河野談話を見直さない理由は?

朝鮮併合の包括的な歴史は一応知っているつもりなのですが、慰安婦問題については理解しているとは言いがたい状態です。

以前、慰安婦問題に対して無知な私に対し、知人が「教えてやる」といって語りだしました。
知人の話ではは慰安婦問題は日本国内では軍による広義の強制連行を理由に慰安婦問題が取りざたされているが、韓国では狭義の強制連行があったと言うことで話が進められていて、韓国側としては狭義の強制連行を認めた河野談話を最大限利用していると言っておりました。

知人の話を鵜呑みにしていた私ですが、テレビを見ていた時に東海大学准教授の金慶珠氏が慰安婦の狭義の強制連行の有無は瑣末な問題だとの趣旨の発言をしました。

このことを知人に話すと知人は口を閉ざしました。

しかし、新たな疑問なのですが、狭義の強制連行が瑣末な問題なのであれば、河野談話など撤回しても日本の慰安婦問題に対する姿勢に大きな変化は無いと言うことになります。それなのになぜ今もって河野談話は撤回されないのでしょうか?

No.11 回答者： sudacyu 回答日時： 2014/02/10 14:41

＜参考＞

　「河野談話」は、慰安婦問題についての一連の調査の最後に出されたもので、それ以前の経緯全てについて、全否定しなければ取り消すことのできない性質のものです。

「河野談話」１９９３年８月４日

「加藤談話」１９９２年７月６日
　加藤談話の内容

　朝鮮半島出身のいわゆる従軍慰安婦問題については、昨年12月より関係資料が保管されている可能性のある省庁において政府が同問題に関与していたかどうかについて調査を行ってきたところであるが、今般、その調査結果がまとまったので発表することとした。調査結果について配布してあるとおりであるが、私から要点をかいつまんで申し上げると、慰安所の設置、慰安婦の募集に当たる者の取締り、慰安施設の築造・増強、慰安所の経営・監督、慰安所・慰安婦の衛生管理、慰安所関係者への身分証明書等の発給等につき、政府の関与があったことが認められたということである。調査の具体的内容については、報告書に各資料の概要をまとめてあるので、それをお読み頂きたい。なお、許しいことは後で内閣外政審議室から説明させるので、何か内容について御質問があれば、そこでお聞きいただきたい。
　政府としては、国籍、出身地の如何を問わず、いわゆる従軍慰安婦として筆舌に尽くし難い辛苦をなめられた全ての方々に対し、改めて衷心よりお詫びと反省の気持ちを申し上げたい。また、このような過ちを決して繰り返してはならないという深い反省と決意の下に立って、平和国家としての立場を堅持するとともに、未来に向けて新しい日韓関係及びその他のアジア諸国、地域との関係を構築すべく努力していきたい。
　この問題については、いろいろな方々のお話を聞くにつけ、誠に心の痛む思いがする。このような辛酸をなめられた方々に対し、我々の気持ちをいかなる形で表すことができるのか、各方面の意見も聞きながら、誠意をもって検討していきたいと考えている。


　アジア女性基金
http://www.awf.or.jp/1/index.html

　国立公文書館アジア歴史資料センター
http://www.jacar.go.jp/

　加藤談話に言及されている調査資料は、デジタル化されて誰でも閲覧可能になっています。
　この資料を抹消せず、加藤談話もそのままにして、河野談話だけ取り消しても、世界の人々の慰安婦問題に対する状況認識は何も変わらないでしょう。
　

No.10 回答者： puyopuyo37 回答日時： 2014/02/10 05:09

> 河野談話を撤回することは狭義の強制連行を否定するだけなのに、なぜ問題なのでしょうか?狭義の強制連行の有無は瑣末な問題なのでしょう?

