プロが教えるわが家の防犯対策術!

平素お世話になっております。
雑駁な質問にさまざま親身になってご回答いただき感謝しております。

さて、歴史小説を読んでおりまして、ある戦国武将が「外交の使者を斬ってはならない」と宣うシーンに出くわしました。

ふとした疑問なのですが、国際法の無い時代に、戦国大名の皆さんはいかなる理由で外交の使者を斬らないようにしていたのでしょうか?

ふつうに考えて、「あっ!つい逆上して斬っちゃった(はぁと)」みたいな事があってもよさそうなものですが……

博学な皆さまのご卓見をお聞かせいただきたく思います。

A 回答 (20件中1~10件)

 


そういう文化だったのでしょう。
中国の三国志を読めば使者はバッサバサ切り捨てられてますよ
 
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この回答へのお礼

文化ですか。なるほど。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/01/05 17:04

春秋戦国のころからの使者の不可侵権が尊重されていたからかと。


中国古典を通してそのような教養を共有していたのかと思います。

戦時の使者(交渉役)は何かしら相手側とつながりのある人物(親族・縁者・近隣領主)が選ばれますから、人間関係から無暗に殺しにくいという事情もあるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど!
そういうことだったのかと、非常に説得力あるお話です。
ご回答をお寄せいただいてありがとうございます。

お礼日時:2014/01/05 17:05

まず、何をするのも礼を尽くしてから、というのがあるようです。



これから殺し合いをするのに、使者を立て、
相撲の行司のように、誰々と誰々が戦います。と宣誓してから戦ったらしいです。

水辺での戦いには船頭は攻撃してはならないのに、
源義経が攻撃して処分されたなどというのもあります。
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この回答へのお礼

法ではなく礼、マナーということですね。
非常に示唆的なお話です。勉強になります。

お礼日時:2014/01/05 17:06

>「あっ!つい逆上して斬っちゃった(はぁと)」


無いことはないですよ。日本でも時宗が元の使者切っちゃってますし。

一つは教養や文化でしょうし、もう一つ言えることは日本の国内同士の戦の場合、双方相手を殲滅し虐殺なんてことはほとんどないんです。お互いだいたいどこかで和睦するんです。
となるといつかどちらかが使者を立てて交渉するわけですから、交渉の糸口を断つのは得策ではありません。
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この回答へのお礼

斬ってたのか!(笑)<時宗
今だったら確実に国際問題ですね……

なるほど。地政学的な要素が多分に反映しているんでしょうか。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/01/05 17:20

武道は美学です。


そんな汚いことはしないと思います
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この回答へのお礼

なるほど。潔さが勝負みたいな世界ですからね。

お礼日時:2014/01/05 17:20

日本でも斬った事が事例がありますが中国ほど多くないでしょう


やはりお国柄だと思います
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この回答へのお礼

お国柄ですか……
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/01/05 17:22

返事は使者の首を返す例は多々ありましたよ



織田信長もよく切ってましたね(^_^;
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この回答へのお礼

ですよね!(AA略

……ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/01/05 18:01

切られる時もあります。


だからこそ、部下の侍が行くときは命がけ、それなりにポジションのある侍が行きました。
また、場合によっては僧侶などが行くこともありました。
ただ、切るともう交渉ができません。
使者を切るのは、相手を滅ぼすまで許さない、という意思表示です。
それは世界中同じです。
だから日本のみならず世界中の常識です。
その作家はそういう意味で使ったのではないでしょうか。
ただ、わざと切られに行く、というテクニックもあります。
西郷隆盛の征韓論のときは、侍の活動の場所を作るため、韓国に切られに行こうとした、
という説。
あと、チンギスの時代のモンゴル軍、ホルムズでキャラバンが全滅してチンギスがせめましたが、
わざと、危険をおかさせて、攻撃の口実をつくったのかも、と以前思ったことがあります。
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この回答へのお礼

なるほど。とても興味深いご意見です。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/01/05 18:01

本能寺の変のとき秀吉の本陣に来た明智の密使を秀吉が斬りましたよ


口封じの為に まぁ斬ったのは黒田官兵衛が独断だったという説もありますが(敵に情報が漏れるのを恐れたためにね)
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この回答へのお礼

そうでしたか。勉強になります。
本日は私の質問に二度もご回答くださってありがとうございます。(笑)

お礼日時:2014/01/05 18:02

単身乗り込んで来た勇敢な使者を撫で斬りにする集団が武家やその棟梁になれますか?


武家はヤクザとは似て非なる文化の人間集団でありいわゆるマフィアや馬賊とは全く違います。共産党軍や韓国軍のような暴力集団ではありません。貧民が武器を持ったのが武家ですか。武家は生まれながらエリートの家柄です。韓国に侍がいたらしいのですか、子孫がいるんでしょうか。武家のキムさんとかですかね。
日本史は天皇を支持しない外者がいない内輪もめの歴史であり日本人には理性的な戦いの歴史があるのです。歴史的にその理性的な戦いで勝った人らが武家なのですからそうなるのです。小作人や信者の革命はないのです。一度もないのです(*_*)将門も貧民ではない。
エリート同士の縄張り管理争いだから連合軍として強くなるためにも敵の武将を傘下に入れた方がいいわけです。殺して滅亡させる恐怖支配ではなく、取り分を調整する争いに過ぎません。戦国時代でもそれです。日本全土の地主になる領主を目指したわけではない。天皇さえ地主ではありません(*_*)皇帝や法王より天皇が上とか言ってる人らは恥ずかしい止めて欲しいです。
確かに武家は寄生虫的な面がヤクザ的ですが名無しではなく名門なのです。名門以下が徒党を組んでる次第です。ですから、分け前やるからさ、一緒に国民搾取を続けましょうや、いやいや仲良く日本人を食い物にしましょうやの和の精神が常にあるのです。それが家康の天下大平です。中央政府の科挙官僚が強くなった日本史らしからぬ現代では、武家的存在は在日特権のお馴染み韓国人です。ただし一人として名門ではない。

この回答への補足

ご意見、拝見させていただきました。

補足日時:2014/01/05 18:25
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