
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
民主主義が根付くには国民国家(英語で言うNation)の意識が国民に確立していなければ駄目です。
アフリカなど後進国はそう言う国民国家、国民という意識がないのです。こういう国(国とは言えない単なる地域)には民主主義は無理です。民主主義は、自分は不満でも大多数に従うという規律が基本です。アフリカの民や指導者にはそう言う意識がありません。日本は明治維新前からお上に従うと社会秩序とか、ある程度の国家意識(日本という意識)がありました。だからすぐに日本という国家とか、憲法とか議会政治や法治主義を受け入れられたのです。
相当の先進国でもそうでない国はたくさんあります。中国、韓国がそうです。彼らには日本と同じような国家意識や法治主義はありません。いつでも分裂するし、法治や民主主義が社会に根付きません。国民国家という意識が確立していないのです。
アフリカに民主主義を根付かせようと言うのは欧米先進国の独断、専横です。出来もしないことをやらせようとしている。だから混乱ばかり続く。民主主義だけが唯一無二の方法ではありません。地域ごとの文化にあった政治体制を取るべきです。イラクはフセインが独裁政治を続けていたときが最も安定していました。それをアメリカが壊したら今のメチャメチャなイラクになってしまいました。
賢い中国人はそのことをよく知っていて、誰になんと言われようと共産党一党独裁をつつけています。国家意識の低い中国人を統治するにはこれしか方法がないことを知っているのです。韓国も時々法治を逸脱しますが、そうしないと国が持たないことを知っているのです。人間の知恵です。
この回答へのお礼
お礼日時:2013/12/29 16:37
>賢い中国人はそのことをよく知っていて、誰になんと
言われようと共産党一党独裁をつつけています
その通りですね、まとまりのない国に民主主義など
国家運営できるはずがないですね。
ありがとうございました。
No.15
- 回答日時:
民主主義が正しいのですか?知りませんでした。
民主主義を受け入れる人が比較的多い。民主主義で運営をすると現在の国際情勢では有利だから日本でも取り入れ手いるのだと思っていました。
ヨ―ロパやアメリカでは歴史的な経緯もあり、民主主義が発達し、つかみ取ったのだから彼らは民主主義が一番と思うかもしれません。でも他の地域では比較一番になっても、絶対的な一番にはなりえないと思います。
だれを幸せにする・得になる政治か、どのグループを幸せにする・得になる政治か。本来どのような政治形態を取るかは大変難しいものだと思います。
ところで、民主主義って何なんでしょう?人によってかなり違っているような気もします。
No.14
- 回答日時:
"アジアやアフリカの独裁政府が倒れて民主化に進むと
なぜか内戦状態が起こります。"
↑
民主化、つまり自由になるからです。
今まで、独裁権力などにより締め付けていたのに、
その枠が外れるのですから、当然に混乱状態に
なります。
では、自由にするとどうして混乱するのか。
1,民主制が上手く機能する為には、それなりのインフラが
必要だからです。
民主制、というのは国民が自分でやる政治のことです。
だから、その国民がある程度以上のレベルに達していないと
民主制は成功しないのです。
2,アフリカや中東は更に特別な事情があります。
あそこは、植民地支配をしていた英仏が、民族や宗教を
無視して、勝手に国境を引いてしまったのが、大きな
原因です。
だから、アフリカや中東の国境は、定規を引いたような
国境になっているのです。
だから、異民族、異教徒間での紛争が絶えない国に
なってしまったのです。
”民主化が正しいとは思えなくなっています”
↑
民主制もそうですが、正しい政治体制、というのは
そもそも存在しません。
その国に適した政治体制がある、ということです。
そして、欧米や日本は、民主制に適した国であった
ということです。
途上国では、君主制や独裁の方が良い場合もあるのです。
それを、欧米や日本が民主制で成功して、豊かな暮らしを
しているのをみて、