まず、前提として「狭義の強制連行の有無は瑣末な問題」とは、金慶珠とかいう日本人かどうかも判らない教授の一意見ですよね？

日本国にとっては瑣末どころか、極めて重大な問題だと思います。

現在まで出ている証拠や国益を考えれば「広義の強制連行」も証拠を積み上げて否定すべきです。

あなたが慰安婦と呼んでいる人は、親にお金で女衒に売られた、ただの「売春婦」です。(可愛そうですが)

報酬は、しっかり大金を貰っています。

それなのに日本に金をせびり、謝罪を求めます。

ソープランド嬢や売春婦が、客から正当な料金を貰っておきながら、

後になって、客に謝罪と賠償を求めて訴えたという例が有りますか？

有れば、是非教えてください。(ただし、朝鮮人以外でお願いします)


あなたは歴史好きなのか「広義」や「狭義」にこだわっておられますが、

欧米、特にアメリカ国民が、学者や歴史マニアでもないのに、

広義だの狭義だのいちいち考えません。

「日本は河野談話で強制連行を認めた。」

この一言で終わりです。

これでアメリカ国民の世論も動きます。つまり政治も動きます。

「いや、それは広義だの、狭義だの」と言ったところで、瑣末な問題として取り扱われます。

というわけで、「河野洋平」は、国益を極めて大きく損ねた政治家として、後生に語り継がれるでしょう。


アメリカや支那朝鮮は、河野談話による日本のオウンゴールで得た得点は、

絶対手放さずに有効な交渉カードとして利用し続けるでしょう。

No.9 回答者： shironeko4 回答日時： 2014/02/10 00:42

自民党が与党に返り咲いてすぐにでも河野談話を見直したかったと思いますが、中韓のアメリカでの反日捏造プロパガンダがかなり効いていて、見直ししようとするとアメリカから止められるのでなかなか撤回できないのではないでしょうか。

No.8 回答者： 27club 回答日時： 2014/02/09 14:36

　いずれ、外国人参政権が出来るでしょう。

日本に住んで、100年も経てば仕方ないでしょう。その時の事を考えてですよ。彼らが、何処に付くかですね。

No.7 回答者： Guan-yu13 回答日時： 2014/02/09 13:48

日本政府は、日本と韓国の間に、いつまでもこの問題を残していたいのだと考えざるを得ません。

この前にNHKの新しい会長が国会で証人喚問を受けましたが、従軍慰安婦問題が起こった当初から現在まで、朝日新聞の社長を初め誰一人として証人喚問には呼ばれてはいません。これは実に不可解な事です。
この事から、日本政府は従軍慰安婦問題を解決する気などないものと思います。
そもそも、慰安婦で一番多かったのは日本人ですし、その他に台湾人も、フィリピン人もいました。
それにも関わらず、なぜかいつも問題になるのは韓国人慰安婦だけです。
日本の政治家は日本人、台湾人、フィリピン慰安婦については一言も触れません。

質問者さんも、何もかもが胡散臭い問題だと思いませんか？
この問題は、何か違う目的の為に起こされた問題だと、私は考えています。

No.6 回答者： Epsilon03 回答日時： 2014/02/09 10:24

論理的展開を含めた交渉力も無いから、腫れ物に触りたくないのでしょう。

一言言えば直ぐに『嘘と創作と捏造にヒステリー』でギャーギャー叫き立てる事しか出来ない相手に対して、
叫き負けしているのが日本政府。
何が大人の対応ですか！？
単に何も出来ないのが実態だから逃げよう避けようとしているだけでしょう。
そう言う国が叫かない様に相手に気を使った、いや、相手の代弁をしているのが民主党を始めとした売国野党。
まっ、与党も論理的展開出来ないから避けたいのでしょうね。
これでは日本は独立主権国家じゃないし。
相手の『嘘と創作と捏造』で固めた日本批判が国際スタンダードにされては取り返しがつかない。
偉そうな事を言う国会議員のセンセイ達は解って居るのでしょうかね。
河野談話なんて嘘を肯定する談話でしょうに。
こう言う時に田母神さんみたいな人達が多数国会に居たなら面白いですがね。

