プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日、防衛大学を卒業して一般企業でサラリーマンをしている同期の奴と飲みながら話をしたのですが、このとき彼がこう言いました。
「すったもんだしながらも、有事法は成立したけど、こんなもんはザルのザル法なんよ。例えば、戦時の際、戦車が国道を走るには方向指示器と車幅灯をわざわざ取付けなければ走れないんよ、道路交通法で。そして高速道路の料金所では通行料を払わないと通れないんですよ。住宅地に基地を設営できても、弾薬をその基地に置くことはできないんよ、火薬取締法で。弾薬は一旦法的に許されている山間部に置いて、使うたびにそこへ取りに行かなければならないんよ。」
おいおい、これって本当なのですか?
ご存知の方、是非とも詳しく教えてください。お願いします。

A 回答 (3件)

書くか、書くまいか、迷いましたが、一応「専門家」なので見てみぬふりはしないことにしました。



平和ボケには2種類あります。Aタイプは、よくある「水と平和はタダ」というタイプ。Bタイプは、戦争になれば何でも許されると妄想するタイプです。
軍隊の行動のためには法律なんかクソ食らえ?徴兵まがいの超法規措置がとられる?いずれも平和ボケに基く妄想です。

一人前の軍人は、戦時国際法や国内法を遵守して戦います。この点、明治以来の日本軍は優等生でした。一つだけ具体例をあげましょう。千葉県の九十九里浜には旧日本軍が構築した本土決戦に備えた陣地が残っていますが、旧日本軍は地主と借地契約を締結し、借地料を支払って陣地を構築しています。

マトモな軍隊は、戦時においても法律を遵守します。この事実を知りもしないでただただ戦いを怖れ、見ないふりをしようとするのがAタイプ、同様の無知に基いて妄想を逞しくするのがBタイプです。どちらもボケているのです。
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概ね#1さんの回答の通りと思いますが、「法律」とは別の観点で・・



そもそも「平時」に、「有事」の際の法律の不備とかをあげつらっても、果たして意味があるのでしょうか?
「すわ有事!」となれば、国連の救援を待ったり、法律違反だのクソだの審議や裁判している「余裕やヒマ」がある、なんて到底考えられません。
表向きだろうが何だろうが「国民の生命や財産を守る」ためのすべての行動が最優先され、しょーもない道路交通法なんか「クソくらえ」となるのは、明らかです。軍隊の行動原理は「それ」ですから。

若い(であろう)質問者さんたちは、家族や恋人を守るため駆り出され、徴兵とはいかないまでも「仕事」や「勉学」を理由に拒否できない「超法規的措置」が行なわれ、そういう「風潮」がつくられます。
まさかそんなこと?というのが本当の「平和ボケ」です。
訓練なんて不要で、ケータイでの「情報連絡」ができればいいし、肉体労働でもいいんです。
イヤでもやらないと「食料を配給されない」なら、だれだって働くでしょ?

日本を侵略する意味はどこにあるのでしょう?
工業生産力?ジャパンマネー?温暖な気候?従順な国民性?
エネルギー資源の乏しい、高齢化の進む我が国をそれでも侵略する「意味」として忘れてならないのは「積年の恨み」でしょう。

そもそも我が国を侵略するのに、国土や建造物を破壊するミサイルなんかいりません。
ベトナムやイラクの例をあげるまでもなく、原発や民間人を人質にとる「ゲリラ戦」を仕掛ければ、いいんです。
長期化すれば、いずれにしてもこの国は崩壊で、目的の半分は達成されたことになるでしょう。
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防衛大学には法学部はありません。

法律に関しては彼らは素人です。玄人のふりをしてわが国の防衛法制の不備を針小防大に吹聴しているようですが、所詮、酒席の話です。真に受けることはありません。

友人の話には正しい部分とウソが混在しています。例えば、戦車には車幅灯や方向指示器はもともとついています。平時でも一般道路を走行することがあるのだから当然です。
有料道路や弾薬庫の部分は、一見、問題点を正しく指摘しているように見えます。しかし、そもそも武力攻撃事態法は有事法制の大枠を定める法律であり、有料道路や弾薬庫の問題などは現在検討中の「有事対処法制」で定められるものなので、武力攻撃事態法に定めがないのは当然です。最大の問題点はいまだにそれらが定められていないことですが、小泉内閣は歴代政権の怠慢を正そうと努力しているようなので、近々改善されるでしょう。
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