民主化さえすれば、自分たちも豊かになれる、と錯覚した
ので、混乱が生じる訳です。
No.12
- 回答日時:
生みの苦しみがあるということでしょう。
表面的に選挙をしても民主主義にはなりません。
買収や強要とかの違反や候補者の一方的な情報発信でなくマスコミなどの第3者の目による情報がないとかの問題もあります。カンボジアや東チモールの民主化や独立直後には選挙監視団が日本をはじめ世界からいっています。
また民主主義の教育も大切です。それが実のるには時間が必要でしょう。
民主主義の教育以前に文字が読めて計算ができるかの基本的教育もできていない場合も多いです。
No.11
- 回答日時:
アフリカまたアフガニスタンしかりですが、当初の一般的発想がおかしいです。
元来かの国々は部族集団の雑居状態です。植民地になって国境が引かれただけです。日本の三世紀の政治状況です。
宗主国以外で国内を統一した政府は存在しません。各部族単位でイスラムが入りキリスト教が入り中ロ米欧が介入し武器が多量に流入しました。本来槍で戦争していたのが近代兵器に変わり部族衝突(内戦)が起こります。
独裁政権も全土を掌握した訳ではありません。最大武力を誇ったため、他の部族との部族衝突が起きなかっただけです。他の部族を外国が援助すると衝突が再発します。
くどくなりますが、国内統一した政府は歴史的に存在していません。民主主義の概念には程遠いです。
アフガニスタン例にすれば、歴史的に現国境線内を統治した政府は存在しません。かつてのカブール王国が最大と思われますが掌握地域はカブールとカンダハルの間だけです。イギリスが作為的に全土を掌握した王朝としただけです。
内戦の原因は非常に簡単です。解決は非常に困難です。そもそも彼らにとって部族=国です。我々の考える国ではありません。
No.10
- 回答日時:
発展途上国の民主主義
アジアやアフリカの独裁政府が倒れて民主化に進むと
なぜか内戦状態が起こります。
>これは、イスラム教が悪いのでしょうか?
そうではないと思います、イスラムに限らずキリスト教も仏教も信仰宗教においても宗派・教義・勢力争いとかポストを巡って内紛や分裂対立が起こります。
さらに、人種や部族の違いとか地域による争い、資源や利権の争奪が起因したり、歴史的な怨念や復讐心が齎す疑念不信に拠るものも多く、一つの原因だけでなく複雑に絡み合い負の連鎖・悪循環のグループ内の内紛と対立集団間の内戦が見られます。
個々の国・地域・部族によって、その原因や要素はケースバイケースでしょうが、一般論&傾向としては
◇マズローの欲求階層説に観られるように、原始ユートピアは別として、自我や欲求に目覚め、競争や切磋琢磨で実現したり取得し、さらにより多く大きくとステージやレベルを上げ欲求は際限ない要素が有ります。
◇その個々人の欲求を抑制したり、エネルギーに変えたり、不平不満をガス抜きしたり、箍を嵌めコントロールするのが独裁や圧政、身分制度、法治制度等であるならば、その箍や縛りや秩序ルールを運営したり求心力だった独裁政府・独裁者が倒れると求心力が消失し、自由と自我に目覚めた人々に遠心力(解放・民主化・損得勘定・利権争い)が働き、その帰結点としての個人ン同士の対立からボス争いになり、ボス同士のグループ化や勢力争いとしての内紛内戦が起こっているのだと思います。
http://www8.plala.or.jp/psychology/topic/maslow. …
>貧富の差が大きいからでしょうか?
それも一つの要因でしょうが、分配できるものが限られている中で、一つの権威権益秩序が崩れると自我・欲求・本性が顕現し、跡目を狙う者、少しでも多く有利な分け前を要求する者、どさくさに紛れて盗みを働く者etc、争いの種は尽きる事無く発生する。
貧富の差=分配の不公平感、独占欲や自分本位な分け前を狙っての争いが起こるのでは・・・
他にも宗教宗派・門閥地縁・身分階級等の違いや不公平感が妬みや僻みや差別と感じる場合に、公平化を求めたり、弱者が結束したり、利権や資源を巡っての奪い合いや暴動が起こるのでは・・・
>それとも、もともと発展途上国では民主主義が
成立しないのでしょうか?