No.5 回答者： abewainpo 回答日時： 2014/02/09 06:23

殺人と過失致死との違いに例えられるかもしれません。

多分に過失が大きければ、その差は小さくなります。ましてや政府や軍トップが命令していなくても軍がやったということは、1000万人もの人員海外派兵したことからその可能性はほぼ100％です。個々の事件においては過失致死だけでなく殺人に例えられるものもあったでしょう。

神の国がろくな食料や装備もなく送り出した1000万人もの海外派兵により常識的に考えられる線において河野談話は述べたのであり、それを否定することは、全く道理を欠いています。河野談話は政府の言う狭義の強制連行、軍のトップが命令した、と言うような事は認めていません。

狭義の強制連行なんて造語は加害者側の論理であり日本だけでしか通用しない責任逃れの子供の屁理屈ですよ。被害者にとってはどうでも良いことであり日本軍にやられた事は何も変わりません。

また、他の国もやったなんて事は、その当の被害者が問題にする話であり、別の事件の加害者がみんなやっているじゃねえか、と開き直る理由にはなりません。

この回答へのお礼

＞狭義の強制連行なんて造語は加害者側の論理であり日本だけでしか通用しない責任逃れの子供の屁理屈ですよ。被害者にとってはどうでも良いことであり日本軍にやられた事は何も変わりません。

そうですね、だったら狭義の強制連行を否定しても日本の慰安婦に対する姿勢に大きな変化は無いのですから河野談話を撤回しても問題ないのに、なぜ未だに撤回しないのでしょうか?

お礼日時：2014/02/09 10:02

No.4 回答者： dEiiEb 回答日時： 2014/02/09 05:26

あの談話は、河野が案をだして、韓国政府が添削したという本当にお粗末なものですので安倍内閣が見直しをする必要性があります。

　そして、正しいものの解釈のできない韓国とは別に日本が世界にこういうことだったというものを開票せざるを得ません。　理にかなわない歴史認識を広めることは世のためにならずです。
　

この回答へのお礼

なぜ見直しが未だなされていないのでしょうか?狭義の強制連行を否定したところで日本の慰安婦に対する姿勢に変わりはないのですから、何ら見直しをためらう理由はない様に思うのですが?

お礼日時：2014/02/09 10:01

No.3 回答者： KappNets 回答日時： 2014/02/09 04:57

現在の韓国は歴史認識をネタに何かと日本を敵対視していますから、撤回しようものならさらに怒りを募らせて攻撃して来ることでしょう。

談話は韓国だけでなく世界に向けた謝罪の意味があります。相手がケンカ腰のときはそっとしておくのがベストです。時を待つことです。

この回答へのお礼

狭義の強制連行の有無は瑣末な問題であることを韓国人もアメリカ人も認めております。ですので、河野談話を撤回し、狭義の強制連行を否定しても日本の姿勢は何ら変わらないのではないですか?

お礼日時：2014/02/09 09:58

No.2 回答者： puyopuyo37 回答日時： 2014/02/09 03:22

> 確かケビン・メア氏も狭義の強制連行の有無は瑣末な問題だと言っていたと思うのですが?

学者や官僚程度なら好き勝手なことも言えますが、国家は自国の利益を追求するものです。

事実でも、通用しない、認めて貰えないこともあり得ます。

韓国や北朝鮮崩壊時にお金を出すのは誰でしょう？

中国がお金を出せば、実質中国領となってしまいます。

アメリカとしては、それは嬉しい結果ではありません。

アメリカはご存じのように戦争やりたい放題でお金がありません。

「おい日本！お前、過去に悪いことしたんだから、金出してやれよ、頭下げて支那朝鮮の言うことを聞いておけよ」

これで、日本が金を出すのなら、尖閣を紛争にしてアメリカ軍を巻き込まないのなら、

河野談話カードは自白の証拠として有効に活用するでしょう。

少なくとも、私がアメリカならそうします。

この回答へのお礼

河野談話を撤回することは狭義の強制連行を否定するだけなのに、なぜ問題なのでしょうか?狭義の強制連行の有無は瑣末な問題なのでしょう?

お礼日時：2014/02/09 09:56