスとも異なります。また、時々の場合、繰り返す頻度なり回数も少ないと言うことを意味しますが、このニュアンスが「断続」には含まれません。

むしろ、（専門用語ではなく）日常用語としては、頻度に約して
一時：単発
時々：散発
に、どちらかと言えば近いかなと思います。

athrun78 · Answer

No,2でほぼ正解でしょう

カテゴリーや質問内容から、「天気予報」での言葉でしょうから
国語的な回答ではなく、天気予報用語として、補足させていただきます

天気予報で使う場合ははっきりとした区別があり
「時々」は時間的に4分の1～2分の1の範囲の割合のこと
「一時」は同様に4分の1以下のときに使う言葉です

calypso1206s · Answer

そんな事小学生だって判ります。♪♪♪
曇り時々雨は曇っている方の時間が多くて雨が時々降る状態、曇り一時雨は曇っていて時々じゃなくて一時だけ雨が有ると言った状態ですよ。♪♪♪

AsanoNagi · Answer

まず、気象庁の天気予報で使用される「時々」「一時」は、明確な基準に従った、いわゆる専門用語ですから、天気予報の言葉としては、これ以外の意味にはとれないでしょう。

また、日常語としてはどうかという観点では

一時：
短い時間。しばらくの間。（学研国語大辞典）
しばらくの間。短時間。（大辞林）
ある短い時間。しばらくの間。（大辞泉）
すこしの時間。しばらく。いっとき。（広辞苑）

時々：
ある程度間をおいて何かがくりかえされるようす。ときおり。おりおり。ときたま。（学研国語大辞典）
頻度がかなり低いさま。ときおり。（大辞林）
ある時間を置いて、繰り返されるさま。ときおり。（大辞泉）
いつもではないが、時として。ときおり。まま。（広辞苑）

ということで、一時というのは、「短い時間」に着目し、「時々」はその頻度に着目したものです。
なので、「一時」というのが、「継続した」というニュアンスを表すと言うよりは、むしろ、「一時」が、ある程度繰り返されるのが、「時々」と考えるべきでしょう。

windwald · Answer

#2 AsanoNagiさんのおっしゃることに加えて、
降っている時間が予報期間の１／４未満だが、連続的ではなく断続的に降る場合も
「時々雨」と表現することになっています。

降りそうかどうかと「時々」「一時」は無関係です。
この二つは降雨のある時間についての違いで、
降るとしたらどのように降るかを表現したものだからです。

連続的と断続的の違いはただの日本語の意味の違いです。
切れ目がないのが連続、途切れ途切れなのが断続です。
国語辞書くらいは見て欲しいものですが……。

AsanoNagi · Answer

実は、気象庁ではちゃんとした基準を持っていて、

時々雨：降っている時間が予報期間の１／２未満の場合。
一時雨：降っている時間が予報期間の１／４未満の場合。

ということだそうです。

参考URL：http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq10.html

mwl1787 · Answer

時々←断続的な降り方
一時←連続的な降り方

さらに補足です。