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こちらのカテゴリーをいろいろ見ていたところ、
『マイナスイオンドライヤーを濡れた髪に使用
すると髪が溶ける』、とありました。

その信憑性、メカニズムまたは参考URL等、ご存知の
方いらっしゃいましたら教えて下さい。
よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

> そんな危険な物が、現在なんの問題もなく発売されて


> いるものなんでしょうか?

う~ん,マイナスイオンドライヤーが危険なものだという認識は,メーカー等にはありませんし,また,私が言うのも何ですが,これは,妥当な認識だと思っています。
火災になる,家財を壊してしまう,生命に危機を及ぼしてしまう,そういうものでなければ,危険なものとは言えないというのが,一般的な認識です。
つまり,キューティクルが多少溶けたとしても,命に別状がないのですから,「危険なもの」とは言えないのです。
ですから,正確には,「マイナスイオンドライヤーは,髪の毛にトラブルをもたらす,困ったもの」というのが正しいと思います。
なお,改良されているかどうかについてですが,素人目には変わっていないと感じています。

> オゾンが水に溶けるときにキューティクルを溶かす、
> という原理というか仕組みはご存知ですか?

これは,私は科学者ではありませんので,オゾン水が髪の毛を溶かすという事実が一番大事であり,そのため,そこまで解明する必要がなかったため,私にはわかりません。
ただし,現象としては理解しています。
そして,私たち理容師・美容師には,この「現象」が一番大事なのです。
と言うことで,申し訳ないですが,これについては,他の方に回答していただくか,または,amamamamさんが科学者でしたら,研究されてみてはいかがでしょう。

私が記憶している実験方法は,一種の加速度実験だと思います。
ビーカーにオゾン水を満たし,その中に髪の毛を数日間つけておくと言うものです。

> 使用してからのトラブル、具体的にはどのようなこと
> なのか、差し支えなかったら教えていただけませんで
> しょうか?

髪の毛の色素が減少する(黒髪がダークブラウンに近い色まで減色した)

クセ毛が出るようになった,または,クセ毛がきつくなった

コールドパーマのかかりが悪くなった,または,悪くなったように感じる

などですね。
まぁ,生命の危機にさらされるようなことはなかったですけどね。
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この回答へのお礼

丁寧にどうもありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2004/05/08 10:07

その話を出している本人です。


一応,髪の毛の専門家です。

えっと,マイナスイオンドライヤーというものは,実は,かなり昔に一度販売されていた経緯があります。
ただし,名前はマイナスイオンドライヤーではありませんでした。

と,その前に,マイナスイオンとかイオンとか,「発生」させることは不可能だそうです。
正確には,余程の条件が整わない限り,発生したイオンは存在し続けることは出来ないのです。
そして,その条件は,普段私たちが生活している上では,とても整うことが出来ない状態にあるため,例え,発生出来たとしても,イオンはすぐに分子に吸収されてしまうのです。
まぁ,これは,マイナスイオンを電子として見た場合で,私たちの生活上でも,マイナスイオンは存在していると言えると思います。
ただし,それは,水の中だけの話で,空気中では存在することが出来ないはずなんですけどね。

昔話は別にしても,マイナスイオンドライヤーが発生していると言っている「マイナスイオン」は,確かに,機器で計測しますと,「必ず」,マイナスに振れます。
このマイナスに振れさせることが出来る分子は,ドライヤーの中で放電することで作ることが出来ます。
プラズマを使用していると謳っているドライヤーでも,実際には単なる放電現象を使用しています。
空気中に,特に熱した空気に放電することで,簡単に出来る分子と言えば,これは「オゾン」です。

もし,水を使用しているとしますと,この水を攪拌したり,振動させたり,熱したりして,細かい水の分子一つ分くらいの粒にしますと,機器の計測の仕方次第でマイナスに振れます。
もともと,マイナスイオンを「発見した」のは,噴水や滝の近くです。
水の分子は,マイナスに傾いている側とプラスに傾いている側が存在し,このマイナスに傾いている側を検出して「マイナスイオン」と名付けたようです。(だから,本当は,「マイナスイオン」という名称は妥当なものではないのです)
ですから,マイナスイオンを発生していると謳っているものでも,水を使用しているものでしたら,安全だと言えると思います。

しかし,マイナスイオンドライヤーは,水を使用しておらず,これを放電という電気的な機構でに発生させています。
ですから,発生させているのは,マイナスイオンではなく,オゾンを発生させていると言えるのではないでしょうか。

オゾンを発生しているドライヤーと言えば,昔,「オゾンドライヤー」というものが存在していました。
そのドライヤーは,「放電させることで(プラズマを使用することで)オゾンを発生させています」と説明されていました。(実際には,ドライヤーというものの中(つまり,空気中)でプラズマを発生させることは不可能だそうです)
その後,オゾンが水に溶けることで,髪の毛の健康を損ねる,つまり,髪の毛を溶かしてしまうことがわかり,理容・美容の組合などを通して,使用しないようにと言う通達を私は受けています。
一応,そのときの通達を正確に書けば,キューティクルを溶かしてしまうと言うものだったと記憶しています。

