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田中角栄が政治に関わることで
政治の仕組みがどのように変わっていったのか
教えてください!

A 回答 (4件)

田中角栄氏は選挙対策等も考え、地元への利益誘導等を図った点は多少あるのではと思われます。



しかし田中氏は日中国交回復や石油資源獲得など、世界の動向や日本の将来を見据えて必要な対策を反対派が多くいる中で進めて行った腹の座った実行力のある政治家だったのではないでしょうか。

自民党内の台湾擁護派や官僚経済界等の米国サイドに立つ派閥、アメリカの石油メジャー等に取っては歓迎出来ない政策を進めて行きました。

将来を見据えてあるべき政策を推進するにあたり官僚にもそれらの政策をはっきり示して、大臣室のドアはオープンしているので問題があれば各々が直接意見を言ってきてほしい、それらを考慮してどうするか方向性を決める、結果責任は自分が負うので各自は精一杯頑張ってほしいとの考えを明らかにして実行されていたのではないでしょうか。

官僚の中にも反対の考えを持っていた人々もいたようですが、田中氏の考えの方が日本の将来を考えたら取るべき道だとして協力していたのではないでしょうか。

もちろん国政全般にわたっての目配りは無理で問題点もあったとは思われますが、一番大きい問題を掴んで各国との外交や資源政策の実現を先ず図るなどの行動力は最近の政治家に見習って貰いたいと考えています。

世界の動向を考慮しバランス感覚に基づいた彼の外交政策等は、アメリカのキッシンジャーの米中平和交渉を横取り先回りした等の反発を受けた等により、ロッキード事件等を起されて資源外交は道半ばで中断されてしまいました。


日中国交交渉やロッキード事件等については、あまり詳しく報道されなかったり意識して悪く報道されたりしていた項目も多いようですので次等についても参照下さい。

http://diamond.jp/articles/-/24889
【新連載】どう中国と付き合うか(1)
田中角栄、大平正芳のリーダーシップ
日中国交正常化から何を学ぶか

http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/archives/20121 …
『田中角栄的総理待望論』

http://www.marino.ne.jp/~rendaico/kakuei/phiroso …
【毛沢東―角栄会談秘話】と田中角栄の悲劇性

http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10458517313.html
ロッキード事件揉み消しを米政府に依頼した中曽根氏

http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/839bdcd038b2c0 …
中曽根元首相の証言「ロッキード事件は米国の陰謀」(世川行介)

http://books.google.co.jp/books?id=t0x9Ish0GwUC& …
田中角栄に聞け: 民主政治と「七分の理」

上記サイトで書籍の一部が紹介されていますが、田中角栄氏の生い立ちや政治の進め方等の概略が分りますので参照下さい。


田中角栄氏の将来の世界の動向や世界各国との平和外交を目指した政治姿勢はその後の政治にはあまり引き継がれてなく、相変わらず官僚主導で経済界や軍需産業の利益を重視しているかのようです。

現在の日本のマスコミの報道姿勢や特捜部の動き、安倍首相石破幹事長等の自民党等の多くの政治家の政治姿勢は、大多数の日本国民の為ではなく経済界やアメリカの意向を実現する事が第一になってしまったかのようで残念です。
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田中角栄さんがやった政策は功罪がはっきりしている。


東日本大震災で脚光を浴びた「地震保険」を造ったのは、地震が多い新潟県出身の田中角栄さん。
その一方で

「政治は『数の力』で動かせる」

と利益誘導体質を造った弊害をもたらした。
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これはまた、抽象的な質問で、回答するのが


難しいです。

政治の仕組み、という点から言えば、政治主導
政治だと思います。

ご存知のように、日本の政治は官僚が動かしています。
政治家は経済や法律には疎い人が多いのです。
それに何より、政治家は選挙に当選することに精力を
注がざるを得ず、それが一番の仕事になっています。

だから、戦後、日本の官僚は、政治家などは選挙区の
代表にすぎない。
俺たちこそ、日本の代表だ、と誇り高く仕事をして
いました。

しかし、田中角栄が登場して、この官僚支配に風穴を
開けました。
以降、日本の政治は、まだまだ官僚支配が強いですが、
それでも政治家の影響が以前よりは強くなったと
言われています。

それで、政治家指導の政治体制になってどう変わったのか。

まずは、利益誘導の選挙が行われるようになりました。
前述のように、政治家の仕事は選挙が一番ですから
選挙区の利益の為の政治が行われるのは、ある意味当然
ということになります。
そのため、税金の無駄遣いが多くなりました。

次は、福祉国家の推進です。
長期低迷していた自民党の為に、田中角栄は福祉政策を
推し進めることにしました。
年金支給額を大幅にアップするなど、福祉に力をいれる
ようにしました。
マスコミはこれを「福祉元年」とはやし立てました。

そのため、自民党は票を伸ばすことが出来ました。
しかし、福祉は一度増やすと減らせません。
減らすと選挙に負けます。
これを福祉の不可逆性といいます。
その為、福祉予算はどんどん増加し、今日の財政赤字に
なった訳です。

政治家主導は民意を反映する、という点では優れて
いますが、こういう弊害も大きい、という訳です。
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下記URLが参考になるかと思います。



やる夫が田中角栄になるようです
http://mukankei961.blog105.fc2.com/blog-entry-13 …
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