
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
格差は資産・機会の不平等と能力の不平等によって生じます。
人間には生まれつきの個性(格差)があります。よいか悪いかに関係なく、人間の社会には必ず格差があります(共産主義のもとでも、人間がもたらす格差がある)。
格差があることが自体が問題なのではなく、格差の大きさが、人々に、生活困難、夢や希望の喪失、社会不安、精神疾患、人格障害、教育の荒廃、無気力、犯罪、暴動、戦乱などをもたらし、それが国の発展を妨げます。国内の格差と国家間の格差は戦争のひとつの原因になります。国内の格差に対する不満を外敵に向けるのは古典的な政治手法です(現在の中国や戦前の日本など)。
格差については、当然、それを歓迎する人と不満に感じる人に分かれます。いつでも、得をする人と損をする人がいます。不満があまりに大きくなると、犯罪、暴動や社会不安が増え、国家の活力が低下します。国民の国に対する信頼の高い国(北欧など)と、信頼のない国(アジアやアフリカにはこのような国が多い)では、国民の安心感や幸福感が異なります。
No.8
- 回答日時:
格差を無くしたいという理想で、地球規模の実験をやったのが共産主義国家であり社会主義国家です。
その結果は、世界の歴史、あるいは現在の中国や北朝鮮を見れば明らかです。
例えていえば、共産主義・社会主義は、1枚のパイをできるだけ均等に配分しようという思想です。
でも、資本主義は、1枚のパイしかないなら、生産性、合理化などで100枚のパイを作ろうって思想です。
その結果として、共産主義では、大きなパイの切れ端を取る人と小さなパイの切れ端をとる人の格差は5倍だけど、資本主義では、50倍の差以上になる可能性があります。でも、資本主義では、配分がすくない人でも、共産主義国家のパイよりもずっと大きな切れ端(もしくは1枚丸ごと)をもらえたわけです。
ただ、皮肉なことに、現状では共産主義で独裁国家の中国のほうが、日本よりも格差が大きいといいます。「平等」をメインテーマにした思想が共産主義だったはずなのに、あの国はどうなっちゃたんでしょうね。
いずれにしろ、格差が広がっても、国民のひとりひとりの幸福度がアップしていれば、全く問題はありません。
ただし、日本は、バブル期を頂点として、上記の例でいえば、配分されるパイが年を追うごとに小さくなってきています。
教育、就職、会社の仕組みなどの構造に、なにか問題があるように思えます。
No.5
- 回答日時:
(Q)格差が広がることによって、国にとって何か不都合はあるのでしょうか?
(A)こういう問題は、単純化するとわかりやすい。
国民が100人の国があったとします。
100人の所得が全員500万円の国がA国。
50人の所得が1000万円で、50人の所得がゼロのB国。
A国も、B国も平均所得は同じ。
でも、つまり、B国は格差社会です。
B国では、高所得者からお金をとって、
低所得者に回さなければなりません。
高所得者には、税金が高いという不満があり、
低所得者には、まともな生活ができないという不満がでてきます。
A国とB国と、どちらの国に住みたいと思いますか?
No.4
- 回答日時:
格差がある、というだけでは問題はありませんが、
格差があまりに大きくなると、社会が不安定に
なります。
例えば中国です。
現代中国のジニ係数は0,65だと言われていますが、
このレベルに達すると危険水域を越えるそうです。
この中国ですが、2008年に発生した暴動が8万件を
超えた、と発表しました。
その後、発表はありません。
専門家の調査では、年間20~30万件発生している
だろうということです。
格差が極端になると暴動だけでは済みません。
国家そのものを転覆させる革命になる可能性すら
あります。
フランスでも、増税をきっかけにあの大革命が発生
しましたが、そこには大きな格差があったわけです。
そこまで行かなくても、格差が大きいと犯罪が増えたり
して、そのためのコストがかさみます。
これなども国家的不都合と言えるでしょう。
また、格差が大きい、というのは中間層が少ない、
ということにもなります。
経済を支え、発展するためには、中間層が大きい方が
良いのです。
貧乏国には中間層が少ない、という特徴があります。
更に、格差が大きいと、国民が一丸となって外敵に
対処する、ということが難しくなります。
No.1
- 回答日時:
そうですね。
格差社会という言葉が意味する内容によっても違ってくるかと思いますが。
格差によって上位にいる人や国は問題ないと考えるでしょうが、一方の下位に位置する人達や国がその状態で満足していることはないでしょうね。
そこから僻みや恨みも出てくるでしょうし、攻撃していくということもあるでしょうね。日本の中を見ても下位に位置する人の中から犯罪が生まれていますね。
ですから格差を完全に無くすることは無理としても、恨みを生むような極端な格差は好ましくないと思いますね。
そうはいっても、ではどうすればよいかという案があるわけではありませんが。
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