昔のオゾンドライヤーと,今のマイナスイオンドライヤーは,構造上,ほとんど同じと言えると思います。
少なくとも,発生装置は,放電を使用していると言うことから,同じと言って良いようです。
と言っても,30歳代前半以下の人は,その構造を見比べることは出来ないかもしれませんが・・・。
少なくとも,オゾンドライヤーの危険性は,30歳代後半以上の理容師・美容師などでなければ,知らないことかもしれません。(まぁ,そういう人でも,覚えているかは不安ですが・・・)

で,ここまでの話を簡単にまとめますと,

1.
マイナスイオンドライヤーは,マイナスイオンではなく,放電によって,オゾンを発生している。
2.
オゾンは,水に溶けることで,髪の毛(キューティクル)を溶かしてしまう。

です。

ちなみに,言われているマイナスイオンの効果ですが,水の分子として考えますと,私も効果はあるのではないかと愚考しています。(ただし,その量にもよりけりだと思いますが・・・)
つまり,マイナスイオンが空気中に存在すること自体は疑問に感じながらも,その効果は認めています。
でも,飽くまでも「水分子」であることが重要だと思います。
これが,つまり,機器で計測してマイナスに振れる分子がオゾンでしたら,話は別になります。
ましてや,オゾンが水に溶けた状態になれば,近づけたくもありません。

もちろん,マイナスイオンドライヤーを1度や2度使用したからと言って,髪の毛は大きなダメージは受けません。
かえって,良い結果になると感じてしまうこともあると思います。
しかし,長く使用し続けてしまいますと,いつかは,必ずと言って良いくらい,髪の毛にダメージを与えてしまうものだと思いますよ。
まぁ,髪の毛が濡れていない状態で使用すれば,何ら問題にならないのも事実だと思いますが・・・。

一応,お断りしておきますと,これは,私個人としての考えです。
もちろん,私は髪の毛の専門家であって,科学者ではありません。
ですから,間違っている可能性も含まれていると考えてください。(私自身は,間違っていない自信はありますが・・・)
また,これらのことを書くのに参考にしたサイトを参考URLに一つだけ入れておきます。(その他のは,散在している状態ですので,ご勘弁してください)
また,参考にしたのは,この他にもお客様からの情報(使用してからのトラブルなども含みます)などもあります。

そうそう,書いている本人ですから,信憑性については,みなさんに任せます。

参考URL:http://www.yasuienv.net/
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この回答へのお礼

詳しい回答、ありがとうございます。
追加でいろいろ聞きたいことができてしまいました。

その後,オゾンが水に溶けることで,髪の毛の健康を損ねる,つまり,髪の毛を溶かしてしまうことがわかり,理容・美容の組合などを通して,使用しないようにと言う通達を私は受けています。

昔、そのオゾンドライヤーがキューティクルを溶かす
と通達があったそうですが、そんな危険な物が、現在
なんの問題もなく発売されているものなんでしょうか?
改良されたからこそ、発売されたわけではないので
しょうか…。

オゾンが水に溶けるときにキューティクルを溶かす、
という原理というか仕組みはご存知ですか? 
また、使用してからのトラブル、具体的にはどのよう
なことなのか、差し支えなかったら教えていただけ
ませんでしょうか?

お礼日時:2004/05/05 01:43

まぁ、なんというか化学専攻の人間からすれば、マイナスイオンが空中にふよふよしているってこととか、ドライヤーとかでおいそれと発生するってのが信じられないですw



また、ドライヤーを当てつづけて髪の毛を乾かすと考えている人もいますが、あくまでタオルなどで吹きながら当てるってのが普通です。

髪に対して無理させすぎたのでは?という感じがします。
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うちはN社のを1年以上使っていますが、No問題です。


ちなみにノーマルドライヤーとの差は大差ありません。
少し静電気が起こりにくいかなという程度ですが、これも気分のものです。
予断ですが、加湿器もマイナスイオンタイプですが、これも同じようなものですね。
まぁ、わたし的に言えば、あれだけのメーカーの広告を考えれば、この結果はおおかた詐○みたいなものですね。
メーカーの策略にみごとにのってますね、私^^;
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残念ながらそんな話は聞いた事がありませんね。


おそらくどこかの掲示板でのたわいのないうわさ話を鵜呑みにしてい
るか、マイナスイオンドライヤーが髪に良いと言う事で、使いすぎに
よるドライヤーの熱でキューティクルが痛んだ人が大げさに話してい
る話か。
いずれにせよ、ぬれた髪を乾かすのがドライヤーの役目。
イオンが出ていようがいまいが、長時間使用しては髪に良いはずはあ
りませんが……
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