多くの場合発展途上国では民主主義が発展しないと言うよりも、優れたリーダーが現れたり、資源が豊富で分配が公平にされていたり、秩序となる宗教や教育やルールがあれば「衣食足りて礼節を知る」「騒乱を防ぎコントロールする英知やルールが育まれ」発展途上国でないと言える。
そういう意味では全体主義・独裁国家・貧困飢餓の国において、自己実現や欲求の階層の高まりがマグマとなって臨界点に達すると暴動・改革開放運動・民主化の胎動に成るケースが歴史的に学び見れば多い。
つまり、発展途上国から先進国に至る要素・基礎要件の一つ、通過点としての制度設計と社会規範と個人の欲求の実現度としてのファンダメンタルが民主化・自由主義国家なのではないでしょうか・・・
>民主化が正しいとは思えなくなっています。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
民主化の有難さと共に限界もあり、果てる事の無い欲求や唯我独尊の芽は競争と格差を生み、その副作用や敗者には不満が新たに起こる。
時代環境立場でも異なるが、絶えず進歩し創意工夫してきた人々が、民主化はゴールではなく更なる安全安心安寧を平和と繁栄を希求して、永遠に模索し続ける現在進行形だと思います。
No.8
- 回答日時:
ある意味、歴史の必然と言えます。
それまでの独裁政権が革命、暴動などで倒れ、民主化、という過程で混乱状況へと陥る、というのは現在の先進国の歴史でも起きています。
典型的なのはフランスです。
フランスは、1789年にバスティーユ牢獄の襲撃事件が発端となってそれまで、国を支配していたブルボン調が崩壊し、民主化となりました。歴史の教科書に必ず載っているフランス革命です。
ところが、フランス革命が成功して、民主化が成功したのか? というと全くそのようなことはありません。
これも、教科書レベルの話ですが、王朝を倒した勢力の中にも数々の考え方があり、その中で激しく争い、やがて、急進的なジャコバン派と呼ばれる一派、その有力者の一人であったロベルピエールによる恐怖政治を招きました。しかし、そのロベスピエールも、テルミドールのクーデタで処刑される立場になり、やがて、ナポレオンによる帝政へと戻ってしまいます。しかし、そのナポレオンもまた、ロシア遠征で力を喪い失脚していきます。
その後も、共和制が復活したり、ナポレオン3世による帝政に戻ったり……で、ある程度、安定した国家となったは、1870年代に第三共和制が成立して以降です。つまり、最初の革命から80年近く、試行錯誤をしたわけです。
このフランス革命からの歴史と、アジア・アフリカなどでの事例というのは似ていると思いませんか?
独裁者、という共通の、絶対的な敵がいる時期というのは、各勢力というのは多少の違いがあってもまとまることが出来ます。
独裁政権を倒し、民主化しよう!
この場合、福祉などを徹底的に優先しよう、という人も、福祉など切捨て、徹底的な小さな政府による資本主義を目指す人も、「民主化」でまとまることが出来ます。しかし、いざ、その共通の敵がいなくなると、それぞれの違いが争いの芽となってしまうのです。有象無象の主義主張が全く違う存在が、共通敵の存在でかろうじて結びついていただけですから、それがなくなれば、安定した基盤のない、小勢力が入り乱れてしまうため、収集が付かなくなって混乱してしまう、というわけです。
革命を目指すときは、革命を成功させればきっと上手くいくはず、という期待があります。しかし、期待をした分、実現されなければ不満へと転化します。上手くいかないことへの苛立ち。そういうものも、混乱に拍車をかける要因であることは確かでしょう。
革命というのは、確かに派手ではあるのですが、過去の歴史などを見ても、それを起こすと、しばらくは混乱状況が続いてしまう、というのは必然であると考えています。
No.7
- 回答日時:
>>民主化したのちに再度内戦状態になるのです
これはどのように民主化のプロセスを踏んだかににもよりますが、多くは武装勢力の蜂起が発端です。
つまり、民衆の声というより、ヤクザより酷いいくつかの暴徒が国を仕切っているわけです。
ま~暴徒でなくても、洗脳された宗徒ですね。
この市民から「武器」を取り上げないことには、戦争は回避できません。
しかし、無理やり奪っても「抑圧だ」として暴徒化し戦争になるでしょう。
こうしたいくつかの無駄なステップを踏んで学習することが必要です。
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