プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は体調の理由で大学を中退し、自宅療養中です。
今の私に出来ることはなんだろうと考えた時に、ふと「絵画」とうのが思い浮かびました。美しい絵を見る事が好きですし、それに携わる仕事がしたいと感じました。
勿論、何事も好きなだけでは出来ないと思っています。体力のいる仕事だとも聞きました。ですが、このときめきを大事にしたいのです。

これまで美術と関係のない大学に通っていたので、専門的な知識は全くありません。
今は通信制の大学を通して学芸員の資格を取ることは可能だそうですが、なかなか採用されるのは難しいようですし、募集もあまり無いと聞きました。

通信の科目だけで必要な知識は身につくのでしょうか。やはりずっとそれを目指して学んできた方々とは知識に差がすごくあるでしょうし、こらから学んでも学芸員になれる可能性はあるのでしょうか。

また、学芸員の資格を取るためには、補助を最低5年しなければならないようです。
それは構わないのですが、その採用すらなかなか無いようで…

全て含めて、これから資格習得を目指していいものなのか悩んでいます。

詳しい方、また美術館で働いている方などアドバイスお願いします。
ちなみに、広島県で働きたいです。

A 回答 (4件)

先に断っておくと、質問者さんの得たい回答にはならないかもしれません。

申し訳ありません。


絵を見ることが好き、や、アートに携わりたい、という気持ちで美術館(学芸員)の仕事を選ぶと、おそらく夢が打ち砕かれるかもしれません。
うまく学芸員になれたとしても、美術館の受付や展示室の巡視をするのが主となる仕事ではありませんので、結局のところ、興味のない資料整理、また雑多な書類作成などで、美術館で働きながらも、展示室には入らずパソコンとにらめっこ、という毎日になってしまうと思います。
また、学芸員資格は、大学などでは「博物館学」として開講されている場合は多く、必ずしも美術だけが専門ではない、史学や考古学などの分野をやってきた方が、コネなどで美術館にいて、まったくやる気がない…といった場合もあり、美術館の学芸員という仕事は、美術ではなく、雑多な人や物とうまく付き合いができないと、やっていけません。
純粋な気持ちを持てば持つだけ、裏切られたという思いになってしまうと思いますし、美術に携わる=美術館での仕事、というのは、今日的な選択ではありません。

美術やアートの空気のようなものに触れられる仕事がしたい、と思ったら、今では美術館以外にももっといろいろとあります。
もちろん学芸員資格などがあった方が有利な場合もありますが、参考までに下記をご覧ください。

http://www.nettam.jp/career/index.php

また、普通にgoogleで「広島」「アート」などで検索すれば、美術館ではなく、アート関係の事業を行っているNPOなども出て来ます。

自宅療養中ということですので、質問者さんの社会復帰も兼ねて、広島県内にあるアート関連のNPOなどを訪ねてみてはいかがでしょうか。
表向きには求人を出していなくても、最初はボランティアスタッフやアルバイト程度の感覚から、何かしら仕事に関わらせてくれるかもしれませんし、もしかしたら常勤スタッフとして雇用してくれるかもしれません。
こうした選択、職場の方が、純粋な気持ちをそのまま活かしていけると思います。
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学芸員の資格はとるのは難しくないのですが、それだけに資格だけを持っている人が大勢居るということでもあります。


私の周辺を見回しても学芸員志望で結局なれていない人が大勢居ます。
学芸員になるには学歴(芸術学科院卒が望ましい、博士であればなお可)とコネ(教授の引きあいで補助などに滑り込む)と運が必要です。
運良くなれても、その美術館の運営が思わしくなく解雇→アルバイト生活ということも実際あります。
また公営美術館で行政とか政治家とうまく行かなくて辞職→引退状態などもあります。

そういうわけで、私はほぼ無理であると予測いたします。
学んでもなれるとは限らないというか、なれない可能性の方が非常に高いと言わざるをえません。

ですから美術館で働きたいなら他の仕事を考えた方が良いと思いますが、今は公営美術館・博物館はほとんどが経営を丸投げしていて従業員はほとんどがアルバイト・派遣社員という現状です。長いことやっても請け負っている会社の社員にすらなれない可能性が大なのです。それでいてお客さんは公営の職員だと思っていますから理不尽な苦情の応対に追われてているのがお客さん以上に不安定な身分の人というような皮肉な実情があります。(実際苦情処理が勤務時間の相当のウェイトを占めているとのこと。そうやって美術館・博物館においでいただいた皆様の心をすっきりさせる役に立っているとも言えるのでしょう…ね。)

ですので画廊の従業員とか、あるいは貸し画廊を自分で経営するなどを考えた方が良いと思います。
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身近に学芸員がいます。



学芸員の仕事は非常に範囲が広く、作品研究をして論文を書くし、展覧会の作品の搬出搬入で大きな作品を運ぶ肉体労働もあります。

研究者としての側面がありますから、やはり大学(院)で美術関係の勉強をしていないと採用試験を突破するのは難しいのではないかと思います。

美術館には学芸員だけではなくて、事務や受付やミュージアムショップの仕事もあります。
学芸員よりは人数は多いです。
今から学芸員の資格取得を目指して勉強していくよりも、そういう職種で美術館にかかわっていくほうが早く就職できるように思います。

「学芸員」という仕事でなくても、美術館の運営にかかわることで納得できるのであれば、そういう職種を目指したほうが近道ではないでしょうか。
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学芸員はすごい倍率が高いと聞いた事があります。


しかし、24時間365日仕事の事だけを考えてそれを10年間続ければきっと叶うと思います。
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